リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
3人称 side
「バルディッシュ・・・どうなるのかな」
別荘のリビングでフェイトはオロオロしていた。何故かと言うと束がバルディッシュを改造してもいいかと言い、現在、研究所で改造されているのだ
「安心しろフェイト、そこまで酷くはならない・・・はずだ」
一真は少しでもフェイトを安心させようとしたが、束の性格を知っているためか逆に自身が不安になってしまった
「あれ~~?何で通夜みたいな雰囲気になってるのかな?」
すると、束がリビングにやってきた
「はい、フェイトちゃんこの子は返すね」
「バルディッシュ、大丈夫!?」
束からBDを受け取ったフェイトはBDに聞くと
『大丈夫です』
「いや~~その子を作った人は凄いね~~。惚れ惚れするほどの腕前だったよ。取りあえずフェイトちゃん、強化されたその子を見てもらえるかな?」
「は、はい。バルディッシュ」
『yes sir』
フェイトは防護服に着替えず、BDだけを起動させた
「え?」
起動したBDを見てフェイトは思わず声を上げてしまった。前の形状は斧に近いような形をしていたが、今は完全に斧と槍を合わせたハルバートの形になっていた(要は劇場版の形)
「かっくんの研究所に有った素材を使って形を変えてみたのだ!それと驚くのはまだ早いよ~。フェイトちゃん、クレッセントフォームって言ってみてくれるかな」
「ク、クレッセントフォーム」
フェイトが名前を言うと、BDは大鎌へと形を変えた(これも劇場版A`sのもの)
「これも前と違う」
「前のハーケンフォームだったかな?それは魔力刃を展開するだけだったけど、そのクレッセントフォームは魔力刃を展開しなくても斬れるように調整してみたんだよ。勿論、魔力刃も展開できるから安心するといいよ。それと、ザンバーフォームは変わってないから」
「・・・・・」
フェイトはクレッセントフォームのままBDを軽く振ってみた
「前より少し軽い?」
「フレームに使っている素材はかっくん達が使っているのと同じものだよ。従来の物より軽いけど、かなりの強度があるのだ。それじゃあ、テストもかねて軽い模擬戦をして貰うね。相手はかっくんがいいね」
「俺?」
「うん、どうせやるなら強い人とやるのが一番だからね~~」
「まぁ、別にいいですけど」
「決まりだね~~」
『二人とも準備はいいかな~~?』
「いいですよ」
「私もいいです」
ディスプレイごしに見える束の言葉に頷き、一真とフェイトは愛機を構える
「フェイト、悪いが手加減は出来ないぞ。何せ束さんが改造したバルディッシュだからな」
「あははは」
一真の言葉にフェイトは苦笑いしかできなかった
『それじゃあ~~、レディ~~・・ゴー――!!』
「おぉおおおお!!」
束の合図共に一真は空を蹴りフェイトに近づき、刀を振り下ろす
「はぁあああ!!」
フェイトはそれをバルディッシュで受け止めた
「隙だらけだぞ!!」
一真は左腿にあるホルスターから龍銃を抜き、銃口をフェイトに向けると魔力弾を放つがフェイトは下降しそれを避けた
「(スピードが前戦った時より上がってる。弄ったのは機械だけじゃない見たいだな)」
フェイトのスピードが上がっていることに気付いた一真は、内心で舌打ちをした
「魔法の射手・連弾 炎の20矢!!」
一真は無詠唱・魔法の射手を放つ
「くぅ!?」
魔法の矢の嵐の中をフェイトは持ち前の高機動で避けて行くが徐々に追い詰められていく
『ソニックムーブ』
これ以上避けるのは無理だと判断したフェイトは高速移動を使い一真の背後に移動する
『クレッセントフォーム』
フェイトはBDをハルバードから大鎌へと変形させ、魔力刃を展開させ切りかかったが、一真は虚空瞬動を使い、フェイトの攻撃を避けると同時に背後に移動した
「はぁっ!!」
銃をホルスターに戻し、一真は両手で刀を握りフェイトに向けて一気に振り下ろした
『protection』
BDが咄嗟に障壁を張り一真の攻撃を防いだ
「はぁあああっ!!」
フェイトは一真が刃をどけた瞬間、薙ぎ払うかのように大鎌を振るったが、一真は瞬時に身を屈め、刀を持ったほうの手でフェイトの腹に正拳を叩き込んだ
「ぬぅん!!」
「きゃぁああああっ!?」
フェイトはそのまま海へと落ちた
「・・・やり過ぎたか?」
一真は海に落ちたフェイトを回収しに行こうとした時、フェイトが勢いよく海から出てきた。BDの形状も大剣へと変わっており、服装も変わっていた
「・・・・何だその服装は」
「真・ソニックフォーム・・・防御を捨てて速さを追及した形態だよ」
「速さのみを追求した形態か・・・・だけどよ、その服装は無いんじゃないのか」
現在のフェイトの服装はレオタードのみである
「ギリギリまで装甲を削ったらこうなったんだよ」
フェイトは顔を赤くしてそう言う
「ここからは簡単にはいかせないよ、バルディッシュ!」
『ソニックドライブ』
フェイトは雷状の魔力を体全体に纏った
「(俺の術式兵装と似てるな)」
一真が冷静に分析していると、フェイトの姿が消え一真の後方に移動していた。一真はそこまで驚くことは無かったが、あるものを見て驚いた
「(防護服が斬り裂かれている!?どういうことだ!?)」
「はぁああああっ!!」
フェイトは一真に接近し、通り過ぎると再び一真の防護服、並び肉体に切り傷が出来た
「(おいおい、速すぎないか!?俺の疾風迅雷並みのスピードだぞ!?)」
一真は自身でも反応できないフェイトの速さに驚いていた
「はぁああああっ!」
フェイトは再び、超高速での一撃を放とうとしたが
「ふん!!」
その前に一真の一撃を喰らってしまった
「あぁあああ!?」
「お前の才能には驚かされる。まさか、俺と同じ領域に至るなんてな。でも、残念なことに今のお前には弱点が三つある。一つ目、超高速と言っても発動した一瞬のみ、思考速度が速まるわけじゃないから、発動を潰せばいい。二つ目、パワー不足。まぁ、これは女の子だからしょうがないと言えばしょうがない。三つ目は防御力の低下だ。そこまで薄い装甲だからな、一発でも当たれば即終了」
「けほ、けほ」
腹への痛みにこらえながらフェイトは一真の話を聞く
「フェイトのこれからの課題は通常時の状態で、今ぐらいのスピードを出せるようにすることだな。ついでだ、フェイトにぴったりな技のヒントやるぜ」
「私にぴったりな技のヒント」
「ああ。その前に服装を元に戻せ。見せるのはそれからだ」
「バルディッシュ、ジャケットオン」
フェイトの服装がレオタードからいつもの服装に戻った
「じゃあ、括目して見な。これが・・・乱舞の太刀だ!!」
一真が刀を正面に構えると、刀身に魔力が込めら赤く輝いた
「行くぜ!!」
一真は驚異的なスピードでフェイトを乱れ斬っていく。あまりの速さの為、無数の剣閃が残る
「これで、終りだーーーー!!」
そして、最後に上空からの一閃でフェイトを斬り抜けた
「体の調子はどうだフェイト?」
模擬戦も終え、一真の最後の一撃を喰らったフェイトは気絶し別荘の一室で体を休めていた
「少し怠いけど大丈夫だよ」
「そうか、安心した」
一真はフェイトの言葉を聞き安心したが、顔はげっそりとしていた
「一真、何かあったの?疲れてるみたいだけど?」
「何、母さんの説教を喰らってな。『女の子に何てことするの!?傷が残ったらどう責任取るの!!』等々、延々と言われてな」
「そ、そうなんだ」
「そして、罰としてここに居る間、フェイトの頼みを出来るだけ聞けと言われた」
「え?えええええ!?」
一真の言葉を聞きフェイトは驚いてしまったと同時に
『一真~~~、お昼ご飯(2回目の)が出来たからフェイトちゃんを連れて降りてきなさい』
京子の声が聞こえた
「だとさ。・・・食欲はあるか?」
「う、うん。一真、さっき私の頼みを出来るだけ聞くって言ってたよね?」
「ん?ああ」
「じゃ、じゃあ、食堂までわ、私を抱っこして連れて行って」
フェイトは顔を真っ赤にしていった
「・・・・了解しました、お嬢様」
一真はフェイトに一礼すると、フェイトを抱っこ(お姫様)して食堂に向かった。それから、別荘に居る間フェイトは一真にいろんなことを頼み、常に顔を真っ赤にしていたとさ
設定1に龍銃の設定を加えました。それと、唐突ですが読者の方にお聞きします。皆様の好きなSRWの機体は何ですか。因みに自分のベスト5は
1位 サイバスター
2位 ヤルダバオト(神化含む)
3位 ダイゼンガー
4位 大雷鳳
5位 アルトアイゼン・リーゼ
です