リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第20話

   

 

   一真 side

 

 

 結衣がここに転入してきてからはや一週間。この一週間で俺の精神はゼロに近い所まで落ちていた、何故なら

 

 「はい一真、あ~~ん」

 

 昼食時に決まって結衣が俺にご飯を食べさせようとし、それを他の男子が憎しみの目で見、更に

 

 「「う~~~」」

 

 「むぅ~~~」

 

 「ぬぅ~~~」

 

 なのは達が黒いオーラのようなものを纏って見ている

 

 「ゆ、結衣、後は自分で食べるから。自分の分を食べろ」

 

 「もう少し食べさせてあげたかったんだけどな~~」

 

 そう言い、結衣は自分の分の昼食を食べ始めた

 

 「はむ。これで一真と間接キスね~~♪」

 

 「ぶぅ~~~!?」

 

 その言葉を聞き、俺は飲んでいたお茶を盛大に吹いてしまった

 

 「もう我慢できないの!!」

 

 その言葉を聞き、なのはが立ちあがり

 

 「更識さん!貴方に一真君をかけて勝負を申し込みます!!」

 

 なのはが結衣に向かってそう言った

 

 「私もだよ!」

 

 「私もや!!」

 

 「私も!」

 

 そして、フェイト、はやて、すずかの3人がそれに同意した。って、俺は物か!?

 

 「勝負ねぇ・・・いいわよ、貴方達と戦ってあげるわ」

 

 結衣は扇子を開くとそこには〈承諾〉と書かれていた

 

 「さて、勝負の内容だけれど・・・私は何でも構わないわよ、勉強、運動、料理・・・勿論、魔法でも・・・ね」

 

 「「「「「「!?」」」」」」

 

 その言葉を聞き、なのは達は驚いていた

 

 「ど、どうして魔法の事を?」

 

 「どうしてって、私も貴方達4人と同じで魔導師だからよ」

 

 そう言い、結衣は付けているネックレスをなのは達に見せた

 

 「因みにこれを作ってくれたのは一真よ♪」

 

 そして余計なことまで言った

 

 

 

 

    一真 side end

 

 

 

 

 

    3人称 side

 

 

 

 

 学校が終わり、8人は一旦家に帰ると一真の家に集合しダイオラマ球の中に入った。なのは、はやて、アリサ、隼人は中に入り呆然としていたがすぐに正気に戻り結衣との勝負の準備を始めた

 

 「それでは、第一回」

 

 「如月一真争奪戦を始めるわよ」

 

 「おい!何だそのタイトルは!?それよりもこのロープをほどけ!!」

 

 即席で作った実況席にアリサと隼人が座り、一真は逃げないようロープで縛られていた

 

 

 「うるさいよ一真。では、選手を紹介します。赤コーナーからは管理局最恐?と呼ばれている高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやて。セコンドには私のコンビである月村すずかがついています」

 

 「ボクシングか!?それより、いつの間にそんなの作ったんだ!?」

 

 「続いて、青コーナーから如月一真の婚約者、更識結衣選手。そして助っ人の更識簪選手の登場だ」

 

 「無視するなーーー!?」

 

 隼人は一真の言葉を無視して話を進める

 

 「・・・何で私まで?」

 

 「私一人じゃ苦戦しそうなのよ。何せあっちは私より魔法での戦闘経験が多いし」

 

 結衣は作戦会議をしているなのは達を見る

 

 「それにしても、まさか全員が魔法での模擬戦闘って言うなんて思わなかったわ」

 

 結衣は扇子を開くとそこには〈驚き〉の文字が書かれていた

 

 「でも、それはお姉ちゃんの問題で私には関係無い」

 

 簪は結衣をジト目で見た

 

 「後で、簪ちゃんの好きなアニメのDVD買ってあげるから・・・ね?」

 

 結衣がそうウインクすると

 

 「・・頑張る」

 

 簪はやる気を出した

 

 「それじゃあ、試合内容を確認するわ。勝負内容は魔法での模擬戦。そして、勝者チームには賞品として一真とのデートする権利が与えられるわ」

 

 「ちょっと待て!それ初耳なんですけど!?」

 

 一真は自分の知らないところでルールの変更がされていることに気が付く

 

 「それじゃあ、始めようか」

 

 「レイジングハート・エクセリオン・・」

 

 「バルディッシュ・アサルト・・」

 

 「シュベルトクロイツ・・」

 

 「「「セットアップ!」」」

 

 なのは達3人は愛機を起動しBJを纏った

 

 「それじゃあ、私達も行きましょう。アクアエリシオン・・・」

 

 「・・ファントム・・」

 

 「「セットアップ」」

 

 結衣と簪もBJを纏った

 

「さて・・戦う相手だけれど。私は八神さんとハラオウンさんの二人と戦うは簪ちゃんは高町さんをお願い」

 

 「うん」

 

 「それでは、魔導ファイト!レディー―――・・・・ゴー――!!」

 

 「ガンダムファイト!?」

 

 隼人の発言に一真は突っ込みを入れた

 

 

 

 

 

 「「はぁっ!!」」

 

 結衣の槍とフェイトの斧がぶつかり火花が散った。フェイトが離れると同時にはやての魔力弾が迫ってくるが結衣は槍を回しそれを弾き飛ばす、その隙にフェイトは結衣の背後に移動し斧を振るったが結衣はそれを屈んで避けた

 

 「っ!?(今の攻撃を避けた!?)」

 

 「隙だらけよ!」

 

 結衣は振り返ると同時に薙ぎ払うかのようにランスを振るったが

 

 「プロテクション!」

 

 それはフェイトの張った障壁によって防がれてしまった

 

 「クラウ・ソラス!」

 

 後方で援護に徹していたはやては氷華が止まった瞬間を狙って砲撃を放つが

 

 「ブリザードスマッシュ!!」

 

 結衣は槍の矛に魔力を込め更に冷気を纏わせ、砲撃を斬り裂いた

 

 「アブソリュートゼロ!」

 

 結衣は槍の矛先から冷気を纏った砲撃をはやてに放った

 

 「きゃぁ!?」

 

 はやては防御魔法を使って砲撃を防御したが少し出すのが遅く掠ってしまった

 

 「はやて、大丈夫?」

 

 「掠っただけやから問題ないで。それにしてもクロノ君のデュランダルと違いほんまもんの氷結の変換資質かいな。服と杖が少し凍ってしもうたわ」

 

 はやては空中で体勢を整えると服の一部が凍っていることに気が付いた

 

 「確かに私は氷結の変換資質を持っているわ。だけど、それだけじゃないのよ」

 

 結衣の言ったことが解らず首を傾げるフェイトとはやて。結衣は手を上げると、3人の間に水球が現れた。そして指を鳴らすと水球が爆発した

 

 「これが私のもう一つの能力『水流操作』よ。大気中になる水分や海、川、湖等水を意のままに操ることが出来るわ」

 

 「レアスキル持ちかいな。これは厄介やわ~」

 

 「私の水芸・・・ゆっくり見て行くといいわ」

 

 「遠慮しとくわ。風邪引きとうないしな」

 

 「それに、速く倒して一真とデートしたいしね」

 

 3人は斧、槍、杖をそれぞれ構え戦闘を続行した

 

 

 

 

 「アクセルシューター」

 

 なのはは簪に向かって、複数の魔力球を放った

 

 「クロスファイヤー・・・シュート」

 

 それに対し、簪も魔力球をなのはと同じ数だけ形成し放たれた魔力球目掛けて放った

 

 「ディバインバスター!!」

 

 「アブソリュートゼロ!」

 

 収束砲撃が同時に放たれ二人の中央でぶつかり相殺された

 

 「(この子、魔力の収束、誘導、形成がすごく速い。でも、遠距離での勝負なら私に部があるこのまま数で押し通せば)」

 

 なのはがそう思っていると。煙を破り簪が突っ込んできた

 

 「(え!?)」

 

 「えぇい!!」

 

 簪は杖の先端から魔力刃を展開しなのはに斬りかかる

 

 「(もしかしてこの子、フェイトちゃんと同じオールラウンダー!?)」

 

 「そこ!」

 

 簪は驚いているなのはの一瞬の隙を見つけ、魔力刃付きの杖を素早く振う。なのはは寸前の所で躱したが少しだけ掠ってしまい当たった場所が斬り裂かれていた

 

 「(この子遠近両用のタイプだ。それにあの杖に扱い方きっと何かの武術を習ってる。けど魔法戦はまだ慣れてないみたいだね)」

 

 なのはは驚きながら簪のほうを見る

 

 「(なんだろうこの子の事鍛えてみたくなってきちゃった)」

 

 すると教導官としての血が騒いできてしまった

 

 

 

 

 「凄いな彼女達、なのは達と互角に戦ってる」

 

 隼人が5人の戦闘を見て言う

 

 「身体能力で言えば結衣と簪はあの3人を上回っている。戦闘経験不足も家で行っていた訓練によりある程度補える」

 

 「そう言えば、二人のデバイスは一真が作ったんだよな?」

 

 「まぁな。手間がかかったけどいいものが出来たって言う自信はあるぜ」

 

 「いっそのことデバイスマスターの資格取ったらどうだ?」

 

 「う~~ん考えとくわ。それより、ロープ解いてくれ、逃げはしないからよ」

 

 隼人にロープを解いてもらった一真は軽く背伸びをして体をほぐし5人の模擬戦闘を再び見始めた。模擬戦闘は2時間続き、5人の体力が無くなったことにより結果はドローになり、一真とのデートは無しになった

 

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