リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
3人称 side
「ではこれより・・・」
「如月一真VS波風隼人の模擬試合を開始します」
GWの中盤に入った頃、おなじみのメンバーはダイオラマ球の中に居た
「実況は私、八神はやて。解説には更識結衣さん、アリサ・バニングスさんが行います。さて、解説の結衣さん、アリサさんこの模擬戦、どっちが勝つとおもいますか?」
はやてが結衣とアリサに尋ねる
「如月が強いって言うのは解るけど、私は隼人が勝つと思うわ」
「それは解説としての予想ですか?それとも恋人としての予想なんか」
はやてがにやにやした顔でアリサに聞くと
「も、勿論、解説としての予想よ」
アリサは顔を赤くし、そっぽを向いて答えた
「私は一真の実力は知ってるけど波風君の強さは解らないから如何とも言えないわね、でも」
結衣はそう言うと、扇子を取り出し開いた
「一真曰く『俺は第二のバグキャラだからな。倒すには俺と同じぐらいのバグキャラを連れて来るしかねぇぞ』って、昔言ってたわ」
開かれた扇子には『チート』っと書かれていた
「準備はいいか隼人?」
一真は正面に見据える隼人に聞くと
「ああ。・・・・・一真」
「ん?」
「実を言うとな、俺はお前と戦える日を楽しみにしてたんだ。お前の嘱託魔導師試験の模擬戦闘を見たころからな」
隼人はそう言いながら刀に手を添え構える
「・・・・お前もバトルマニアだったのかよ」
隼人の言葉に一真は頭を抱えた
「(どうして俺の周りはこうバトルマニアが多いんだ?)」
一真はネギまの世界での自分の義理の弟、自他や認めるバグキャラ、世界を救った自分の担任の親の事を思い出し盛大にため息を吐く
『二人とも準備はいい』
モニターが開き、なのはが一真と隼人に尋ねる
「(はぁ~もうどうとにでもなれ)俺はOKだ」
「いつでも始められる」
『それじゃあ、レディー・・・・ゴー!!』
『sonic move』
なのはの合図と共に隼人は高速移動魔法を発動し、一真の目の前に移動すると
「葬刃」
神速の居合い斬りを放つが、一真の持つ刀に防がれてしまった
「まさかとは思ったけど、やっぱり抜刀使いか。反応があと少し遅かったら斬られてた・・・ぜ!」
一真は力強く刀を振い、隼人を弾き飛ばした。一真は隼人を弾き飛ばすと同時に素早く隼人に近づく
「裂壊桜!」
隼人は素早く体勢を整えると魔方陣を展開し、剣を突き立て桜色の衝撃波を放った。一真は虚空瞬動で衝撃波を躱し背後に移動すると。右薙ぎに刀を振い攻撃するが
「水影身」
隼人は素早く右に移動すると同時に鞘で攻撃する。一真は鞘での攻撃を左腕で防ぐと隼人と距離を取った
「魔神剣!」
「斬鉄閃!」
一真が距離を取ったと同時に隼人は空(地)を這う衝撃波を飛ばす、それに対し一真は螺旋状に回転する剣圧を飛ばし衝撃波を打ち消すと、直ぐに隼人に接近する
「朧月夜!」
一真が接近してくると解ってた隼人は満月を描くような回転斬りを放つが、一真は寸前の所で軌道を変え隼人の上に移動する
「爆炎剣!」
炎を纏った刀を垂直に振り下ろした。その一撃を隼人はバックステップで躱したが炎までは躱すことが防護服の一部が焦げた
「(逃がすか)斬岩剣・・・」
一真は一歩前に足を踏み出し刀を振り上げる。避けることが出来ないと判断した隼人は腰にさしている鞘を抜き取り防御したが、鞘は一瞬で弾き飛ばされた
「追閃!」
一真は振り上げた刀をすかさず振りおろし隼人を斬った
「ぐぅ!?」
「百列桜花斬!」
一真は円を描くように刀を振り剣風を巻き起こし無数の斬り傷を隼人に付ける
「はぁ、はぁ・・・・一真、思った通りお前は俺がこれまで戦ってきた魔導師の中で一番強い」
「そりゃあどうも。隼人も中々のもんだぜ。だけど、俺が今まで戦ってきた奴らに比べるとまだまだだ」
「どんな人物達と戦ってきたのか知りたいもんだ」
一真の話を聞き、戦ってきた人物たちの事が知りたくなった隼人、防具服の損傷を直すと刀を鞘に納め抜刀の構えを取る
「魔力も残り少ない、この一撃に全てを賭ける」
隼人は膨大な魔力をその身に纏うと、一瞬で一真の懐に入り
「全てを断ち斬る!獣破轟衝斬!!」
鋭い居合い斬りを放つと跳躍しながら斬り上げた。その一撃は一真の積層多重障壁を打ち破り一真にダメージを与えた
「っう~~~!?まさか、俺の魔法障壁を破るなんてな・・・・凄い一撃だ。隼人、さっきの言葉は訂正する、お前は強いあいつ等と同じぐらいな」
そう言うと、一真は刀を構え膨大な魔力を解放する
「それ故に奥義を持ってお前を倒させてもらう。行くぞ!!」
空を蹴ると同時に一真はその身に不死鳥に似た炎を身に纏う
「奥義、紅蓮鳳凰剣!!」
そして、そのまま隼人に突撃する。隼人はその突進を上昇して躱したが、一真は直ぐに方向転回し再び隼人に襲いかかり、ぶつかった
「ふぅ~~~・・・取りあえず、今回の勝負は俺の勝ちだな」
一真は気を失い担がれている隼人に向け言うと、なのは達の所へ戻った