リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第11話

 

 

    一真 side

 

 

 レンと共に海鳴市での拠点に来た俺ははやて達が料理の準備をしている間、休みである隼人と河原にいる

 

 「っで、最近どうよ?」

 

 「どうって?」

 

 「仕事とかアリサとのこととかその他もろもろ」

 

 「アリサとはいつも通りだよ。仕事は少し大変かな上司が上司だし。そう言う一真はどうなんだい?」

 

 「いつも通りだ。ただ、なのは達の説教を喰らって疲れたぐらいだ」

 

 俺達はごく普通に話し合ってはいるが、木刀を持って対峙しながら話しているのだ

 

 「少し体力落ちたんじゃねぇか隼人。息が上がってるぜ?」

 

 「この所、書類仕事が多かったからね多分そのせいだと思うな」

 

 俺は振り下ろしてきた隼人の木刀を弾き飛ばすと眼前で止めた

 

 「ちゃんと訓練もしておけよ。じゃないと困るのは隼人だぜ」

 

 「ははは、確かに」

 

 隼人は苦笑いで答えた

 

 「一真く~~ん!隼人く~~ん!皆が戻ってきたから晩御飯にするで~~」

 

 すると、別荘からはやてが大声で呼びかけてきた

 

 「戻るか」

 

 木刀を肩に担ぎ隼人に尋ねると

 

 「うん」

 

 隼人は弾かれた木刀を拾いストレッチをしながら別荘へと向かった

 

 

 「ヴィータ!それは私の焼いていた肉だぞ!」

 

 「っへ、こういうのは速いもん勝ちなんだよ・・・って、スバル!あたしの焼いていた肉を喰うんじゃねぇ!」

 

 「今だけは上司も部下も関係ありません!」

 

 「せやでヴィータ。ここはいま戦場なんや!家族だろうと手加減せえへんで」

 

 「・・・またやってるのかあいつ等。懲りない奴らだ」

 

 俺は隣で繰り広げられている肉の争奪戦を呆れながら見ている

 

 「いつものことだよ一真君。はい、お肉焼けたよ」

 

 「サンキューなのは」

 

 焼けた肉を食べながら隣を見ていると、任務のこと覚えているのかと思ってしまう

 

 「・・・これを見ているとこの部隊の行く末がすっげぇ気になる」

 

 

 

 「いや~~~食べたな~~」

 

 はやてがおなかをさすりながらそう言う

 

 「はやてちゃん、その仕草オジサンみたいだからやめた方がいいわよ」

 

 そんなはやてに結衣が注意する

 

 「サーチャーにもまだ反応が無いし・・・どうしようか?」

 

 「お風呂にでも入って待つって言うのはどうや?」

 

 はやてが提案すると

 

 「ここにはお風呂は無いわよ」

 

 アリサが風呂は無いという

 

 「だったらあそこだね」

 

 「あそこしかないな」

 

 なのは達はお互いの顔を見て笑みを浮かべる

 

 「全員集合!これより、前線部隊はスーパー銭湯に行くでぇ~~~」

 

 

 

 海鳴市に来た六課のメンバーに加えエイミィさん、アルフ、美由希さんの24人は『スーパー銭湯』に来たのだが

 

 「はやて!何であたしが子供料金なんだよ!」

 

 「何でってヴィータは見た目子供やろ?」

 

 「あたしは大人だ!!」

 

 番台の前でヴィータが文句を言っており、風呂に入れないでいる

 

 「(早く風呂に入りたいからな~~しょうがない)ヴィータ」

 

 「何だよ!!」

 

 俺が声を掛けるとヴィータが睨んできた

 

 「大人と子供では料金が違うことは解るよな?」

 

 「当然だ」

 

 「考えてみろ、大人料金で入って風呂上がりのアイスの一本食うか。子供料金で入ってアイスを二本喰うか。どっちがお得だと思う?」

 

 「はやて、あたしは子供料金でいいぞ」

 

 俺の話を聞き、ヴィータは速攻ではやてにそう言い、鼻歌を歌いながら女湯に入って行った

 

 「さて、俺達も行こうぜ隼人、一夏」

 

 俺は隼人と一夏を引き連れ男風呂に入って行った

 

 

 

 「どうだ、エリオ?気持ちいいか?」

 

 「か、一真さん。じ、自分で出来るのでやめてください!?」

 

 「そうか?」

 

 「お兄ちゃん、レンの頭洗って~~」

 

 「はいはい」

 

 その後もひと騒動あり、エリオ、キャロ、レンの三人は男湯に入ってきた(詳しくはサウンドステージをお聞きください)

 

 「ほい、終了っと。さぁ、風呂に入ってきな」

 

 「うん。行こう、キャロ」

 

 「うん」

 

 レンの頭を洗い終えるとレンとキャロはエリオを連れて子供風呂に向かった

 

 「あ~~~生き返る」

 

 自分の体を洗い終えた俺は湯につかり、一日の疲れを取り始めた

 

 「相変わらず子供の扱いに慣れてるね」

 

 隣にいた隼人が声をかけてきた

 

 「家にはレンより厄介な奴がいるからな。まぁ、慣れだ慣れ」

 

 「一真の家がどうなってるのか知りたくなったよ。それより」

 

 「うん?」

 

 「最近、なのは達とはどうなんだい?」

 

 「どうって、いつも通りだよ。馬鹿やって説教を喰らうそれの繰り返しさ」

 

 「そうじゃなくて・・一真は」

 

 「隼人・・・それ以上は言うな。あいつらの気持ちは解ってる」

 

 「!?」

 

 俺の発言に隼人は心底驚いてた表情をする

 

 「俺はそこまで鈍感じゃない。あいつらの抱いている好意には前から気づいている」

 

 「気づいているのに気付いていないふりをするって、鬼畜だね」

 

 「・・・かもな」

 

 俺は乾いた声で笑う

 

 「まぁ、そのうち答えを出すさ。どうするのかをな。っと、言うわけであいつ等には黙っていてくれ」

 

 「解ったよ、親友の頼みだしね。」

 

 「恩に着るぜ隼人」

 

 「でも、ちゃんと答えを出すんだよ」

 

 「わぁってるよ」

 

 その後、エリオが顔を真っ赤にして戻ってきたので話を聞き、慰めてやった

 

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