リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第06話

 

 

 

   一真 side

 

 

 「じゃあ、今日の練習はここまで・・・皆、しっかりと体を休ませるように」

 

 「「「「「「「「お、お疲れさまでした」」」」」」」」

 

 俺との模擬戦の後でなのはの訓練を受けた一夏達は心体ともボロボロの状態だった

 

 「(なのは、少しやりすぎたんじゃないか?)」

 

 念話でなのはに話しかけると

 

 「(そうかな?ここ一週間にやっていたメニュー通りにやったんだけど?)」

 

 「(あのな~。初任務に俺との模擬戦、その後にいつも通りのメニューをやったら普通はもたないぞ?)」

 

 なのはのスパルタぶりに俺は呆れてしまう

 

 「一真君、戻ろう」

 

 「いや、俺はもう少しここにいる。体がなまってるからな」

 

 「じゃあ、後片付けお願いね」

 

 「おう」

 

 俺にそう言うと、なのはは一夏達と共に隊舎に戻って行ったが

 

 「・・・二人は戻らないのか?」

 

 スターズ分隊の二人、ティアナとスバルは戻らないでいた

 

 「えっと、その一真、いえ如月隊長に挨拶をと思いまして」

 

 「一真さんでいいぞティアナ。隊長って言っても俺は局員じゃないからな。それに、隊長って言われると背中がかゆくなって仕方がないんだよ」

 

 ティアナにそう言った後、俺はスバルのほうを向いた

 

 「4年ぶりだなスバル、元気そうで安心したぜ」

 

 「私のこと覚えていてくれたんですか?」

 

 「ああ。また会えて嬉しいぜ」

 

 そういうと、スバルは泣き出した。一真はスバルが泣き止むまで彼女の頭をなで続けた

 

 「す、すいません、みっともないところを見せちゃって」

 

 「気にしてねぇよ」

 

 「ほら、スバル挨拶が終わったんならとっとと戻るわよ!!」

 

 「痛い!痛いよティア!?」

 

 ティアナがスバルの耳を引っ張りながらそういう

 

 「それじゃあ、一真さん私たちはこれで」

 

 「お、おう。ちゃんと休むんだぞ」

 

 「はい」

 

 「うぅううう~~はい」

 

 挨拶をした後、二人は隊舎へと戻って行った

 

 「・・・・何だったんださっきのは?」

 

 俺はさっきのティアナの行動に驚いていた

 

 『ふむ、恋する女の行動だな』

 

 「どういうことだゼオン?」

 

 『カズマもそのうち解るだろう』

 

 「?」

 

 ゼオンの言った意味が解らず首を傾げた俺だが、当初の目的を思いだし訓練を始めることにした

 

 

 

 「設定はMAXで・・・場所は森林にするか」

 

 俺はパネルを操作してデータを入力し、訓練場に入る。入ると、設定されていた数のガジェットが浮いた

 

 「ゼオン、五秒後にスタートだ」

 

 『解った、カウントを始める』

 

 数字の書かれたディスプレイが表示され、それが0になるとガジェットが一斉に攻撃してきた。攻撃が当たる前に俺は瞬動で背後に回り

 

 「はぁ!」

 

 横なぎに刀を振るい、数機をまとめて斬り裂く

 

 「次!」

 

 そして、袈裟切り、斬り上げ、突き、たまに蹴りや正拳でガジェットを破壊していく

 

 「これで終わりだ・・・雷鳴剣!!」

 

 その場で一回転し電気を帯びた刀で残りのガジェットをすべて両断すると、アラームが鳴り訓練が終了した

 

 「ふぅ~~・・・シュミレーション相手ならこんなもんか」

 

 「なら、今度は私とどうだ?」

 

 「っ!」

 

 俺はとっさに刀を振うと何かとぶつかった。その何かとは

 

 「行き成りなんてらしくないな~シグナム」

 

 「そう言うな、テスタロッサや一夏達と手合わせをしていなかったせいか体がうずうずしていた所でお前の訓練を見てしまってな」

 

 「抑えが利かなくなった・・っと?」

 

 「そういうことだ!」

 

 シグナムが剣を力強くふるうと鍔迫り合いが解かれ、俺はバックステップをし距離を取った

 

 「まぁ、ちょうどいい。俺も少し不完全燃焼だったからな・・・相手をしてもらうぜ」

 

刀を肩に担いでそう言う

 

 「っふ、そう来なくてはな!」

 

 俺の言葉を聞いたシグナムは笑みを浮かべた後、剣を構え突っ込んできた。俺も刀を肩に担いだままシグナムに突っ込み交差した。俺たちの刀は交差するときに振るわれており、それぞれの服に切り傷が出来ていた

 

 「おぉおおおおお!」

 

 「はぁああああ!」

 

 一瞬の静寂の後、俺達は連続で刀と剣を振い打ち合っていく

 

 「斬空閃!」

 

 「空牙!」

 

 距離を取った俺達は互いに剣圧を飛ばし攻撃する

 

 「雷鳴剣!」

 

 「紫電一閃!」

 

 電気と炎の斬撃がぶつかり火花が散る

 

 「っく」

 

 「何だよ、もう終わりか?」

 

 互いに距離を取った俺達だが、シグナムがボロボロに対し、俺はぴんぴんとしていた

 

 「お互いにリミッターをつけているというのに・・・でたらめな強さだな」

 

 「褒め言葉として受け取っておく」

 

 俺は笑いながら答える

 

 「俺はまだまだやれるがそっちは無理そうだからな、次の一撃で決着をつけようか」

 

 「・・・望むところだ」

 

 そう言うとシグナムは立ち上がり、鞘と剣を一つにして弓を作った

 

 「駆けよ隼!」

 

 「幻影の鳳凰・・・その身で受けな」

 

 俺も魔力で作った矢を左手に持ち、刀を弓に見立て矢を引く

 

 『シュツルムファルケン!』

 

 「ファントム・フェニックス!」

 

 炎の矢と鳳凰が同時にはなたれ、中央で激突したが鳳凰は矢を突き破りシグナムに激突し爆発した。そして、煙が晴れると剣を杖代わりにして立っているシグナムがいた

 

 「はぁ、はぁ、今のでリミッター付だとは本当にでたらめな奴だ」

 

 そういい、シグナムは気を失った。俺は周りを見回した後

 

 「・・・やりすぎちまったか?」

 

 そして数時間後、俺は再びはやてからの説教を喰らった

 

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