リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第17話

 

 

 

 

    一真 side

 

 

 「あ~~~生き返るわ」

 

 ホテル・アグスタでの事故処理と検査が終わり六課に戻ってきた俺は部屋に戻ると日頃の疲れを取るためダイオラマ球に入り、現在、気分をリフレッシュしている

 

 虹の実で作ったジュースをテーブルに置き、夕日を眺めながらここ数日のことを思い出す

 

 「ゼオン、今日のアグスタでの襲撃どう思う?俺にはロストロギアを強奪に来たとは思えねぇんだ」

 

 『俺もだ。恐らく目的は・・・』

 

 「俺達の戦闘データを取るためとしか考えられないよな」

 

 海鳴市での襲撃を思い出し、目的が俺達のデータを集めることだと判断する

 

 「兎に角、今後の事を考えて一夏達の訓練メニューを作らないといけないな。ついでに俺も更なる高みを目指すとしますか」

 

 『っと、言うことは久しぶりにアレを使うのか?』

 

 「ああ、アレほどいい物は無いからな」

 

 ゼオンの問いに笑みで答えると、ディスプレイを開き訓練メニューを作成し始めた

 

 

 

   一真 side end

 

 

   フェイト side

 

 

 アグスタから戻った私はなのはと一緒に今日のことを書類に纏めてはやてに渡し、一真の部屋に向かった。その途中

 

 「なのはさん、フェイトさん」

 

 誰かに声を掛けられ振り返るとスバルとティアナがいた

 

 「二人ともどうしたの?部屋で休むように言っておいたはずだけど?」

 

 なのはが二人に尋ねた

 

 「一真さんに今日見せてもらった魔法をもう一回見せてもらおうと思いまして」

 

 「一瞬だったんで映像に残せなかったんです」

 

 そういえば、エリオとキャロが一真が二人にも習得できる魔法を見せたって言ってたっけ?

 

 「それじゃあ一緒に行こうか。私達も一真君と少し話をしようと思ってからね」

 

 「「はい」」

 

 私となのははスバルとティアナを連れて一真の部屋へと向かった

 

 「一真いる?」

 

 部屋に着いた私はドアを叩いて一真がいるかどうか確認すると、ドアが開き

 

 「ん?何だなのはにフェイトにスバルにティアナか。本体なら別荘に居るぞ」

 

 一真が顔を出したんだけど、本体ならと言ってきた

 

 「もしかして一真の分身体?」

 

 私がそう尋ねると

 

 「正解だ。何かあった時困るからと言って本体は俺をここに置いて行った。本体に用が有るんなら魔方陣に乗って別荘に行ってくれ。俺は寝る」

 

 私達にそう言って一真の分身体は寝っころがり眠り始めた。一真の部屋を見渡すと隅の方にダイオラマ球が置いてあり、その横に中に入る魔方陣が浮かび上がっていた

 

 「あの、今の会話どういう事ですか?本体とか分身体とか」

 

 ティアナが私に聞いてくる、顔を見ると訳が解らず混乱しているみたいだ。スバルは処理が追いつかず心なしか頭から煙が出ているのは気のせいかな?

 

 「直ぐに解るよ」

 

 なのはがティアナにそう言い、中に入る魔方陣に入り別荘へと転移した。私も後に続くように乗り一真の居る別荘へと向かった

 

 

 

    フェイト side end

 

 

 

    一真 side

 

 

 「さて、相手は誰にするかな~~~」

 

 俺はキーを押しながら誰と戦おうか考えている

 

 『やるからには強い奴のほうがいいだろう』

 

 「それは解っている。でもよ~~誰にするかが問題なんだよ」

 

 強い奴と言っても沢山いるからな~~。ジャック・ラカン・・・あの人マジチートだし延々と決着がつかない気がするから却下

 

 「ここは無難に英雄伝説のキャラと行くか」

 

 キャラリストを選び、誰にするか選び始めると

 

 「こいつにするか」

 

 俺は英雄伝説の第二のチート人物である『鋼の聖女』アリアンロードを選択し、確定ボタンを押すとアリアンロードが現れた

 

 「この人は強いからな気を引き締めて行かないとな。ゼオン」

 

 『start up』

 

 ゼオンを起動し刀を構える、アリアンロードも槍を構える。互いに動かずじっとしている。しばらくの間そうしていると、波の音と同時にアリアンロードが神速の突きを繰り出してきた

 

 「ぴゅ~~~・・・・速い突きだぜ。反応が少しでも遅れてたら怪我どころじゃ済まないな」

 

 槍が当たる前に腕を槍の側面に当て初撃を防いだ。そして、刀を振り下ろし反撃したがアリアンロードはバックステップでそれを躱し俺と距離を取る

 

 「今度はこっちから行くぜ!」

 

 俺は瞬動で一気に距離を詰めると刀を上段で構え

 

 「斬岩剣!」

 

 刀に魔力を込め上段の構えから思いっ切り振り下ろした。っが、アリアンロードをそれを槍で受け止めた

 

 「っし!」

 

 俺はすかさず左手でアリアンロードの顔めがけて掌底を繰り出すが、アリアンロードはそれを難なく躱す

 

 「本命はこっちだ!」

 

 そして、すぐさま回し蹴りを繰り出しアリアンロードを蹴り飛ばした

 

 「咄嗟に手甲でガードしたか。今の蹴りにもそれなりに魔力を込めたんだが、罅一つ付かないってどんな素材で出来てるんだ?あの槍もそうだけど」

 

 内心で罅一つ付けられないことにショックを受けていると、アリアンロードは自分で兜を外し捨てると、もの凄い闘気が放出された

 

 「・・・ここからが本番って訳か。上等だ!」

 

 俺も闘気を解放し身構える

 

 「っ!」

 

 「覇王流星拳!」

 

 俺達は同時に動き、俺の超高速の連拳とアリアンロードの超高速の連続突きが中央でぶつかり合う。そして、俺達は同時に攻撃を止め後ろに下がる

 

 「っ!」

 

 下がった同時にアリアンロードは槍を構え俺に突っ込んでくる。アリアンロードのクラフトの一つ『シュトルムランツァー』だ。俺はそれを跳んで避けると、左手を上に掲げ巨大な火球を作った

 

 「『炎神の鉄槌』」

 

 巨大な火球をアリアンロードに向け投げるが、アリアンロードはそれを槍で弾き飛ばした

 

 「・・・・マジ?」

 

 避けるものだと思っていた俺は弾き飛ばしたことに唖然とする

 

 「・・・・・」

 

 アリアンロードは槍を上に掲げると空から雷が落ちてきた。アリアンロードのクラフト『アングリアハンマー』だ

 

 「おっと」

 

 雷が当たる前にその場から離れ、アリアンロードに近づこうとするが次々と雷が俺に向かって落ちてくる。普通なら雷は俺の動きより速く落ちてくるのだが、俺は直観で落ちてくるタイミングを感じ、落ちるより速く動き躱していく

 

 『闇の魔法を使った方がいいんじゃないのかカズマ?』

 

 「・・・・・だな。解放、固定『千の雷』!掌握!!術式兵装『雷帝』」

 

 千の雷を取り込み、不規則な動きで落ちてくる雷を避けアリアンロードに近づく。そして、雷速瞬動で背後に移動し

 

 「爆炎剣!」

 

 炎を纏った刀を振り下ろしたが、アリアンロードは槍を一回転するかのように振い、俺の剣戟を防いだ。俺達はそのまま鍔迫り合いへと入った

 

 「せい!」

 

 刀で槍を弾き飛ばし、峰の部分でアリアンロードを吹き飛ばした

 

 「・・・・・・」

 

 弾き飛ばされたアリアンロードは直ぐに立ち上がると更に闘気を解放した

 

 「最大の一撃で決めようって訳か・・・・面白れぇ」

 

 恐らく放とうとしているのはSクラフトの『聖槍グングニル』だな。並大抵の攻撃じゃ負ける。なら

 

 「はぁあああああ・・・・・天空総べる龍よ、我が剣に宿り魔を断つ刃となれ!!」

 

 俺は刀身に魔力を込めると円月殺法の構えを取る

 

 「龍王・・・魔断斬り!!」

 

 アリアンロードの放った闘気の渦と俺の放った龍がぶつかる。それと同時に俺は龍に、アリアンロードは闘気で出来た渦めがけて駆ける

 

 「おぉおおおおお!!」

 

 そして、俺達が交差すると同時に龍と渦は消えた

 

 「・・・・・・・」

 

 俺は鞘を取り出し、刀を納めるとアリアンロードが両断され消えた

 

 「ぷは~~~~・・・ぎりぎりだった」

 

 アリアンロードが消えた後、俺は地面に仰向けになって倒れた

 

 「やべぇ~~力を使いすぎて気が遠くな・・・」

 

 そして、俺はそのまま力尽き眠ってしまった

 

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