リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第22話

   一真 side

 

 

 「皆、任務ご苦労様」

 

 フェイトの話を聞き終え、暫くすると俺達はクロノさんに呼ばれ作戦会議をおこなった場所に呼ばれ労いの言葉を貰った

 

 「俺は疲れてないけど、なのは達にはあの光景はトラウマの一つに入るかもな。まぁ、結衣は入らないと思うが」

 

 「・・・一真・・慣れているとはいえ私だって女の子なのよ」

 

 「普通の女の子は慣れないだろう」

 

 正直に言うと

 

 「ふん」

 

 拗ねてしまいそっぽを向いてしまった。すると

 

 『ク、クロノ執務官!』

 

 通信がが入ってきた。場所的に医務室だな

 

 「どうかしたのか?」

 

 クロノさんが尋ねると

 

 『じ、実は先ほど保護された少女が目覚めたのです。ですが、私達を見た途端暴れ出してしまったんです』

 

 「・・・恐らく、白衣を着た人物にトラウマを持っているのかもしれない。シャマルを呼んで治療をして貰うしか・・・」

 

 『その必要はないですよ』

 

 「か、一真!?いつの間に医務室(そこ)に!?」

 

 俺が医務室に居ることにクロノさんが驚いている

 

 『今着いたところですよ。あの女の子の事は俺に任せてください』

 

 そう言い、俺は通信回線を強引に切った

 

 

 「さて・・・・」

 

 俺は毛布にくるまっている女の子に近づくと

 

 「っ!!」

 

 女の子は俺に手を向け魔力弾を撃ってきたが

 

 「・・・・」

 

 俺は避けはせずそれに当たった。そして、ゆっくりと女の子に近づいて行った

 

 「・・・な・・で」

 

 女の子は震えながら小さな声で言うと

 

 「来ないで!!」

 

 今度はさっきよりも多くの魔力弾を作り撃ってきたが

 

 「・・・・」

 

 俺はそれを喰らいながらも女の子へと近づいて行く。そして、女の子のいるベッドにたどり着き俺は

 

 「大丈夫だ。ここにお前を傷つける奴は誰もいない」

 

 その子を抱きしめ、桜の頭を撫でるみたいに撫でながら言った

 

 「怖かったんだよな。また、あの研究所でされたことと同じようなことをされると思ったんだろう?」

 

 「・・・・」

 

 女の子は無言で頷く

 

 「・・・名前、聞いてもいいか?」

 

 「・・・・・レン」

 

 尋ねると名前を教えてくれたので

 

 「俺は一真だ。よろしくな、レン」

 

 「・・・・うん」

 

 「まだ疲れてるだろうもう少し眠りな」

 

 俺はレンを寝かせ布団を被せると落ち着くように頭を撫でた。そして、小さい頃母さんが歌ってくれた子守唄を歌う(曲はポケモンの映画〈七夜の願い星ジラーチ〉でハルカが歌っていた曲です)

 

 「・・・すぅ、すぅ」

 

 緊張が解けたのか子守唄のお蔭かは解らないがレンはすぐに眠り、俺は医務室から出ると

 

 「相変わらずの手腕ね」

 

 外に出るとなのは達がおり、俺とレンの会話を聞いていたらしい

 

 「か、一真君、大丈夫怪我してるみたいだけど」

 

 「こんなもん、レンが受けた苦しみに比べたらどうってことねぇ」

 

 「そう言えば、一真君。研究所で使った魔法は一体何なんや?」

 

 「ああ、闇の魔法〈マギア・エレベア〉のことか?」

 

 「闇の魔法って随分物騒そうな魔法やな」

 

 はやてが顔をひきつかせた

 

 「ねぇ、はやてちゃん何の話をしてるの?」

 

 話が解らなかったなのはがはやてに聞く

 

 「いやな、一真君あの研究所で魔法を自分の体に取り込んだんよ」

 

 「ええ!?」

 

 「(そろそろ教えておいたほうがいいかな?)フェイト、訓練室に案内してくれないか?」

 

 「うん」

 

 俺達は訓練室に向かい、到着すると俺は部屋の中央に移動する

 

 「よ~~~く、見ときな。これが闇の魔法・・・(この世界では)俺だけの技法だ。・・・・解放固定〈千の雷〉!掌握!!」

 

 膨大な雷の魔力が体内に取り込まれ、俺の体全体が紫電へと変わった

 

 「術式兵装〈雷帝〉」

 

 「ほ、本当に取り込んだ」

 

 「研究所で見たのと違う」

 

 「まぁ、魔法が違うからな」

 

 「「「「え!?」」」」」

 

 なのは達は俺が背後にいたことに驚いた

 

 「え?中央に居たはずなのに」

 

 「これが、〈千の雷〉を取り込んでなった〈雷帝〉の付加能力・常時雷化だ」

 

 「い、雷化?」

 

 「そ、雷化中は思考加速、身体機動加速が増加する。この状態でも速いが瞬動を使えばまさに雷速。速さで俺に勝てる奴はいなくなる」

 

 「いくらなんでもそれは無理なんと」

 

 はやてが言い終えるのを待たず

 

 「拳銃の弾丸の初速は400m/s、狙撃銃が1000m/s、それに対して雷は150km/s桁が違うのさ。瞬動の速さは大体拳銃と同じだ。魔法でも同じぐらいだろう」

 

 「だったら、一真だって・・」

 

 「フェイトちゃん忘れたんか?今の一真君は雷そのものなんや。出来てもおかしくないで」

 

 「そう言うことだ」

 

 俺は兵装を解除して肩を回した

 

 「さて、レンが起きたときに食べられる料理でも作りますか」

 

 そう言い、食堂へと赴く

 

 「一真、レンちゃんの事どうするの?」

 

 その途中、結衣が聞いてくる

 

 「家で面倒を見る・・・両親が見つかるまでな」

 

 そう言い、食堂で料理を作った後、クロノさんにレンの事を頼むと少し悩まれたが了承してくれた

 

 

 「レン、今日からここがレンの家だ」

 

 海鳴市に戻ってきた俺はレンを連れて玄関の前に立っている。後ろには結衣もいる

 

 「・・・私のお家?」

 

 「ああ。さぁ、入ろう」

 

 ドアを開け中に入ると

 

 「お兄ちゃん、結衣お姉ちゃんお帰りなさい」

 

 桜が俺達の事を出迎えてくれた

 

 「「ただいま桜(ちゃん)」」

 

 「ほぇ?お兄ちゃんと手をつないでいる子は誰?」

 

 桜が聞いてきたので

 

 「今日からこの家に住むことになったレンだ。桜、仲良くしてやってくれ」

 

 「うん。初めまして如月桜です。レンちゃん・・って呼んでもいいかな?」

 

 「・・・うん」

 

 「それじゃあ、改めて・・・・お帰りレンちゃん」

 

 桜が笑顔でレンに言った

 

 「えっと・・」

 

 レンはどうしたらいいか解らず俺の見る

 

 「ただいま・・・って言えばいいんだ」

 

 「た、ただいま」

 

 「うん!お帰り!!」

 

 そう言い、桜はレンを抱きしめた。こうして、我家に家族がもう一人増えた

 




出てきた少女の容姿は空の軌跡に登場する殲滅天使のレンちゃんです
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