リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第38話

    一真side

 

 夏の代表的な楽しみそれは海と花火、そして祭りである

 

 「桜、レン準備は出来たか?」

 

 「うん、ばっちり」

 

 「私も」

 

 俺が呼びかけると浴衣を着た桜とレンが姿を見せた

 

 「結衣達は遅いな」

 

 「お待たせ」

 

 声のするほうに振り向くと、浴衣を着た結衣、簪、束さんがいた。(因みに結衣のは水色で白い○模様の絵柄が入ったもので、簪のは氷華と同じ色の浴衣だがこちらは花の絵柄が入っている。束のは普段着ている服を浴衣にしたもの)

 

 「かっくん、かっくん!束さん達の浴衣はどうかな?」

 

 束さんがくるりと一回転しながら俺に聞く

 

 「似合ってるっすよ。全員ね」

 

 俺がそう言うと、簪以外は顔を赤くした。何故?

 

 「じゃあ、行くか」

 

 「うん。ケロちゃん!お土産何がいい?」

 

 『たこ焼きとお好み焼きで頼むわーーー』

 

 二階からケロ助がお土産の品を大声で頼んできた

 

 

 

 「一真君、桜ちゃん、レンちゃん、結衣ちゃん、簪ちゃん、束さんこっちだよ~~」

 

 夏祭りが行われる神社の門の前ですでに来ていたなのはが俺達に声をかけてきた

 

 「俺達が最後なのか?」

 

 「うんん、アリサちゃんと隼人君がまだ来てないだ。それより一真君。わ、私達の浴衣ど、どうかな?」

 

 なのはが俺に浴衣の感想を聞いてくる。(因みになのがは着ているのは白を基調にピンクの花柄が付いた浴衣、フェイトのは黒が基調で所々にひまわりの絵柄が付いた浴衣、はやてのは薄い水色の浴衣で水玉模様が描かれている、すずかのは白い浴衣に紫色の花が描かれた物)

 

 「・・・・馬子にも衣装だな」

 

 「それどういう意味や!?」

 

 「冗談だ、冗談。四人共似合ってるぜ」

 

 冗談を言うとはやてが怒ったのではやての怒りを鎮めた後、笑ってそう言う。すると、4人がさっきの結衣達のように顔を赤くした。本当にどうしたんだ?

 

 「皆、待たせてごめん。アリサが浴衣の準備に手間取っちゃってね」

 

 「隼人!余計なこと言わないでよ!!」

 

 隼人とアリサがき、なんというか甘々な空間を作り出し始めたので

 

 「全員そろったし、行こうぜ」

 

 その空間が作り終える前に俺は歩き出した

 

 

 

   一真 side end

 

 

 

 

   3人称 side

 

 

 「掬えないよ~~」

 

 「こっちも」

 

 「僕もです」

 

 祭りの代表行事である金魚すくいにチャレンジしていた桜、レン、エリオであるが。上手くいかず、3人共紙の網が破けてしまった

 

 「ははは、家の金魚は生きがいいからね~~~。嬢ちゃん達には難しいかもしれないな」

 

 「むぅ~~~悔しい」

 

 「どうしたんだ桜?」

 

 桜が悔しがっていると、たこ焼きを頬張っている一真が尋ねてきた

 

 「金魚さん達の生きが良すぎて上手く掬えないの。お兄ちゃん、私に代わって取って」

 

 「しょうがねぇな~~~」

 

 一真は持っていたたこ焼きを桜に渡すと、お金を払い金魚すくいに挑む

 

 「兄ちゃんに掬えるかな~~~?」

 

 店の店主が笑っていると。金魚が一匹宙を舞った

 

 「は?」

 

 店主は何が起こったのか解らず一真のほうを見ると、一真が持っている紙網で水を切るかのように振るい、金魚を宙へと浮かしていく

 

 「(これぐらいでいいだろう)おっちゃん、こいつらを袋三つに分けてくれ」

 

 「くぅ~~~~まいど!!」

 

 一真に負けてしまったことにショックを受けた店主は泣きながら一真の捕った金魚を袋に入れた

 

 「ほい。大事に育てろよ」

 

 一真は受け取った袋を桜、レン、エリオの3人に渡し、桜からたこ焼きを受け取ると再び食べ始めた

 

 「ねぇ、叔父さん景品はもう無いのかな?束さんまだまだ取り足りないんだけど」

 

 すると、近くの店で束の声が聞こえ振り返ると、隣には大量の景品があった

 

 「まだ取りたいってのか勘弁してくれ嬢ちゃん!?」

 

 その店の店主は泣いていた

 

 「束さん店主も泣いてますし。このぐらいで勘弁してあげましょうよ」

 

 「ぶぅー、ぶぅー。不完全燃焼だよこれじゃあ」

 

 結衣の言葉に不貞腐れながらも束は取った景品を持って店を後にする

 

 その後も束は射的の店で大量の商品をゲットし、射的を主とした店主達のブラックリストに登録されることとなるが、それは別の話

 

 

 「うわぁ~~~」

 

 「綺麗だね」

 

 「やっぱりお祭りには花火が無いとあかんよな~~」

 

 出店を回り終えた一真達はアリサが用意した特等席で打ち上げ花火を見ている

 

 「ねぇ、一真君」

 

 「ん?どうした、なのは?」

 

 「また来年も皆でお祭りに来ようね」

 

 「・・・・そうだな」

 

 「約束だよ」

 

 なのはが小指を一真に見せる

 

 「っふ、ああ」

 

 「「指切りげんまい、嘘ついたら針千本のーます。指切った」」

 

 「ふふふ」

 

 指切りを終えた二人は、また打ち上げられる花火を見て夏の夜を楽しんだ

 

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