リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第39話

    一真 side

 

 「「「「はぁ、はぁ、はぁ」」」」

 

 「おいおい、もうバテたのか?たかが、1500メートル走っただけで」

 

 「普通だったらバテないわよ」

 

 「か、体が重いの」

 

 「一真、これ一体何キロあるの?」

 

 「だいたい人間一人分かな」

 

 「「「「重過ぎだよ/よ/や!!」」」」

 

 俺は別荘に籠り、なのは、フェイト、はやて、結衣に訓練を付けている

 

 「お前らが言ったんだろうが『どんな訓練にも耐えて見せる』って」

 

 「た、確かにそれはそうだけど」

 

 俺の言葉になのはがたじろぐ

 

 「まぁ、人一人分って言っても、大体子供一人分だから20~30キロぐらいだ」

 

 「因みに一真のは何キロなの?」

 

 フェイトが聞いてきたので

 

 「50キロの人間5人分の重さ。約250キロだな」

 

 「「「「250キロ!?」」」」

 

 「まぁ、最初はきつかったけど慣れれば楽だぞ」

 

 「普通の人は慣れへんって」

 

 「一真君が強い訳が解った気がするの」

 

 「そんな重りを付けて訓練すれば強くもなるわね」

 

 「ほれ、座ってないで立て。次はダッシュ50本だ」

 

 

 それから、暫くして

 

 「はぁ、はぁ・・つ、疲れたの」

 

 「も、もう一歩も動けない」

 

 「なのはちゃん以上の鬼が此処におる」

 

 「はやてちゃん、後でOHANASIなの」

 

 「家の訓練メニューが生易しく思えるわ」

 

 4人は砂浜に倒れていた。俺?俺は余裕だぜ。いつもやってるしな

 

 「そんじゃあ、少し休憩した後、個人別訓練な」

 

 「「「「え!?」」」」

 

 「(こ、個人別ってことは)」

 

 「(か、一真と二人っきりになれるってこと!?)」

 

 「(で、でも私等は4人で一真君は一人)」

 

 「(当たる確率は4分の一)」

 

 「さてと」

 

 俺は印を組むと、分身体を一人作った

 

 「じゃあ、個人別訓練を始めるぞ。っと言っても、ツーマンセルでやって貰うんだけどな。チーム分けはなのは、はやてペア。フェイトと結衣のペアだ。じゃあ分身、フェイト達のほうは頼んだぜ」

 

 「おうよ。じゃあ、二人とも俺に着いて来てくれ」

 

 分身の俺がフェイトと結衣を連れて屋敷のほうへと向かった

 

 「じゃあ、俺達のほうも始めるぞ」

 

 俺はなのはとはやてにそう言い、個人別訓練を始めることにした

 

 

  一真 side end

 

 

 

  3人称 side

 

 

 「さて、フェイトと結衣の個人別訓練だが。二人には模擬戦をして貰う」

 

 分身体の一真が二人にそう言う

 

 「模擬戦って・・・それなら二組に分けないでやったほうがいいんじゃ」

 

 「誰が普通の模擬戦だって言った?まぁ、取りあえずリストバンドを外してこの部屋に入りな」

 

 「「?」」

 

 二人は言われた通り付けていたリストバンドを外し、部屋に入ると

 

 「「!?」」

 

 リストバンドを付けていた時以上の重さを感じ取った

 

 「か、体がお、重・・い」

 

 「な、何なの一体?」

 

 「重力だよ」

 

 分身体の一真が何食わん顔で部屋に入り二人に言う

 

 「じゅ、重力?」

 

 「っそ、この部屋は重力ルーム。体にかかる負荷を倍にすることができるのさ。因みに今は大体2倍って所かな。二人にはこの部屋で模擬戦を行って貰う」

 

 「でも、これじゃあ思うように動けないわよ」

 

 「それも修行のうちだ」

 

 一真はにやりと笑って言った

 

 

 

 その頃、なのはとはやては

 

 「あっちも修行を始めたことだしこっちもそろそろ始めるぞ」

 

 「一真君、私達はどんな訓練をするの?」

 

 なのはが一真に聞く

 

 「二人には考えることを止めてもらう」

 

 「「・・・え?」」

 

 一真の問いに二人の時間が一瞬止まった

 

 「か、考えるのをやめてもらうってどういうこと?」

 

 「そのまんまの意味だ。なのは、お前魔力弾を操作する時どうしている?」

 

 「え?それは魔力弾の操作に集中してるけど」

 

 「そう、操作に集中している。でも、もしその操作を無意識に出来るようになったらどうなると思う?」

 

 「・・・・・次の行動が速くなる?」

 

 「それもあるな。そして、それを行うのに必要な物がある」

 

 「必要なもん?それって勘とかか?」

 

 「正解だはやて」

 

 一真がはやての言ったとを肯定する

 

 「相手と対峙したさい瞬間的に最善手が頭に浮かぶそれが直観だ。こんな話がある、将棋のプロ棋士が次の一手を選ぶ際、最善手は思考ではなく直観で打たれていることが多いと言われている。達人は考えない、感じるんだ」

 

 「もしかして一真君の動きって」

 

 「そうだ、直観によるものだ。戦う際俺は余計なことは考えていない無駄だからな」

 

 「でも、私達にその直観が身に着くかどうか」

 

 はやてが少し不安げな顔で一真に聞く

 

 「直観ってのは天性のものじゃない。膨大な訓練と戦いの経験が生み出すものだ。まぁ、生き物によっては天性の直観を持つものもいるがな。さて、お話はここまでだ、訓練を始める」

 

 一真は手を掲げると、大量の魔力弾が一気に形成された

 

 「二人にはこの魔力弾をすべて避けてもらう。一時も考えるな、常に感じ続けろ」

 

そして、一真は魔力弾をなのはとはやてに向け放った。こうして、なのは達の強化合宿は続いて行く

 

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