リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ 作:白の牙
3人称 side
「はぁあああ!」
スバルが気合と共に拳を突出し、襲いかかってくる敵機を粉砕する
「・・・相変わらずの馬鹿力ねスバル」
「ギン姉に言われたくなよ!」
地下水路でスバル達は別件で動いていたスバルの姉、ギンガと合流し、レリック確保の為共に行動している
「それにしても四人ともかなりと強くなったんじゃねぇか?」
一夏はスバル達が倒した敵機の残骸を見ながらそう言う
「そうね、初めて会った時に比べて動きも格段に良くなってきてるわ」
「なのはさんや一真さんの訓練のおかげです」
エリオが鈴にそう答える
「ほら、話してないで早く行くわよ。相手より先にレリックを探し出さないといけないんだから」
ティアナにそう言われ、襲い来る敵機を迎撃しつつ一夏達は奥へと進む
「はぁっ!」
そのころ空では、一真達が次々と敵機を撃破していく
「ハイドロスラッシャー!」
結衣が槍から水を勢いよく噴出させると、そのまま槍を振い残っていた敵機を全て両断した
「こっちはあらかた終わったな。結衣、なのは達に連絡して終わったかどうか確認してくれ」
「ええ。なのはちゃん、ヴィータちゃん聞こえる?こっちは終わったけどそっちはどうかしら?」
回線を開き、結衣が尋ねると
『こっちは終わったよ』
『こっちもだ。あたしはリインと一緒にFW達の所に向かう』
「じゃあ、私達はヘリの護衛ね」
『うん。じゃあ後でね』
「一真、聞いてたでしょう?ヘリの護衛に行くわよ」
「ああ。・・・・・ん?」
結衣に返事をし、飛び立とうとしたとき一真は『ふと』何かを感じ後ろを振り向いた
「どうしたの一真?」
結衣は一真の行動を不思議がり尋ねた
「・・・武器を構えろ結衣。何か来るぞ」
「え?」
一真の言葉にきょとんとしていると自身に向かって斬撃らしきものが飛ばされてきた。行き成りのことに結衣は反応できずにいると瞬動で結衣の前に移動した一真が刀を振い斬撃を斬り裂いた
「ったく、戦闘中に気を抜くなんてお前らしくないぞ結衣」
「あ、ありがとう一真」
結衣が一真にお礼を言うと
「ふん、今の不意打ちを防ぐとは中々やるじゃねぇか」
何処からか声が聞こえると、風が吹き荒れ、鎧を纏った青年が現れた
「久しぶりだな、モブ野郎」
「・・・・・・」
「何だ、俺の迫力にビビってるのか?」
青年が笑っていると
「・・・お前・・・・誰?」
一真がそう問うと青年はずっこけてしまった
「貴様、オリ主であるこの俺を忘れたのか!!」
「そう言われてもなぁ~~~。お前に見覚えないし」
「王允刃だ!」
「王允?・・・・・・・ああ!」
青年、王允刃の名前を聞き、一真は手を叩き思い出した
「つーか、お前、お偉いさんの娘に手を出して、局を辞めさせられたんだったけっか?聞いた話ではデバイスも取り上げられたって聞いたけど?」
「ふん!管理していた奴らは雑魚だったからな気絶させて取り返してやった」
王允は自慢げに言う
「・・・・結衣、先に行ってろ」
「いいの」
「直ぐに追いかける行け」
「うん」
一真にそう言われ、結衣は一足先にヘリへと向かった。そんな結衣を王允は黙って行かせた
「てっきり結衣を行かせないために攻撃してくると思ってたんだけどな」
「ふん、今の俺を動かしているのは貴様への復讐だけだ!」
そう言い、王允は剣を構え、一真に斬りかかった
「見つからないね~~」
「スバル、口じゃなくて手を動かしなさい」
地下水路の奥を進み、広い空間に出た一夏達はレリックの反応がこの空間からしていると知り探しているのだが、一向に見つからないのだ
「本当にこんな所にあるの?」
「・・・・センサーはそう示している」
鈴の問いに簪が肯定を示す。すると
「皆~~~レリック有ったよ~~~」
本音がレリックを見つけたことを一夏達に教える
「よっしゃあ!これで任務完了だな。さっさと外に出ようぜ」
一夏がそう言った時
「ほえぇえええええ!?」
何処からか飛んできた魔力球が本音の足元で爆発し、本音は吹き飛ばされた。壁に衝突しそうになったが、ぶつかる前に一夏が本音を助け怪我をすることはなかったのだが爆発の際にレリックを手放してしまった
「誰だ!」
この空間に自分達以外の何かがいると判断した一夏は大声で叫ぶ
「悪いがこのレリックは我々が貰う」
すると、柱の後ろから二人の青年が出てきた
「・・・・データで見たことがあるわ。右にいる男性は地球での任務の時に隼人さんと対峙したブリング・スタビティよ」
ティアナはブリングの顔を見てそう言う
「俺の名はディヴァイン・ノヴァ。ブリングと同じ遺伝子を持つ者だ」
「(・・・・どうするティア?)」
ブリング達と話しつつスバルは念話でティアナに尋ねる
「(正直言ってかなりやばいわ。あのブリングって言う人の実力は隊長クラス。こっちは予想だけど隣に入るディヴァインって言う人の実力も同じだと思うわ)」
ティアナは冷や汗を流しながら念話でスバルに言い返す
「(皆、あの二人の相手は俺と鈴がする。ティアナ達は隙を見つけ次第、ブリングが持っているレリックを回収してくれ)」
すると、一夏が念話で全員にそう言った
「(無茶ですよ一夏さん)」
「(安心しろ手が無いわけじゃない)」
スバルにそう言い一夏と鈴は一歩前に出る
「はぁ~~~、後でカズ兄に怒られるわよ・・絶対」
鈴が呆れた目で一夏を見る
「しょうがないだろう、全員で行っても返り討ちにあう可能性だってあるんだ。だったら俺はこいつを使う、後で怒られるのは覚悟のうちだ」
「ったく、しょうがないわね~~~・・・・付き合ってあげるわよアンタの賭けにね」
鈴はそう言い青竜偃月刀を構える。一夏も中段の構えで剣を構える
「ソウル!エクストリームモード!」
「シェンロン!Vモードよ!」
二人が愛機にそう指示を出すと
『エクストリームモード』
『Vモード』
二機のデバイスから音声が流れ、二人は金色のオーラを纏った
「行くぜ!」
一夏は思いっ切り地面を踏み込むと、一瞬でブリングとの間合いを詰めた
「何!?」
これまで取ったデータ以上のスピードにブリングは驚愕した
「おらぁ!」
そんなブリングの表情にお構いなく一夏は剣を振いブリングを斬った
「ぐぅ!?」
間一髪で防御に間に合い直撃を免れたが剣を振った際に起こった衝撃波で吹き飛ばされてしまった
「ブリング!」
ディヴァインはブリングを助けるために動こうとしたが
「どこ見てるの?あんたの相手は私よ!」
「ぬぅ!?」
鈴に行く手を阻まれ助けに行けないでいた
「おら!おら!おら!・・・・・・」
「ぐぅうううううう!」
「どうした?防ぎ切れてないぜ?両手で防いだ方がいいんじゃないか?」
一夏がブリングを挑発的に言うと力を込め、ブリングを押していく
「ぬぅうう」
ブリングも力を込め踏みとどまっているが、力の差は歴然である
「今だ二人とも!!」
一夏がそう叫ぶと
「おぉおおおおお!」
「はぁああああああ!」
ウィングロードを展開し、ブリングの背後に移動していたスバルとギンガがブリングに飛び掛かる。二人が飛んだ瞬間、一夏は力を込めブリングを弾き飛ばし、二人の居る方へ飛ばす
「「ダブルキャリバーショット!!」」
スバルとギンガはブリングの背面に強力な蹴りを叩き込んだ
「がは!」
防御できずそれを喰らったブリングはそのまま、地面に激突する、その際持っていたレリックを手放してしまう
「エリオ!」
ティアナの指示でエリオはストラーダのブースターは噴出させ飛び、レリックを回収する
「決めるぞ鈴!」
「ええ!」
レリックを取り返したことを確認した一夏はディヴァインと戦っている鈴に声をかける。鈴は青竜偃月刀を力一杯振り、ディヴァインをブリングの方に飛ばす
「喰らえ!白虎衝波斬!」
「ドラゴン・インフェルノ!」
一夏は魔力で形成した虎と共に突撃し、鈴は刀身に龍を模した炎を纏わせ突きと共にそれを放った。炎の龍は虎の周りを回るかのような機動でブリング達に向かう。だが、当たる直前二人は転移魔法を使うその場から転移してしまった
「くそ!逃げられた!!」
一夏は逃げられたことに憤怒する
「・・・・レリックを取り返したことだし・・いいことにしよう?」
「そうだよおりむ~~。それより、早くモードを解除したら~~~?」
そんな一夏を簪と本音が慰める
「そうだな。ソウル、モード解除だ」
『了解』
デバイスに指示を送ると纏っていた金色のオーラが消え、一夏は膝をついた。鈴も同様で両手を地面につける
「やっぱり疲れるわね。あのモードは」
「ああ、体力と魔力がもう殆どねぇ」
FW陣は一夏と鈴の体力が回復するまで周囲を警戒し、ヴィータが来たので一緒に地上へと戻った
一方、一真は
「・・・・・」
「そら!そら!そら!そら!」
空中で王允と剣を交えていた
「どうした、反撃して来いよ!」
「そんじゃあ、遠慮なく行かせてもらう。お前の大体の力量は掴めたしな」
そう言い、一真は王允の剣を弾き飛ばし
「はぁあああああ!!」
唐竹、袈裟斬り、薙ぎ払いと怒涛の速さで剣戟を繰り出していく。王允はその剣戟を剣で防いでいるか剣速が速すぎるため全てを防ぐことは出来ないでいた
「どうした反撃して来いよ」
挑発気味にそう言うと
「俺を舐めるなモブ野郎!」
『ソニックムーブ!』
高速移動で王允が一真の背後に移動し剣を振り下ろしてきたが、一真は虚空瞬動で王允の背後に移動し、無詠唱魔法の射手を発動、10個の球状の魔法の射手を滞空させる
「轟雷掌!」
そして、掌底を打ち込むと同時に螺旋状に絡ませ同時攻撃をし王允を吹き飛ばした
「がは!?セイバー!モードヘリオス!」
王允がそう唱えると、鎧の形状が変わり、更に剣が二刀の非実体剣へと変わった
「行くぞ!!」
体勢を整えた王允は先程よりも速くなっておりヒット&アウェイの戦法をし始めた
「・・・・・」
「今の俺の速さはフェイトの数倍。お前ごときじゃ捉えることは・・・」
王允が自身ありげにそう言っていると
「ごは!?」
腹部に強烈な衝撃が走った
「捉えることは・・・何だって?」
瞬動での勢いを付けた一真の拳が王允の腹部の入っていた
「今のお前はフェイトの数倍の速さだって言ってるが、フェイトの方がもっと速い。まぁ、俺はもっと速く動けるけどな」
そう言い、一真はバク転の要領で王允の顎を蹴り、刀を構える
「雷刃・七連閃」
そして、雷を纏った刀で七つの剣戟を喰らわせた。そして、止めの一撃を放とうとしたとき何かが王允を回収した
「お前はブシドー」
「久しぶりだな青年よ。悪いが彼は回収させて貰う。一応こちらの戦力の一員なのでな」
ブシドーは腕に抱えている王允を見ながら言う
「それと、ヘリの所の行くのなら急いだほうがいいと言わせてもらおう」
そう言い、ブシドーは王允を連れてその場から離脱した
「・・・どういう意味だ?」
ブシドーの言葉に疑問を感じた一真だが、嫌な予感がし急いでヘリへと向かった