リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第24話

 

 

 

   3人称 side

 

 

 王允を倒した一真は猛スピードでヘリへと向かっていた。理由はブシドーが一真に言ったことが原因だ

 

 「(間にあうといいけどな)」

 

 そんな事を思いつつ一真は更にスピードを上げヘリへと向かう

 

 

 「・・・リヴァイバル、リボンズからの報告。王允は如月一真に倒されたってさ」

 

 「やはりそうですか」

 

 「その言い方、まるで王允が負けるって知ったような口調ね」

 

 「彼の強さは異常だからね。もし、彼に勝てるとしたらそれはリボンズ以外考えられない」

 

 ミッドに建っているビルの屋上でリヴァイバルとヒリングは他愛もない会話をしながら飛んでいる六課のヘリを眺める

 

 「それじゃあリボンズに頼まれたことを行うとしよう」

 

 そう言い、リヴァイバルは背負っていたバズーカを両手で持ちバレルを展開させ砲身をヘリに向け、チャージを開始した

 

 

 

 「ディエチちゃん、見える?」

 

 「よ~~く見えるよクアットロ」

 

 リヴァイバルル達がいるビルからかな~~~り離れたビルの屋上でこれまた二人の女性がいた。ディエチと呼ばれた女の子は持っているバズーカの砲身を展開しチャージをしながら答える

 

 「いいディエチちゃん、狙いはあの二人がいるビルよ」

 

 「解ってる。だけど、チャージが間に合うかどうか」

 

 「最悪、砲撃にぶつけて軌道をずらすだけで構わないってドクターが言ってたわ」

 

 「了解」

 

 そう言い、ディエチはチャージを続ける

 

 

 

 なのはとフェイトは結衣と合流すると、一緒にヘリに向かった。すると

 

 『市街地に巨大なエネルギー反応!大きい!?』

 

 ロングアーチから謎のエネルギー反応を感知したことが告げられた

 

 『砲撃のチャージを確認!数は・・・二つです。推定威力は・・・・Sランク』

 

 『規模からしてチャージ予想時間、約20秒!』

 

 「なのは!結衣!」

 

 「うん!」

 

 「ええ!」

 

 報告を受けた3人は速度を最高値まで上げヘリへと向かう

 

 「リヴァイバル、どうやら局の連中がこっちの目的に気づいたみたいだよ」

 

 サーチャーから送られてくる映像を見ながら報告するヒリング

 

 「そうですか・・・でも、今更気づいたところで遅いですけどね。チャージはもうすぐ完了する」

 

 「反対方向にチャージしてるもう一組がいるけどどーする?」

 

 「無視して構わないでしょう。私達の目的はあそこにいるのが本当の聖王のクローンかどうか確かめ、それを確保することですから」

 

 「じゃあ、ちゃっちゃと終わらせて帰ろう」

 

 「ええ」

 

 ヒリングにそう言い、リヴァイバルは砲撃に集中する

 

 「GNバズーカ・・・発射!」

 

 そして、引き金を引き、極太のエネルギー砲を発射した

 

 

 「ディエチちゃん」

 

 「解ってる。IS『へヴィバレル』発動・・・・・発射!」

 

 リヴァイバルが砲撃を放ったと同時にディエチもチャージし終えたエネルギー砲を発射する

 

 「ああ!?」

 

 ヘリを目視できるところまで来たなのは達は発射されたエネルギー砲を見て悲痛な表情をする

 

 二つのエネルギー砲はヘリの少し前で衝突するが、リヴァイバルが撃った方エネルギー砲の方が威力が高く、徐々に押していきディエチの放ったエネルギー砲を突き破りヘリに向かい、爆発した

 

 「すずかちゃん!シャマルさん!ヴァイス君!」

 

 なのはは4人が無事であることを信じ通信するが返事は帰ってこない

 

 「ファーストフェイズ完了」

 

 バズーカ砲を折り畳み、ヘリが撃墜したかどうか確認するために目を細めたリヴァイバルだが、ふとあることに気が付いた

 

 「(ヘリの残骸が落ちてこない?)」

 

 リヴァイバルが不思議に思っていると、爆煙が晴れそこには

 

 「ぎりぎりセーフだな」

 

 砲撃を防いだであろう一真がヘリの前にいた。一真はロングアーチからの報告を聞いた後、超長距離瞬動術『縮地无疆』を使い一気にヘリまで移動し、無詠唱『風花・風障壁』を使い砲撃を防いだのだ

 

 「どうするリヴァイバル?」

 

 「取りあえず逃げるのが一番だろうね」

 

 二人がそんな会話をしていると

 

 「逃がさないわよ」

 

 「「!?」」

 

 結衣が二人の背後におり、槍で二人を攻撃するが、二人は飛んでそれを避けると背後から極太の桜色の砲撃が迫ってきた。二人は互いの足を蹴りそれを避けると合流する

 

 「(結衣ちゃんごめん。避けられちゃった)」

 

 「(問題ないわ。二人が逃げた先にはフェイトちゃんがいるわ)」

 

 念話で会話をしていると、結衣の言った通りフェイトが二人に逃げた先に先回りしており、バインドを仕掛ける

 

 「おっと」

 

 「捕まりませんよ」

 

 二人はフェイトの発動したバインドを避け、別の場所に逃げようとしたが

 

 「逃がさねぇぞ。バーナウ・ファー・ドラグ!影の地統べる者、スカサハの、我が手に授けん三十の棘もつ霊しき槍を『雷の投擲』!」

 

 二人の頭上に移動した一真が雷で出来た30本の槍を二人に投合した。槍は二人を囲うように地面に突き刺さり、逃げ道を無くした。唯一の逃げ道である上空に二人が移動すると、そこには、待っていたと言わんばかりに砲撃を撃つ体制に入っているなのは、フェイト、結衣の3人がいた

 

 「トライデントスマッシャー!」

 

 「ディバインバスター!」

 

 「ハイドロプレッシャー!」

 

 3人は同時に砲撃を放ち、二人に攻撃する

 

 「これは・・・・・避けられないわね」

 

 「そうですね」

 

 二人が諦めモードに入っていると、砲撃が当たる寸前何かが間に入り二人を回収していった

 

 「逃げられた。ロングアーチ、追跡を!」

 

 フェイトがそう言うと

 

 『だめです。ロストしてしまいました』

 

 「・・・・」

 

 一真は誰が間に入り、二人を連れて行ったのか見当がついており場所も把握していたのだが

 

 「(ヘリのことを教えてくれた義理があるしな。今回は見逃してやるか)」

 

 そう思い、砲撃が放たれたもう一か所の方を見る。そこには戦闘の意志が無いのか、ただ黙って立っているクアットロとディエチが一真達を見ていた

 

 

 

 「すいませんリボンズ。マテリアルの確保に失敗してしまい」

 

 研究所に戻ったリヴァイバルはリボンズに頭を下げる

 

 「別に気にしてないよ。チャンスはまだある、次の機会を待とう。それよりもミスターブシドー、彼は今何をしてるのかな?」

 

 「部屋に閉じこもっている。強くなったのに負けたのがきつかったのだろう」

 

 「・・・そうかい。(如月一真・・・計画を遂行するにあたっての一番の難関は彼だろうね)」

 

 そんなことを思いつつリボンズは計画を遂行するための準備をちゃくちゃくと進めるのであった

 

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