リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第44話

 

 

 

    3人称 side

 

 

 「ほらほら、少しは反撃してきなよ!」

 

 一真がゆりかごでリボンズとの戦闘を開始し始めたころ、外では隊長陣、FWメンバー、束、すずか達はヒリング達の相手をしていた

 

 「この!」

 

 「あんまり調子に乗るな!」

 

 現在、スバルとティアナは二人でヒリングの相手をしているが空中戦に慣れていない為動きがぎこちなく、苦戦を強いられている

 

 「ははは、遅い遅い」

 

 ヒリングは笑いながら二人の攻撃を余裕で躱していく

 

 「やっぱり空中戦じゃあっちに分があるわね」

 

 「どうしようティア?」

 

 「まずは動きを止めましょう。そうでもしなきゃ攻撃が当たらないわ」

 

 「でもどうやって?」

 

 「それが問題ね。バインドで捕縛しようにも私は設置型のバインドはまだできない。普通のバインドで捕まえようにもこう動き回られちゃ捕まえることが出来ない」

 

 どうやってヒリングの動きを止めようかティアナが考えていると

 

 「なら、私が動きを止めるからその隙にティアがバインドで捕まえて」

 

 「大丈夫なんでしょうね?」

 

 「うん。・・・・多分」

 

 ティアナにそう言いスバル

 

 「何の相談をしてるか知らないけど、隙だらけだよ!!」

 

 ヒリングは両手に装備しているナックルスパイクから魔力刃を形成し二人に斬りかかる

 

 「ティア!私の後ろから動かないでね!」

 

 ティアナにそう言うとスバルは魔方陣を形成すると、ヒリングは接近してくるのを待つ。そして、射程内に入ったと同時に

 

 「衝波魔神拳!」

 

 展開している魔方陣を殴り、自分の周りに衝撃波を発生させヒリングを吹き飛ばす

 

 「っく、この程度」

 

 衝撃波で吹き飛ばされたヒリングだが直ぐい体勢を立て直した。直後

 

 「おぉおおおおっ!」

 

 いつの間にか近づいていたスバルに組み付かれた

 

 「ティア!」

 

 「よくやったわスバル!」

 

 スバルの声を聴いたティアナはバインドでヒリングを捕縛した。スバルがヒリングから離れたことを確認するとヒリングの周りに無数の魔法陣を展開させる

 

 「よくも今まで好き勝手してくれたわね。これはそのお礼よ!クロスファイヤー・フルバースト!!」

 

 大量に展開させた魔力球を一斉に魔方陣へと放つ。魔方陣に当たった魔力球は反射しヒリングの体のいたるところを攻撃する

 

 「跳弾乱舞とでも名付けようかしら?」

 

 「こ、こいつーー!!」

 

 ティアナの攻撃が余程効いたのかヒリングは憤怒し、ティアナに斬りかかる。だが、その前にスバルが立ちはだかり

 

 「転包!」

 

 足払いを繰り出しヒリングの体勢を崩すと

 

 「連牙弾!」

 

 拳と脚を使っての5連撃を繰り出し

 

 「掌底破!」

 

 止めに強烈な掌底を当てヒリングを彼方に吹き飛ばす

 

 「スバル、止めはコンビネーションで行くわよ!」

 

 「うん!」

 

 スバルとティアナはスラスターを全開にし、吹き飛んだヒリングを追う

 

 「パターン『TBS』!ジャケットアーマーパージ!出力全開!ドライブ全開!」

 

 「テスラドライブ出力最大!」

 

 スバルは纏っていた装甲の一部をパージし、高機動モードへと移行する。ティアナは機関の出力を全開にし魔力弾を撃ちヒリングを牽制する

 

 「アインス!」

 

 スバルは高速でヒリングの懐に入ると、アッパーを繰り出し上に飛ばす

 

 「ツヴァイ!」

 

 上に飛んだヒリングを上空で待機していたティアナが零距離で魔力弾を撃ち込み、サマーソルトの要領でヒリングを蹴り飛ばす

 

 「ドライ!」

 

 落ちてきたヒリングを左手で掴み、横一回転し放り投げる。二人は魔力を身に纏い空を縦横無尽に飛ぶながらヒリングに突撃する

 

 「「ツインバード ストライク!!」」

 

 「きゃぁああああ!!」

 

 そして、交差するように通り抜けヒリングの纏っていた鎧を粉々にした。気絶し落下するヒリングを捕まえスバルはティアナとハイタッチする

 

 「やったねティア!」

 

 「えぇ!」

 

 二人は捕らえたヒリングをハガネへと運び、それを澄ますと再び戦いへと赴いた

 

 

 

 

 「フリード、ブラストレイ!」

 

 キャロの指示に従いフリードの口から火炎弾が発射される

 

 「その程度の火球避けるまでもありません」

 

 相対しているリヴァイブはフリードの放った火球を避けるまでもないと判断し防御せずそのまま受けた。だが、言った通り纏っている鎧に傷一つ付けることは出来なかった

 

 「でぇやぁあああ!!」

 

 エリオはスラスターを全開にして上空から降下し動かないでいるリヴァイブに槍を振り下ろす

 

 「甘いです」

 

 リヴァイブは左手に持った柄に魔力刃を形成し防ぐと右手に持っているキャノン砲の砲身でエリオを殴り飛ばした

 

 「君たちのような子供が私に勝てると思ってるんですか?もし本当にそう思ってるんだとしたら愚かとしか言いようがないですね」

 

 「じゃあ、ここにもう一人加わったらどうかしら?」

 

 後ろから声が聞こえ振り返ると

 

 「がはぁ!?」

 

 リヴァイブは円を描きながら吹き飛んだ

 

 「「ギンガさん」」

 

 「ここからは私も一緒に戦うわ。キャロちゃん、私とエリオ君に速度上昇の魔法をかけて」

 

 「はい。我が乞うは、疾風の翼『アクセラレーション』」

 

 ギンガの指示に従いキャロはギンガとエリオに補助魔法をかけた

 

 「行くわよエリオ君」

 

 「はい」

 

 補助魔法のおかげで速さが上がった二人はリヴァイブを錯乱させながらダメージを与えていく

 

 「このカトンボが」

 

 ちまちまとダメージを与えてくる二人が鬱陶しく思ったのかリヴァイブは砲撃を放ち二人を遠ざけると、砲身をキャロに向け砲撃を放つ

 

 「風花・風障壁」

 

 その砲撃をキャロは風の障壁を展開し、砲撃を防いだ

 

 「その魔法は如月一真のと同じもの!?」

 

 「一真さんにお願いして教えて貰ったんです!・・・・火の精霊30柱 集い来たりて敵を射て『魔法の射手・連弾・火の30矢』」

 

 キャロの30本の火矢をリヴァイブに放った

 

 「っく」

 

 キャロが一真と同じ魔法を使ってきたのが予想外だったのか反応が遅れ全て当たってしまった

 

 「如月一真と同じ魔法を使う事には驚きましたけど、彼のと比べると大した威力ではないですね」

 

 リヴァイブが砲身を再びキャロに向け砲撃を放とうとしたとき

 

 「はぁあああ!」

 

 エリオが槍で砲身を両断し使用不可能にした

 

 「っ!この」

 

 リヴァイブは魔力刃ですぐさまエリオに攻撃したが躱され後ろに回り込まれてしまった

 

 「一真さん直伝!雷鳴剣!!」

 

 エリオは槍の矛に電気を纏わせると振りおろし鎧の背面を斬り裂いた

 

 「ギンガさん!」

 

 「ええ、任せて」

 

 ギンガは全身に魔力を纏うと蹴りを拳を使った乱舞を繰り出す

 

 「奥義、殺劇舞荒拳!」

 

 そして、止めに渾身の左ストレートでリヴァイブを吹き飛ばした

 

 「アルケミックチェーン」

 

 吹き飛んでいくリヴァイブをキャロの召還魔法で9本の鎖を召喚しリヴァイブを捕縛した

 

 「やったね二人とも」

 

 「ギンガさんのおかげです。ギンガさんが来てくれなかったら勝てませんでした」

 

 「そんなことないわ。私が応援に来てなくても二人ならきっと勝てたわ」

 

 ギンガは笑顔で二人に言う

 

 「それじゃあ、この人を艦に運びましょう。戦いはまだ続くようだし」

 

 「「はい!」」

 

 ギンガは鎖で捕縛されているリヴァイブを肩に担ぎハガネへと向かった

 

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