リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

7 / 126
第02話

 

 

    一真 side

 

 

 あれから5年、各地を父さんの仕事上各地を転々と移動していた俺は妹の桜と共に海鳴市に戻ってきた

 

「あれから5年経ってるのに・・・あんまり変わってないな」

 

 前に使っていた家を見ながら呟く

 

 「桜、覚えているかこの家の事?」

 

 「うんん」

 

 「まぁ、桜はまだ小さかったからな無理もないか」

 

 「桜~~、一真~~。夕飯まだかいな~~?ワイ、腹ペコで死にそうや~~」

 

 荷物の整理をしているとライオンのぬいぐるみが飛んできた

 

 「もう、ケロちゃんはさっきお菓子食べたでしょう?」

 

 「桜の言うとおりだケロ助。少しはユエみたいに手伝え」

 

 俺が言うと

 

 「そんなこと言うたって、ワイ小さいから物運べんし」

 

 「・・・小物ぐらいは運べるだろう?少しは働け・・・・そうじゃないと今日の晩飯、お前抜きな」

 

 「な、なんでそうなるんや!?」

 

 ケロ助ことケルベロスが晩飯無しと聞くと目玉が飛び出しそうなくらい目を見開いた

 

 「働かざる者食うべからずだ。父さんと母さんがいないからな現在の大黒柱は俺だ。因みに今日の夕飯はハンバーグステーキだ」

 

 「よっしゃ!!頑張って働くでぇ!!」

 

 そういいケルベロスは小物を運び出した

 

 「げんきんな奴だ」

 

 「違うよ、ただ食い意地があるんだけだよケロちゃんは」

 

 桜の言葉に苦笑いしながら俺は荷物の荷解きを始める

 

 「さて、荷物も大体片付いたな。桜、買い出しに行ってくる。後の事任せていいか?」

 

 「うん」

 

 「ユエ、ケロ助が菓子食べないように監視しておいてくれ」

 

 「解った」

 

 俺はユエにケロ助の監視を頼み町へと向かった

 

 「ここのスーパーはいい食材が売ってるな。それに安いし」

 

 近くにあったスーパーに入り、食材の良さと安さに驚きながらも買い出しを続ける

 

 「後はひき肉だな。ん~~~~~・・・これにするか」

 

 よさそうな物を見つけた俺はそれを取ろうとした時、誰かの手と俺の手が重なった

 

 「「すいません」」

 

 俺達は同時に謝った

 

 「あの~~もしかしてこのお肉狙っとりました?」

 

 「ええ、そう言うあなたも?」

 

 「はい。今日はひき肉が特売なんで」

 

 俺達は同時にひき肉を見た。残りの数は俺達がとろうとしていたパックだけである

 

 「(・・・・晩飯の予定変更だな)どうぞ」

 

 パックを取ると女性に渡した

 

 「へ、ええんですか?」

 

 「ええ。先にパックに触れたのは君だからな」

 

 そう言い、俺は牛肉のコーナーへと向かおうとしたら

 

 「あの、ありがとうございます」

 

 女性がお礼を言ってきたので手を振って答えた

 

 

 

 

 夕飯を食べ終えた俺は桜が風呂に入っている間に両親へと電話をしていた

 

 『じゃあ、無事に引っ越しは済んだんだな』

 

 「ああ、何に問題もなくね」

 

 『そうか、安心した。俺はそろそろ仕事に行かないといけないから切るぞ』

 

 「解った。気を付けて」

 

 父さんとの電話を終えた後、星を眺めたくなりベランダへと出た

 

 「(明日から騒がしくなるような気がするが・・・まぁ、なるようになるだろう)」

 

 夜空に輝く星々を眺めながらこれからの生活が楽しくなることを流れ星に願った

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。