リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
なのは side
「も、もう動けないの」
「・・・私も」
「・・一真君、シグナム、ヴィータを除く全員が動けへんなんてな」
私達は食堂の一角でテーブルに項垂れている。原因は一真君との訓練なんだよね。最初は6キロの重りと聞かされて対したことないって思ってたけど、時間が経つにつれて体がどんどん重くなって行った
「なのはさん達はまだいい方ですよ。俺なんか10キロの重りを着けされられ、そのうえいつも最後に捕まるから休み無しなんですよ?絶対狙ってやってるよ兄貴は」
違うテーブルに座っている一夏君がそう言ってくる。心なしか目に生気が無いように見えるのは私だけかな?
「ははは、予想通り全員ぶっ倒れてるな」
そんな時、エプロンを着けた一真君は私達に近づいてきた。後ろにはヴィータちゃんとシグナムさんもいて両手にお皿を持っている
「ほれ、今日の料理だ。一発で元気になるぞ」
そう言い、一真君はテーブルの上に持ってきたお皿を置いた
「一真君、これって」
私はお皿に盛りつけられているお刺身を指さして聞くと
「なのは達は一度食べたことがあるだろう?それをさっき捕ってきて捌いたもんだ」
持ってきたお皿をテーブルに置くと、一真君も席に着いた。そして
「いただきます」
『いただきます』
夕食を食べ始めた
「おいしいーーー!って、あれ?」
「どうしたのよスバル?」
「このお刺身を食べたら・・・訓練での疲れが無くなっちゃった」
「・・・そう言えばそうね」
「俺が捌いた魚はな滋養強壮に効果があるのだ。それによって疲れが一気に吹っ飛んだんだよ」
一真君が食べながらスバル達に説明する
「そうなんですか。・・・って、スバル!あんた食べ過ぎよ!」
「だっておいしいんだもん」
「確かにそうだけど、限度ってもんを考えなさいよ。あんた一人で食べてるん訳じゃないのよ」
「元気やな~~」
「そうね」
はやてちゃんと結衣ちゃんが微笑ましそうにその光景を見ている。いつの間にか手には湯呑があった
「っあ!そうや!皆に言うことがあったんや」
「言うこと?」
「せや、実はな・・かくかくしかじか、うまうままるまる・・なんや」
「嫌、解らないよ!?」
私が解らないでいると
「つまり、聖王教会からの依頼で持ち逃げされたロストロギアの回収を俺達がするってことか?」
「うん」
「一真君、今野解ったの!?」
「まぁな」
「さすが私の旦那さんや♪」
「勝手に旦那にするな」
はやてちゃんの言葉に一真君が呆れる
「それではやてちゃん、場所は何処なのかしら?」
結衣ちゃんが聞くと
「第97管理外世界『地球』の海鳴市や」
その言葉を聞いて私は驚愕してしまった
なのは side end
一真 side
「海鳴市・・・ねぇ?あそこはロストロギアを引き寄せる何かあるのかねぇ~~」
「あはは~~」
俺の呟きにはやてが苦笑いで答える
「出発は明日の早朝やから、皆準備しとってな」
『はい』
「それから、一真君は私と一緒に行動やからな」
「はぁ?何でだよ」
理由が解らずはやてに聞くと
「副部隊長が部隊長を補佐するんわ、当たり前やろ」
「ちょっと待て!?副部隊長ってどういう事だ!初めて聞いたぞ!?」
「公式ではグリフィス君がそうなんやけど。実際は一真君が副部隊長なんよ。因みにこれは全員で決めたことでやで、そして皆が納得しとるんやで」
「マジかよ」
俺は頭を抱えてしまった