リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
一真 side
結衣との模擬戦を終えた俺は、4人とは別の場所で休憩を取っていた
「まさか、あそこまで強くなっていたなんてな~~・・・こりゃあ、他の3人もかなり強くなったとみて戦ったほうがいいな」
『随分嬉しそうだなカズマ』
「・・・・そうか・・・かもな」
ゼオンにそう言った後、俺は少し眠り体力と精神力を回復することにした
それから一時間後
「さて、準備はいいかフェイト?」
「うん。それと一真、あの、その」
「結衣から話は大体聞いた。俺に一撃でも与えられたら願いごと一つ聞いてやるよ」
俺がそう言うとフェイトの表情が変わった
「(まだ、カリキュラムが終わってないとはいえ重力トレーニングによりフェイトのスピードはかなり速くなったに違いない。注意しないとな)」
俺は直観と直感の二つを研ぎ澄ました
「結衣の時と同じだ。この石が落ちたら試合開始、いいな?」
「解った」
俺は石を上に抛り投げた。そして、石が地面に落ちた途端
『sonic move』
瞬間高速移動魔法でフェイトが俺の前に現れ、槍斧を振り下ろしてきた
一真 side end
3人称 side
「あぶねぇ、あぶねぇ」
フェイトが振り下ろしてきた槍斧を刀で受け止めた一真は冷や汗を流してそう言う
「さらに速くなったなフェイト。反応が少し遅かったらヤバかったぜ」
「そんな表情で言われても嬉しくないよ」
フェイトは余裕そうな一真の表情を見て呆れる
「それに一真のほうが私より断然速く動けるでしょう?」
「まぁ・・・な!!」
一真は刀を横に振るいフェイトを弾き飛ばす
「プラズマランサー・・・ファイア!」
弾き飛ばされたフェイトはその状態のまま4発の魔力弾を一真へと放つ
『blitz rush』
そして、補助魔法により更に加速した
「魔法の射手・雷の4矢」
一真も無詠唱魔法の射手を放ち、その魔力弾を相殺する
『crescent foam』
「はぁああああ!!」
フェイトは大鎌に変わったBDで一真に斬りかかる。一真はフェイトの攻撃を捌きつつ反撃する。何度か斬りあうとフェイトは一真から離れる
「クレッセントセイバー!!」
「極・雷刃閃!」
三日月形の魔力刃と雷を纏った斬撃をが同時に放たれるが、一真の放った魔力刃のほうが強くフェイトの放った魔力刃を破りフェイトに向かう
『Zanber foam』
「はぁああああ!!」
フェイトはBDを大剣へと変え、一真の魔力刃を両断した
「(そろそろ俺もあれを見せるか)フェイト、ゼオンのもう一つの姿を見せてやるよ」
「え?」
「ゼオン!」
『third mode』
一真の合図と共に刀の鍔の部分が横にスライドし、そこから実体剣が展開され大剣へと変わった
「これが、ゼオンにある三つのフォームのうち最強の攻撃力をほこるモード・・〈斬艦刀形態〉だ!」
「(一真も私と同じで大剣を使う・・・パワー勝負なら私が圧倒的に不利だ。スピードでも一真のほうが速い。でも、勝てるとしたらこれしかない)行くよ、バルディッシュ」
『yes sir』
フェイトは大剣を構える
「・・・・」
一真はフェイトが仕掛けてくると直観で判断し、何にでも対応できるように気を引き締めた
『blitz rush』
BDのコアが光った瞬間、フェイトの姿が消え一真の背後に現れた
「(俺が知覚できない速さだと!?)」
「斬り裂け雷刃!」
『thunderbolt slash』
「はぁあああ!!」
フェイトは電気エネルギーを蓄積した大剣を横に二回薙ぎ払い、最後に思いっきり振り下ろした
「ぐぅうううう!」
「嘘!?」
一真はギリギリの所でフェイトの攻撃に反応し防いだ
「今度はこっちの番だ!」
一真はフェイトを弾き飛ばすと、大剣を両手で構え高機動でフェイトに近づく
「斬艦刀・雷光斬り!!」
そして、瞬時に大剣を振りフェイトを十字に斬り裂いた。フェイトはシールドを張ったが一真の剣戟は一撃でシールドを破壊しフェイトにダメージを与えた
「よっと」
一真は落ちて行くフェイトを抱え、地面に降りた
「また勝てなかったな~~」
フェイトが残念がっていると
「そうでもないぜ、結衣と同じで俺に一撃与えたんだ」
一真は背中の傷を見せて言う
「しかし最後の瞬動には驚いたぜ。何せギリギリの所まで反応できなかったからな。はぁ~~俺もまだまだ修行不足だな」
一真は反応できなかった自分に呆れていた
「(私からしたら十分凄いと思うんだけどな。前に結衣に使ったとき『反応できなかったわ』って落ち込んでたし)」
フェイトは一真のスペックに驚きつつ、内心一真とデートでどこに行くか考えていた