リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
3人称 side
「うぅうううう~~~また負けた」
夏休みも中盤に入った頃、なのはとフェイトは恒例(小説オリジナル)の模擬戦を行っており、現在の所10戦10勝でフェイトが勝ち越している
「バルディッシュが新しくなってからフェイトちゃんに一度も攻撃が当てられないの」
「あはははは」
なのはのふくれっ面にフェイトは苦笑いした
「でも、このところザンバーしか使ってないよね。何かをしようと動いているようにも見えたんだけど・・・何かあったの?」
「ちょっとね。一真の技を私なりにアレンジしようとしてるんだけどなかなかうまくいかないんだ」
「ふ~~~ん・・・・でも、いいなぁ~~フェイトちゃんは一真君から技を教えて貰って。砲撃型だから仕方ないと言えば仕方ないんだけど」
「あははは、私はこれから一真の所に行こうと思ってるんだけどなのははどうする?」
「私も行くの。もしかしたら新しい魔法の案が浮かぶかもしれないしね」
「おや~~~、フェイトちゃんになのはちゃんいらっしゃい」
一真の家に着き、ベルを鳴らすと束がドアを開けて二人を出迎えた
「あの、一真いますか?」
「かっくん?居るけど・・・今お昼寝中だよ」
「そうですか」
「まぁ、取りあえずあがりなよ。かっくんを起こさないよう静かに行動しようね」
「「はい、お邪魔します」」
束は二人を家に上がらせリビングに向かうと
「・・・・・」
一真は座ったままソファーで寝ていた
「(何だろう・・・一真君の寝顔を見ていると・・とっても癒されるの)」
「(なんかここだけほのぼのとしてるな)」
一真の寝顔を見たなのはとフェイトは模擬戦での疲れが吹き飛び癒されていた
「さて、フェイトちゃんバルディッシュを貸してくれないかな少し点検するから」
「あ、はい」
束に言われフェイトはBDを束に渡す
「それと、なのはちゃんのデバイスも貸してもらえるかな。ちょ~~~と改造したいんだよね」
「は、はい」
束の笑みのなのはは押されRHを束に渡す
「それと、束さん。少し相談したいことがあるんですでいいですか?」
「ん?束さんの答えられる範囲でならいいよ」
「実は・・・・」
フェイトは束に一真が見せた『乱舞の太刀』のような高速連続攻撃を習得しようとしているが中々うまくいかないでいることを話す
「成程ねぇ~~~まぁ、かっくんの『乱舞の太刀』の習得レベルはかなり高いからねぇ~~無理もないと思うよ」
「私も実際にやろうとしてかなりの難しさに驚いています」
「う~~~む・・・・そうだ、フェイトちゃん着いて来てくれるかな。それとなのはちゃんも」
束はリビングから出て、階段を下り地下にある研究所へと向かった
「確かこの辺に置いといたはずなんだけどな~~」
研究所に入ると、なのはとフェイトはあまりの光景に驚いてしまった。そこにある機材は管理局にある物と同等またはそれ以上だったからだ
「あった!はい、フェイトちゃんこれ」
探していたものが見つかったのか束はある物をフェイトに渡す
「これって・・・」
束に渡されたものはゲームソフトでタイトルは『第二次スーパーロボット大戦OG』と書かれていた
「かっくんが勝った奴を束さんもやらせてもらってたんだよ。いや~~久しぶりに燃えたよ」
ゲームの内容を思い出した束は笑い始めた
「因みにかっくんの『乱舞の太刀』はこれから得たものだよ」
「え!?」
「?」
乱舞の太刀を見たことがないなのはは話に着いて行けず首を傾げる
「実際見てみる」
「は、はい」
フェイトからソフトを受け取った束は部屋にあるP○3(自作)に入れ、セーブデータをロードし
『秘剣!ディスカッター・乱舞の太刀!!』
一真の乱舞の太刀の元になった機体の技を見せた
「こ、こんな技を一真君は生身で行ったの」
ゲームとはいえ一真がこれと同じことをしたということ理解したなのはは驚愕していた
「うん」
なのはの問いにフェイトは答える
「私も最初は無理だって言ったんだけどね。でも、かっくん何度も何度も練習してついに習得したんだよ。実際見たときは束さんも驚いたよ。っで、これは私の案なんだけどフェイトちゃんにはこれが合うと思うんだよねぇ~~」
束はボタンを操作してある画像をフェイトに見せる
『奥義・光刃閃!!』
その画像は長剣による連続攻撃が流れている
「これがフェイトちゃんも習得が可能かもしれない技だよ。まぁ、出来るかどうかはフェイトちゃん次第だね」
「それと・・・はい、なのはちゃんデバイス返すね。改造したせいで今までよりパワーが上がってるから気を付けて使ってねぇ~」
「は、はい」
「・・・・・・」
一方フェイトは、真剣な表情で画像を何度も何度も見ていた。まるで、その光景を目に焼き付けるかのように
「(うん、かっくん程じゃないけどいい目をしてる。こういう子は好きなんだよね~~)」
束は楽しそうな表情でフェイトを見ていた