リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第26話

 

 

 

 

    一真 side

 

 

 「さて、話の続きと行こうか」

 

 食堂で昼食を食べ終えた俺、なのは、フェイト、はやて、結衣、クロノさん、騎士カリム、レジアスのおっさん、スカリエッティの9人は会議室で話の続きを行うことにした

 

 「まずはこの子についてだ」

 

 会議室にある画面を操作して昨日保護した少女の写真を出すスカリエッティ

 

 「この子は最高評議会が私に命令し作らせたクローンだ」

 

 「一体誰のクローン何だ?」

 

 クロノさんが尋ねると

 

 「聖王と言われた古代ベルカ時代の王、オリヴィエ・ゼーゲブレヒトのクローンだよ」

 

 「!?」

 

 その言葉にいち早く反応したのは騎士カリムだった

 

 「何だよその聖王ってのは?」

 

 「昔のミッドチルダはベルカと呼ばれていてね、君たちの世界で言う戦国時代だったのさ。彼女はその時代で活躍した王の一人なのだよ。歴史書では『最後のゆりかごの王』と書かれている」

 

 「最高評議会は一体どこから聖王の細胞を手に入れたんですか?」

 

 騎士カリムがスカリエッティに聞く

 

 「それは私にも解らない。予想だが・・教会にある聖王の墓から髪の毛を取ったと思われる」

 

 「でもよ聖王のクローンを作って一体何の意味があるんだ?また戦争でもおこそうってのか?」

 

 「評議会がクローン作らせた理由は『ゆりかご』を制御するためさ。ゆりかごを動かせるのは聖王の血を引く者だけだからね」

 

 「さっきから気になってたんだけどその『ゆりかご』って一体何なのかしら?」

 

 結衣が尋ねると

 

 「管理局が次元を航行するのに使っている次元船は知っているね。『ゆりかご』はその船を更に大きくしたいわば超巨大な戦艦なのさ」

 

 「戦艦ねぇ。そもそも最高評議会だったか?そいつらは一体何者なんだ?」

 

 「旧暦の時代にバラバラだった世界を平定し、管理局を生み出した人物達さ。昔は優れた指導者でだったみたいでね一線を引いた後も評議会性を作って見守ってきたんだけど、今では権力の座にしがみついた存在で、目的の為なら手段は択ばない連中さ」

 

 俺の問いにスカリエッティが答える

 

 「旧暦ってことは結構前に生きていた連中だろ?まるで今も生きているような口調に聞こえるんだが?」

 

 「・・・生きてるのさ彼らは。脳髄の状態でね」

 

 そう言い、スカリエッティは生体ポッドのような物の中で漂っている写真を映した

 

 「これが最高評議委員の正体」

 

 クロノさんが写真を見て呟く

 

 「目的の為なら手段を選ばない・・か。腐ってやがるなこの脳みそども」

 

 「この3人は私に任せておいてくれ。近いうちに再起不能にする予定だからね」

 

 スカリエッティがそう言い、最高評議会の話題は終わった

 

 「次は騎士カリムの予言についてだね」

 

 「予言?」

 

 「カリムはな『プロフェーティン・シュリフテン』っちゅう半年または数年後の未来を詩文形式で書きだして予言書の作成が出来るんや」

 

 はやてが俺に説明する

 

 「っと、言っても2つの月の魔力がうまく揃わないと発動できないんです。それに予言の中身も古代ベルカ語で解釈によって意味が変わる事もある難解な文章。世界に起こる事件をランダムに書き出すだけで、解釈ミスも含めれば的中率や活用性は割と良く当たる占い程度。つまりは、あまり便利な能力ではないんです」

 

 「だが、聖王教会はもちろん、次元航行部隊のトップもこの予言には目を通す。信用するかどうかは別として、有識者による予想情報としてな。そんな騎士カリムの予言能力に数年前から少しずつ、ある事件が書き出されている」

 

 クロノさんがそう言うと騎士カリムがゆっくりと話し出す

 

 「古い結晶と無限の欲望が集い交わる地、死せる王の許、聖地よりかの翼が蘇る。大地の法の塔は虚しく焼け落ち、それを先駆けに数多の海を守る法の船も砕け落ちる。王の力を得た神を名乗る革新者、翼を使い全ての世界を掌握せんとする。かの者を止めるのは雷と星の力を纏いし闇の剣士なり。・・・これが、私が書きだした予言の書です」

 

 「この『法の塔』っていうのは」

 

 「恐らく可能性としてですが、ロストロギアをきっかけに始まる管理局地上本部の壊滅と、管理局システムの崩壊かと」

 

 その言葉を聞き、なのはとフェイトは表情を硬くした

 

 「中盤の所は解らないが、最初の部分ならもう確定してるね」

 

 「どういう事だ?」

 

 スカリエッティの発言に俺が質問すると

 

 「この『無限の欲望』と言うのは私のコードネームだからさ。事実、私はこの翼を見つけている」

 

 「まさかその翼って言うのが」

 

 「そう『ゆりかご』だよ。何重もの警備システムを引いているが、この予言の書から察するにゆりかごは動くようだね」

 

 「地上本部の警備も強化した方がいいかもしれんな・・・・そして、アレの完成も急がねば」

 

 スカリエッティとおっさんは難しい顔でぶつぶつ言い始める

 

 「それにしてもこの闇の剣士って誰の事なんだろう?」

 

 「僕の方でも探してはいるが、見つかっていない。無限書庫にも頼んではいるが・・・解らないそうだ」

 

 「・・・・・(雷と星の力を纏いし闇の剣士・・・か。もしかしたらアレのことかもしれないが・・・そうと決まったわけじゃないし言わなくてもいいな)」

 

 闇の剣士に心当たりがあった俺は言おうとしたがやめておいた。その後、今後の事を話し終えた後、クロノさん、騎士カリム、スカリエッティ、レジアスのおっさんはそれぞれの場所に戻って行った

 

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