リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第34話

 

 

 

3人称 side

 

 

 「リヴァイバル、ミスターブシドー、ブリング、デヴァイン、王允刃。トップクラスの戦闘力を持った5人が戦闘続行不可能。ヒリングはエース・オブ・エースと蒼き槍姫と戦闘中で六課には行けそうにない」

 

 複数のモニターを見ながらリボンズはそう呟く

 

 「僕自ら出向いた方がいいかもしれないね」

 

 リボンズは立ち上がると転移魔方陣を展開し六課へと転移した。目的は自分の計画に必要な最後のワンピースである聖王のクローンであるヴィヴィオを捕獲するためである

 

 

 「一真」

 

 デヴァイン、ブリング、王允の3人を沈め、地面に降りるとヴィヴィオを抱っこしたフェイトが一真に近づいてきた

 

 「ナイスキャッチだったぜフェイト。だけどよ~~、俺より速く出たってのに着くの遅くね?」

 

 「一真が速すぎなんだよ」

 

 一真の言葉にフェイトは呆れた口調で言う

 

 「そう言えば後の4人はどうしたんだ?一緒に来たんだろう?」

 

 「4人には空で周囲を警戒するように言ってあるよ。でも、ヴィヴィオが無事で本当に良かった」

 

 フェイトはヴィヴィオの頭を撫でながら言う

 

 『カズマ、転移反応をキャッチ。何かが来るぞ!』

 

 ゼオンの報告と同時に緑色の魔方陣が展開され、一人の青年が現れた

 

 「こうして会うのは初めてだね如月一真、フェイト・T・ハラオウン。僕の名前はリボンズ・アルマーク。リヴァイバル達が所属しているアロウズを作った者さ」

 

 「大将自らお出ましか。倒された奴らの敵でもウチに来たのか?」

 

 「まさか、僕にそこまでの情は無いよ。僕が来たのはその子を確保するためさ」

 

 リボンズはヴィヴィオを指さして言う

 

 「それを聞いて俺が黙っていると思うか?」

 

 一真は大剣の切っ先をリボンズに向け言う

 

 「っふ、思っていないさ。だから、力づくで奪わせてもらうよ」

 

 リボンズはデバイスを展開し右手に持ったライフルを一真ではなくフェイトに向けると砲撃を放った

 

 「させるか」

 

 フェイトの前に移動し、大剣を楯にして砲撃を防ぐ一真

 

 「フェイト、ヴィヴィオを頼むぞ」

 

 「うん」

 

 一真は空へと飛びあがりリボンズと対峙する

 

 「今ここで彼女からマテリアルを奪うのは楽だけど、君を先に倒させてもらうよ。君は計画を決行するにあたって最大の障害だからね」

 

 「・・・俺を倒すっか。っふ、やれるもんならやってみろ!!」

 

 大剣を構えリボンズに突っ込み一真。リボンズは銃口を一真に向け、ノーチャージでの砲撃を撃ち、一真の接近を阻止しようとするが、一真は次々と放たれる砲撃を避けながら前へと移動する

 

 「はぁっ!」

 

 自分の間合いに入ると大剣を振りおろし剣戟を繰り出す、リボンズは左手に装備した楯で一真の一撃を防ぐ

 

 「この一撃を防ぐか」

 

 「ふふふ、僕はリヴァイバル達とは一味違うのさ」

 

 そう言い、リボンズは背中に装備した4つのビット兵器をパージし先端から砲撃を放つ。一真は足を楯に乗せ蹴って後方に飛び砲撃を躱した

 

 「これはどうかな?」

 

 リボンズは楯に装備した小型のビットをパージし大型のも含め一真へと向かわせる。縦横無尽に襲い来るビットを一真は軽々と避けていく。術式兵装で身体能力が更に上がっているため余裕そうな表情をしている一真、だが余裕で避けれるとはいえ鬱陶しくなってきたのか大剣を刀に戻し

 

 「奥義、百烈桜花斬!」

 

 自身を中心に魔力を円状に開放し、一瞬で全てのビット兵器を斬り刻んだ。そして、瞬動でリボンズの背後に移動し

 

 「止めだ」

 

 止めを刺そうとした瞬間、超直感で何かを感じ取った一真は刀を振り下ろさず後方に下がった。すると、二人の間を砲撃が通りすぎた

 

 

 「遅くなり申し訳ありませんリボンズ」

 

 砲撃が放たれた方を見るとボロボロになったリヴァイバルがそこにいた

 

 「いや、いいタイミングだったよ。他の皆は?」

 

 「意識を取り戻し各自転移で拠点に戻っています」

 

 「そうか、なら僕も目的を果たそう」

 

 リボンズは一真に背を向け、地上へと向かう。向かう先はもちろんヴィヴィオのいる所だ

 

 「待て!」

 

 リボンズの後を追おうとした一真に、無数の魔力弾が放たれた

 

 「行かせませんよ」

 

 「邪魔をするなぁ!!」

 

 刀を振い衝撃波版のバインドでリヴァイバルの動きを封じ、一真は急いでリボンズの後を追う

 

 『サー、敵の大将がこちらに向かって来ています』

 

 「迎え撃つよバルディッシュ」

 

 『yes sir』

 

 「プラズマランサー・・・ファイヤ!!」

 

 リボンズを目視すると、フェイトは魔力槍を無数に形成しリボンズに放つ

 

 「この程度避けるまでもない」

 

 リボンズは楯を前にだし防御しながら前に進む

 

 「っく」

 

 フェイトはヴィヴィオを地面に降ろすと、BDをザンバーに変え斬りかかった

 

 「悪いけど君に構っている暇はない」

 

 リボンズはフェイトの剣戟を紙一重で躱し、ヴィヴィオに近づき。ヴィヴィオを抱えた

 

 「離して~~~」

 

 「そうはいかない。君は僕たちにとって最後の鍵だからね」

 

 「ヴィヴィオを離せ!!」

 

 後ろから斬りかかってきたフェイトの一撃を楯で防ぎ直ぐに距離を取って転移魔方陣を展開する

 

 「また会おう機動六課の魔導師達」

 

 「パパ!フェイトママ!!」

 

 「ヴィヴィオーー!!」

 

 リヴァイバルを倒した一真は高速でリボンズに近づき、差し出されたヴィヴィオの手に触れようとしたところでリボンズはヴィヴィオを連れて転移していった

 

 「クソッタレがーーーーーーー!!」

 

 燃え盛る六課に一真の叫び声が響いた

   

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