リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
特訓を始めて早3日。なのはとはやては全てではないが直観により数十個の魔力弾を考えないで避けられるようになり、フェイトと結衣は2倍の重力の中でも楽にとはいかないがそれなりに動けるようになってきた
「(やっぱりあいつらの成長速度は半端じゃないな。まるで、乾いている砂が水を吸収するような速度で成長している)」
4人の成長をマジかで見ていた俺は驚いている
「(どういった風に化けるのか楽しみだな)」
心の中で笑いながら俺は4人の訓練を分身体に任せて自分の訓練をするためにその場から離れた
「ゼオン、訓練を始める。魔力にリミッターをかけた後、俺に20倍の重力を頼む」
『了解した』
「ぐぅ!?・・・・おぉおおおおお!!」
魔力にリミッターがかけられたと同時に俺の体が重くなったが闘気を解放し20倍の重力に耐えた
「さて、メニューは素振りの後になのはとはやてがやっている特訓の10倍と行くか」
俺は4人がやっている特訓メニューを合わせた俺専用のメニューを始めた
一真 side end
3人称 side
「さて、今日は訓練なしで模擬戦をやって貰う」
「模擬戦?相手は誰なんや一真君」
訓練を始め6日間が過ぎ、一真は4人を集めると模擬戦をやると告げる
「相手は・・・俺だ」
「「「「えええ!?」」」」
「模擬戦は午前と午後で分ける。まずはフェイトと結衣からだ。10分後に始めるから準備しておけよ」
4人にそう言い、一真は準備を始めるべく先に部屋から出て行った
~10分後~
「へぇ~~、まずは結衣、お前が相手か」
「ええ。フェイトちゃんと話し合った結果、私が先に一真と戦うことが決まったわ」
「さて、模擬戦を始める前に。結衣、腕に付けているリストバンドを外せ。邪魔だからな」
「じゃあ、外させて貰うわね」
結衣は腕に付けているリストバンドを外す。それを確認した一真は落ちていた小石を拾う
「この石が地面に落ちたら開始だ。いいな?」
「ええ」
頷き、結衣は槍を構える。一真は拾った石を上に投げると自分も刀を構える。そして、石が地面に落ちた瞬間、一真は瞬動で結衣の背後に移動し横なぎに刀を振るう
「・・・え?」
結衣はそれを跳んで躱したのだが。軽く跳んだはずがかなりの高さまで跳んでしまったことに結衣自身が驚いていた
「戦闘中にぼーっとするなんてお前らしくないぞ?」
一真は結衣と同じ高さまで跳び刀を振り下ろすが、氷華はそれを避けて素早く突きを繰り出す、一真はそれを手甲で防ぎ結衣との距離を取る
「・・・驚いているようだな、今の自分の速さに」
「・・・ええ、本当に驚いてるわ」
「重力室でのトーレーニングによりお前とフェイトは驚異的なスピードを手に入れた。速さ、反射神経は接近戦闘をするものにとっては大事な要素だ。今回の合宿は14日。お前とフェイトには最低でも4倍の重力まで行ってもらうからな」
「あら、私は5倍まで行かせてもらうわ。勿論、フェイトちゃんもね。でも、今は一真、貴方との戦いに集中させてもらうわ。エリシオン、モード2よ」
『second mode』
槍の矛先が横にスライドし中心に水が集まり、それが槍へと変わった
「水龍槍」
「モード2か・・・・本気みたいだな結衣」
「えぇ。それと、一真」
「うん?」
「もし、一真に一撃でも与えれたら私とデートしてもらうわよ。因みにこれはなのはちゃん達にも該当するわ」
「いいぜ。もし、一撃でも俺に与えられたらデートだろうと買い物だろうと付き合ってやるよ」
「ふふふ、約束よ」
結衣は笑った後、一気に一真に近づき
「はぁっ!」
水の槍で突きを繰り出す。一真はそれを押さえつけるかのように防ぎそのまま横なぎに刀を振るう。結衣は水をシールドで防ぎバックステップで距離を取ると
「時雨!」
槍を横なぎに振るい大量の水の弾丸を一真に飛ばす
「爆風剣!」
一真は刀身に炎を灯らせ刀を振り上げると炎の竜巻を作りだし水の弾丸を全て蒸発させた。そして竜巻は結衣へと向かう
「蒼旋渦(そうせんか)!!」
結衣は水で竜巻を作り一真の作った炎の竜巻にぶつけ相殺させた。そして、炎と水がぶつかったことにより蒸発が起こり、煙で視界が悪くなった
「旋風陣!」
一真は展開した魔法陣に刀を突きさし煙を全て吹き飛ばし結衣のほうを見ると
「水龍撃!!」
結衣は水の槍を一真に向けており、それが勢いよく一真へと発射された。そして
『アクアロック!』
一真は水球に閉じ込められた
「(間に合ってくれ)」
水の槍は一真に当たり水蒸気爆破が起こった
「やったかしら?」
煙を見ながら氷華が呟く。その瞬間、背後から嫌な予感がし振り返ると
「雷鳴剣!!」
術式兵装を行った一真が背後におり、雷を纏った剣を振り下ろしていた。やられると思った結衣は目を閉じ衝撃にそうなえようとしたが、痛みは一向に来ず目を開けると一真はギリギリの所で刀を止めていた
「勝負ありだな」
「見たいね」
結衣はアクアエリシオンを待機状態に戻し両手を上げた。それを確認した一真はゼオンを待機状態に戻し、術式兵装を解いた
「あ~~あ、結局一撃与えられなかったな~」
結衣が残念がっていると
「そうでもないぜ?見てみろ?」
一真は右腕を上げ脇腹を見せると、服の一部が焦げていた。それを見た結衣は期待した顔で一真を見る
「約束だからな・・・デートだっけ?付き合ってやるよ」
一真の答えを聞き、結衣はこれまでにない顔で笑った。それを見た一真は不覚にもその笑顔に見惚れてしまった