リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
王允との模擬戦を終えた俺はなのは達の居る管制室まで行き、中に入ると
「「一真君大丈夫(か)!?」
「「怪我してないよね!?」」
なのは、フェイト、はやて、すずかの4人が俺に近寄り安否を尋ねてきた
「大丈夫だ。まぁ、ちょっと疲れたけどな」
4人にそう言うと、ポケットからチョコレートを取り出し食べ始める
「「「「よ、良かった~~~」」」」
4人は安心したのか胸を手を当てホッとした顔をしていた
「一真」
「ん?どうした隼人?」
チョコを食べていると、隼人が話しかけてきた
「お前、あの一瞬で何をした?パッと見じゃ解らないが魔法を使ってないんだろう?」
「・・・・どうしてそう思うんだ?」
隼人に尋ねると
「・・・あの鎖は力を込めれば俺でも簡単に壊せる。だけど、その後に続いてくる無数の武具を全て避けきることは出来ない。魔法を使って避けれたとしても必ず被弾がある。それに一瞬だけだったがお前の両目が紅くなっていた」
「・・・・モニター越しとは言えよく気づいたな。その通りだ、俺は一瞬だが肉体のリミッターを外したのさ」
俺は全員に俺が何をしたのかを教えた
「集中力を極限まで高めることによって脳を活性化させ全ての事象がスローモーションに見える・・・・なんちゅうチートな力や」
俺の説明を聞いたはやてが唖然としていた。よく見ると、なのは以外の全員がその事に驚いていた
「勿論リスクもある。使用すると身体にかなりの負担がかかる、今の俺のようにな。だから常に甘い物をもってないといけないのさ」
チョコを一かじりして言う
「言っておくがオーバーロードは魔導師で言うレアスキルじゃないぞ」
「え?そうなの?」
「ああ、理論上では訓練すれば誰でも使えるようになる」
「一真君はどうやってオーバーロードを習得したの?」
「死と局面したとき、『こんな所で終わってたまるか』って思って極限まで集中力を高めたときに目覚めた。オーバーロードに目覚めなかったら俺はここに居ない」
ネギまの世界でのエヴァンジェリンとの死闘の時を思い出した。あの時は本当に死ぬかと思ったからな~
「そうや!なぁ、一真君今度の休みの日なんか予定あるか?」
昔の事を思い出しているとはやてが話しかけてきた
「いや、特に予定は入ってないが・・・何でそんなこと聞くんだ?」
はやてに聞き返すと
「そんならミッドチルダを案内したるで」
「魔法の世界の中心か・・・・少し興味あるな」
「なら決まりやな!」
「はやてちゃんずるい!一真君、私も一緒に案内してあげる」
「私も!」
「じゃあ、私も行ってみようかな。どんな所か興味あるし」
俺が行くというと、なのは、フェイトがはやてと一緒に案内するといい、すずかは一緒に着いて行くと言う
「案内は一人で充分や!それに、なのはちゃん達はその日は仕事やって言ってたやないか」
「「っう」」
はやてに言われ仕事があることを思い出したなのはとフェイト。こうして俺の週末の日程が決まった
そして週末
「ここがミッドねぇ~~。都会って感じだな」
「中央に建ってるんが時空管理局地上本部やで」
「大きいね」
「あそこまで大きくする必要無いと思うのは俺だけか?あきらかに税金の無駄遣いだろう」
俺がそういうと、はやてが苦笑いをした
「ほんじゃあ行こか。今日は私のお勧めのお店と町を一通り案内するで」
それから俺達ははやての案内で町を回り、現在俺は店の外ではやて達を待っていた
「女性の買い物は長いって聞くけど、本当にその通りだな」
『そんなに暇なら店に入ったらどうだカズマ?』
「ゼオン・・・俺に女性の下着しか売っていないランジェリーショップに入れって言うのか?そこまでの度胸は俺には無い」
ゼオンにそう言い、飲み物を買おうとした時大勢の人が走ってどこかに向かうのを見かけた
「すいません、何かあったんですか?」
気になった俺は一人の男性に尋ねると
「ああ、なんでも強盗が現れて建物に立てこもっているらしいんだ」
俺にそういうと男性は走って言った
『どうするんだマスター?』
「何か嫌な予感がするから行く」
『いいか?俺達の要求はただ一つだ逃走用の車かヘリ、簡易の次元ポートを持ってこい!!さもねぇとこの中にいる奴等を全員ぶっ殺す!!』
俺が事件現場に着くと、野次馬がたくさんおり更に警察のような人たちがいた
「どこの世界でも必要な物は大抵同じなんだな」
「お願いします。お兄ちゃんを助けてください」
すると、聞き覚えのある声が聞こえた。気になった俺は人だかりの中を前に進み声のするほうに向かうと
「ティアナちゃん?」
ティーダさんの妹のティアナちゃんがいた
「か、一真さん!!」
俺に気付いたティアナちゃんは俺に抱き着いてきた
「一真さん、お願いします。お兄ちゃんを、お兄ちゃんを助けてください」
ティアナちゃんが泣きながら俺に言ってきた
「助けてって・・・まさか、ティーダさんあの中にいるのか?」
「はい。お兄ちゃんは強盗団の人たちが入ってきたとき、私を逃がしてくれたんです。その時、どこかを撃たれたみたいで」
「撃たれたか。こりゃあ、のんびり待っている暇は無いな」
俺はティーダさんが撃たれたと聞き、犯人を捕まえることにした
「ティーダさんは必ず俺が助ける、勿論他の人もな。だから信じて待っててくれ」
ティアナちゃんの頭を撫でてそう言うと、ティアナちゃんは頷いた
一真 side end
3人称 side
「さて・・・行きますか」
強盗団が立てこもったビルから少し離れたビルの屋上に一真は立っていた。既にBJとゼオンを起動しており準備は満タンである
「瞬動術『縮地无彊』」
一真は超長距離瞬動を使い一気に強盗団に立てこもっている屋上に移動した。そして、屋上にいる見張りにばれないように着地すると持っていたペンを投げた
「・・・何だ今の音は?」
ペンの音に気付いた犯人はそちらのほうを向くと
「っぐぅ!?」
一真に後ろから手刀を首に叩き込まれ気絶した
「ファーストフェイズ終了。セカンドフェイズに移行」
屋上のドアをゆっくりと開け、サーチャーを数個飛ばし中の様子を探らせた
「数は20人、人質は一箇所に集められている。敵の武装はマシンガンか・・・・重要なのは敵に察知されないことと速さ。・・・・久々にあれを使うか」
一真は立ち上がり、
「解放固定『千の雷』、掌握!術式兵装『雷帝』」
一真は千の雷を己の体に取り込んだ
「ミッション・・・スタート!!」
ティーダと人質を助けるために一真はビルに突入した
「まったく、何で休日にこんなことになるんや!!」
一真がビルに突入した同時刻、はやてはBJを着て待機していた。すずかと一緒に新しい下着を買い終え、一真の所に戻ったが一真は居らず近くで事件が起こっており、はやては急遽呼び出されてしまったのだ
「すずかちゃんもごめんな。こんなことに巻き込んでしもうて」
「ううん仕事だもんしょうがないよ」
「ほんならザフィーラ、すずかちゃんの護衛は任せたで」
「はい」
はやてはすずかに悪い虫が湧いてこないようにザフィーラを呼び、転移でミッドまで来てもらいすずかの護衛を頼んだ
「しっかし、一真君はどこに行ったんや?・・・まさか、事件現場におるなんてことは・・・」
はやての予想は大方当たっていた
「大丈夫ですか?」
「ああ、なんとかね」
ティーダは撃たれた肩を抑えながら聞いてきた少女の問いに答えた
「(クソ、よりによってデバイスが無い時にこんな事件に遭遇するなんて。だけど、デバイスがあったとしても、俺一人では人質を守りながらこの人数を相手にすることは不可能だ)」
ティーダは冷静に状況を確認していた
「(勝機は敵が油断、驚いた一瞬。だけど、現状ではそんなことはありえない)」
『な、何だ貴様は、がぁああああ!?』
『こいつ・・・・うわぁああ!?』
「おい、どうした!?」
「(何かあったのか!?)」
無線から聞こえてきた音でティーダは何かが起きていると解った
『リ、リーダー!た、大変です。変な光を纏った魔導師が・・・・・ああああああ!?』
「変な光を纏った魔導師!?局の者か!?詳しく教えろ!!」
「リーダー!大変です、他の階の同志たちからの連絡が途絶えました!!」
「っく、一体何が起こっているんだ!?」
すると、ドアが弾け飛んだ
「どうも~~三河屋で~~す。不吉をお届けに来ました」
そして、『雷帝』状態の一真が部屋に入ってきた
「貴様か、仲間を倒した魔導師は!!」
「まぁな。・・・・さて」
一真は切っ先を犯人たちに向けた
「武装を解除して投降しろ。しない場合は不本意だが、力ずくで行かせてもらう」
「そう言われて解除する馬鹿がいると思うか!!」
リーダーの傍にいた一人が銃口を一真に向け、発砲しようとした時
「っな!?」
一真は既に相手に懐に入っていた
「はぁっ!!」
そして、剣を振るい犯人を斬り裂いた。勿論、非殺傷設定なので死にはしないが
「っく」
リーダーらしき人物は人質の中から一人を掴み拘束し銃口を少女に向けた
「っきゃぁ!?」
「いいか小僧、そこから一歩でも動けばこいつの命は・・・」
「・・・命は・・・なんだ?」
リーダーが言い終える前に一真は瞬動の強化版『雷速瞬動』でリーダーの前に移動し、発砲される前に銃を掴み握り潰した
「じゅ、銃を握り・・・」
「ふん!」
そして、リーダーに頭突きを喰らわせ、少女を解放させると少女を連れてティーダに所に移動し
「頼みます」
少女をティーダに頼む、再びリーダーの前に移動した
「これで終わりだ・・・・爆炎剣!!」
一真は炎を纏った刀でリーダー格を薙ぎ払った
「ふぅ~~~」
一真は全員が倒れていることを確認した後、術式兵装を解き犯人を全員拘束しティーダ達に近寄った
「大丈夫でしたかティーダさん?」
「ああ、撃たれたところ以外わね」
「傷見せてください。治療しますから」
一真に言われ、撃たれたところを見せると
「『治療』」
呪文を唱え一真はティーダの傷の手当てをした
「一応傷口はふさいでおきました。後で病院で適切な処置を施してもらってください」
「すまない一真」
「いえいえ」
その後、異変に気付いた武装隊の報告を受け突入してきた局員に後を任せ、一真は去ろうとしたが、はやてに見つかりこってりと説教を受けた