リリカルなのはの世界に転生・・まぁ、なるようになるさ   作:白の牙

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第46話

 

 

 

 

   3人称 side

 

 

 「自分のせいで幽閉され、その腹いせに敵に寝返るなんて落ちる所まで落ちたね王允」

 

 「うるせぇ!これも全部てめぇと如月のせいだ!」

 

 隼人は今、敵になった王允と剣を交差させていた

 

 「お前と如月がいなければ・・俺は、俺はなのは達とのハーレムを完成させていたんだ!この世界で唯一のオリ主であるこの俺がな!!」

 

 王允の振う剣を時に躱し、時に受け流す隼人

 

 「はぁっ!」

 

 王允の攻撃は全て大振りだったため攻撃後に隙ができ、その隙に剣を振い王允を吹き飛ばす

 

 「こいつ!風王結界(インビジブル・エア)」

 

 王允は剣に何重もの風を纏わせ不可視の剣へと変えた

 

 「喰らえ、風王鉄槌(ストライクエア)」

 

 そして、不可視の剣を振い暴風を起こした

 

 「魔神連牙斬!」

 

 それに対し、隼人は連続で剣を振い剣圧を飛ばし暴風を打ち消した

 

 「強力な力を持っていても使いこなせなきゃ宝の持ち腐れだよ」

 

 「言ってろ!!」

 

 王允は隼人に不可視の剣を振ったがことごとく避けられていく

 

 「何で避けれる!?俺の剣は見えない筈なのに!」

 

 「確かに僕は君の剣は見えない。けど、たとえ見えなくても腕の動きでどこから攻撃が来るのかは解る!」

 

 振り下ろされた剣を避けながら隼人は言う

 

 「抜砕竜斬!」

 

 隼人は王允との距離を少し取ると居合の構えを取り王允とすれ違い様に無数の剣閃を走らせ攻撃した

 

 「ぐぅっ!?この、モブキャラがぁ!!」

 

 王允は剣を横に振るい攻撃するが、隼人はそれをしゃがんで躱し

 

 「虎牙破斬!」

 

 斬り上げ、斬り下ろしの2連撃を叩き込んだ

 

 「何でだ・・何で勝てない!俺は、俺はこの世界で最強の筈だ!なのに・・何で勝てない!!」

 

 王允は隼人の斬撃で出来た傷を抑えながら吠える

 

 「・・・自分が一番強いって思っているうちは絶対に勝てはしないよ。君や僕より強い人なんて世界にごまんといるんだからね」

 

 「黙れ、黙れ!・・・壊してやる、俺を認めない世界なんて壊してやる!!」

 

 王允がそう吠えると、持っていた剣は赤いラインの入った漆黒の剣へと変わり、服装も漆黒へと変わった

 

 「GAaaaaaaaa!!」

 

 全てが漆黒に変わると王允は獣の如く咆哮した

 

 「くぅっ!!」

 

 咆哮によって発生した衝撃波に隼人は少しだが後ろに吹き飛んだ。吠えるのを止めると王允は隼人に斬りかかる。その斬撃はパワー、スピード、鋭さそのどれもが先程までとは違っていた

 

 「(威力がさっきと全然違う・・・一体どうなってるんだ?)」

 

 「GAaaaaaaa!!」

 

 隼人が王允から少し距離を取ると王允は剣に漆黒の魔力を纏わせ刃に変えると、振い遠距離から攻撃する。何度か剣を振い、隼人の防御を崩すと両手で剣を持ち刀身に魔力を集束させ

 

 「エクス・・・・カリバー(約束された勝利の剣)!!」

 

 漆黒の集束砲撃を放った

 

 「(間に合ってくれ!)」

 

 隼人は王允の放った漆黒の魔力の奔流に飲み込まれた

 

 「Aaaaaaaaaa!!」

 

 漆黒の奔流が止むと王允は空を見上げ吠える

 

 「まるで獣だね」

 

 ぎりぎりで防御が間に合った隼人だが、全てを防ぎきれずボロボロの状態だった

 

 「王允・・・この一撃で君を闇から解き放ってみせる!」

 

 隼人は鞘を取り出すと剣を納め王允に突撃し鞘を叩き込み、すぐさま打ち上げ無防備な王允に追撃を与え、蹴りで吹き飛ばす。そして、宙を駆け王允に追いつくと居合いから無数の剣閃を走らせ攻撃した

 

 「これが風神烈破を超えた僕の真奥義・・斬空刃無塵衝!」

 

 剣を鞘に納め高らかに言う隼人。無数の剣閃を喰らった王允は気を失い元の状態に戻った。旧知の知り合い同士の勝負は隼人に軍配が上がった

 

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