リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第22話

 

 

 

 

   一真 side

 

 

 「それにしても女の子なのによくもまぁ、そんなに食えるなスバル」

 

 昼食の時間となり結衣達が買った物をコインロッカーに預け、昼食時バイキングを行っているホテルに来た俺達は好きなものを取り食べているのだが、スバルの持ってきた皿にはまるでタワーのように食べ物が乗せられていた

 

 「そう言う一真さんだって私と同じ量、またはそれ以上食べてますよね?」

 

 「俺は男だからな。食べる量が違うんだよ」

 

 「一真さん、スバルに何を言っても無駄ですよ。この子の食欲は小さい時からこうだったって聞いてます。それに、スバルのお姉さんもそうなんですよ」

 

 「ナカジマ家の胃袋はブラックホールなのかな?」

 

 ティアナの話を聞いたすずかがそう言う

 

 「ずっと気になってたんだけど、何でそんなに食べてるのにスタイルが変わらないのかしら?」

 

 結衣が羨ましそうな目でスバルを見る。よく見ると、すずかとティアナも結衣と同じ目でスバルを見ていた

 

 「?」

 

 食事に集中していたせいか話を聞いていなかったスバルは首をかしげる

 

 「(確かにこれだけ喰って太らないのは異常だな。あれか?栄養が全部胸にでも行ってるのか?)」

 

 俺は年齢の割にはかなり育っているスバルの双丘を見てそう思う

 

 

 

 

   一真 side end

 

 

 

   3人称 side

 

 

 「・・・これはかなり拙い状況だね」

 

 どこかにある研究所で一人の科学者が画面に映っている映像を見て呟く

 

 「あの老害達に頼まれてた物を保護しようと行動していたのにまさか、彼らがそれを奪いに来るとは」

 

 科学者は少し考えると、通信回線を開いた

 

 「・・・かい?悪いが・・・・と・・・・・に任務の内容を伝えてくれるかい?内容は・・マテリアルの保護」

 

 

 

 

 

 「ん?」

 

 「どうしたのエリオ?」

 

 足を止めたエリオにレンが尋ねた

 

 「今、何か聞こえなかった?」

 

 「レンは聞こえなかったわよ?キャロは?」

 

 「私も聞こえなかったよ?」

 

 「気のせいだったのかな?」

 

 エリオが首を傾げ、再び歩こうとすると今度は大きな音が聞こえた

 

 「二人とも!」

 

 「うん、今のは聞こえた」

 

 「こっちからね」

 

 3人は音のした方に小走りで向かうと、ボロボロの服を着た女の子が倒れていた

 

 「キャロ!レン!

 

 「「うん/ええ」」

 

 3人は女の子に近づき意識があるかどうかを確認する

 

 「ねえ、エリオこれ何の箱かしら?」

 

 レンは女の子のが引きずってきたであろう箱を指さすと

 

 「レリックが入っていたのと同じ箱」

 

 最初のミッションで見たレリックが入っていた箱と同じものだった

 

 「キャロ、全体通信をお願い」

 

 「うん、こちらライトニング04緊急事態につき、現場状況を報告します。サードアベニューF-32の路地裏にてレリックと思しきケースを発見。ケースを持っていたらしい小さな女の子が1人意識不明で倒れています。指示をお願いします」

 

 

 

 

 「聞いたな、結衣、すずか、スバル、ティアナ。休暇はここまでみたいだ・・行くぞ」

 

 通信を聞いた一真は結衣達を連れてエリオ達が居る場所へと向かった

 

 一真達が現場に到着すると、キャロが女の子に回復魔法をかけていた。一真はキャロと代わり、医療班が来るまで治癒魔法で女の子の傷を治し、スバル達は周囲を警戒していた。そして、暫らくしてから一夏達が到着し、それと同時にヘリが到着した。ヘリに乗っていたシャマルが女の子の回復を始めた

 

 

 

 「…うん、バイタルは安定してるわね。危険な反応も無いし・・・心配無いわ」

 

 シャマルの言葉を聞き、全員がほっとする

 

 「お休みの最中だったのに・・ごめんね皆」

 

 なのはが一真達に謝る

 

 「あ、いえ」

 

 「平気です」

 

 なのはの謝罪?に問題ないと答えるスバルとティアナ

 

 「女の子とケースはヘリで搬送するから、皆はここで現場調査ね」

 

 『はい』

 

 「一真君、この子をヘリまで運んでくれる?」

 

 「あいよ。そうだ、すずか、お前もヘリに乗って六課に戻っておけ。それとも一人でミッドを回るか?」

 

 一真が聞くと

 

 「一人だとつまらないから、六課に戻るよ。それにその子のことも気になるし」

 

 すずかは一真に抱えられている女の子の顔を撫でながらそう言う

 

 一真が女の子をヘリに寝かせ頭を軽く撫で戻ろうとしたとき

 

 『アグスタを襲撃してきたロボットが現れました!地下水路に数機ずつのグループで数は・・・20機です』

 

 『海上方面からも確認しました。地下水路と同じで数機ずつのグループで数は40です』

 

 「・・・・はやて、地下水路の方は一夏達に任せて俺、なのは、フェイト、結衣は海上から来る敵の迎撃に当たる」

 

 ロングアーチからの報告を受けた一真は少し考えた後、はやてにそう言う

 

 『それが一番やろね』

 

 一真の話を聞き、はやては一真の案に賛同した。そして、演習を行っていたヴィータが敵を感知し演習にいた上官が気を利かせ、こちらに向かって来ているとの報告を受けたはやては一真と結衣、なのはとフェイトの組に分けて迎撃に移るよう指示を出した

 

 「さてと・・・・行きますか」

 

 ビルの屋上で準備体操を終えた一真がそう言う

 

 「それにしてもFWの皆逞しくなったね」

 

 「これからもっと逞しくなるよ。心も体もね」

 

 フェイトの言葉になのはが微笑んでそう言う

 

 「それじゃあ行きましょう」

 

 結衣の言葉に頷き、デバイスを起動した一真達は敵機を迎撃するため飛び立った

 

 

 

 

 「・・・・マテリアルを回収するはずだったのにこんなことになるなんてね」

 

 青年が巨大なモニターを眺めながらそう呟く

 

 「・・・・、彼が君の指示を無視してここから出て行ったが・・よいのか?」

 

 ブシドーが青年に問うと

 

 「構わないよ。彼もストレスが溜まっているだろうからね。それと、万が一に備えて君も行ってくれないかな?彼を回収するためにね」

 

 「・・・・心得た。して、私の新しい剣はどうなっている?」

 

 「現在制作中だよ。きっと、納得のいくものになるはずだよ」

 

 「そうか」

 

 ブシドーは青年の言葉を聞いた後、部屋から出て行った

 

 「・・・もうすぐ、全次元の人々を導くための計画が始まる。そして、その人々を導くのは管理局ではなく、この僕、リボンズ・アルマークだ」

 

 青年が閉じていた目をゆっくりと開けると、目は金色に輝いていた

 

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