優しき死神と時間逆行者 リメイクver 作:雪風@イグニスター
結論から言う。俺達はギリギリ間に合ったようだ。…と言うのも、どうやら俺達以外にも一人転校生がいると言う話だ。その子が来るまで俺達は別室で待機している。
「兄さん、他の転校生ってどんな子ですかね?」
「さぁな。どんな子だろうな…」
「私、とっても楽しみです!!」
雪音はさっきからこんな状態だ。友達になりたいのはわかったから少し落ち着いてほしいものだ。そんな風に思いつつも、実は俺も少し気になっている。友達とかではなく、あの女神の言っていた助けて欲しいと言う人物だ。俺達の転校するこの日にもう一人の転校生。どう考えたってタイミングが良すぎる。誰かが仕組んだ様にしか見えない。
「…さん」
そう考えれば辻褄も合う。そうなるとこれは一体誰の仕組んだ事なのか…。
「…いさん。兄さん!!」
「ッ!?ビックリした…、どうしたユキ?」
「もう…どうしたじゃないですよ。今先生が来て職員室に来るように言ってましたよ。早くいきましょう!」
「…その先生は?」
「校門まで転校生を向かいに行きました」
成る程。納得しつつ、俺は立ち上がり、職員室に向かおうとする。
「…兄さん」
扉の前で、ユキに呼び止められた。
「どうした?早く行こうぜ」
「…兄さん、難しそうな顔をしていましたが…何か考え事ですか?」
「…いや、多分俺の考えすぎだ。気にすんなよ」
「ですが…」
変なところで強情なところ、それがユキの弱点…と言うよりも欠点だ。確かに素直で優しいし、この強情なところもその優しさから来てるってのもわかるが、俺としてはそこは直して欲しい。
「…ったく」
「…あ」
俺はユキの頭に手を置き、そのまま撫で始める。
「ちょっ!?に、兄さん!?」
「大丈夫だ。俺だって馬鹿じゃない。
「…本当ですか?」
「勿論だ」
そう言うと、ユキは満足そうにわかりましたと笑顔で言った。
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職員室へ行った後、俺達は先生に連れられて教室の前までやって来た。先生はこの後のホームルームで俺達の紹介をすると説明され、教室の前であるこの場所で待つように言った後、教室へ入っていった。
この場所で待たされているのは俺とユキ。そして、もう一人の転校生だ。その子はユキ位…いや、ユキより少し小さく、とても綺麗な黒髪の少女だ。しかし、俺はそれよりも目に映ったのは…
(あの子の目…とても悲しそうに見える)
そう…あの子の目だ。何があればあんな風な目になるのだろうか…。俺達も結構いろんな体験をしてきたが、それでもあそこまでならないだろう。
「…少し良いかしら?」
この子が話しかけてきた。丁度いい。聞きたいことが聞けるかもしれない…。
「構わないぜ。俺は和泉流夜。そっちにいるのは俺の妹の和泉雪音だよろしくな」
「和泉雪音です。よろしくお願いします」
「ええ、こちらこそ。私は暁美ほむらよ。よろしくお願いするわ」
ユキの差し出した手を暁美は握り返す。ユキが嬉しそうに笑っている。
「ッ、ありがとう!!ほむらちゃん!!」
「ッ!…いいえ、気にしないで」
今のは見逃さなかった。暁美はユキに名前を呼ばれたとき明らかに様子がおかしかった。名前を呼び慣れていないのか?それとも…。
「ホラ、兄さんも!」
ユキは俺に握手するように言っているのだろう。…ったく。
「俺からも。よろしくな、暁美」
「ええ、よろしく」
教室の中で目玉焼きがどうとかの会話が聞こえてきた。恐らくもう少し掛かるだろうな。
「少し良いかしら?」
暁美が此方を真剣な表情で見ていた。
「どうした?」
「貴方たちに聞きたいことがあるわ」
彼女はそう言った。その言葉には、嘘偽りを許さないと言う凄みがあった。俺達はそのプレッシャーのようなものを前にも感じたことがある。その時は、これの何十倍ものプレッシャーを感じた。その為か、俺達はこの程度では何ともない。
「ああ、いいぜ。何だ?」
俺のその言葉に、暁美はこう訪ねた。
「貴方達…いったい何者なの?」
どうも皆さん、お久し振りです。スノウです。
流夜「和泉流夜だ。よろしくな」
さて、今回のゲストはこの方!
雪音「初めまして皆さん!流夜兄さんの妹、和泉雪音です!雪音でもユキでも好きなように呼んでください。よろしくお願いします!」
流夜「よろしくな、ユキ」
よろしくお願いします。雪音さん。
雪音「はい。よろしくお願いします!」
流夜「それじゃあ早速だが…おいスノウ。お前リメイク出してからどんだけ放置してんだよ」
それについては本当に申し訳ありませんでした。シナリオが上手く考えつかなくって…。
雪音「結局前回のシナリオと全く違う展開になったし、これからどうするんですか?」
それについては大丈夫です。一応メインでやりたい事は決まったので、後はちょいちょい前回のシナリオの成分も混ぜて書いていくので…。
流夜「本当頼むぜ?こんな作品でも読んでくださってる読者様もいるんだからよ」
はい。読者の皆さん。永らく御待たせしました。【優しき死神と時間逆行者】、これから本格的にスタートします。
流夜「至らない点などもありますが、どうか楽しんでいってください」
雪音「うちのスノウは皆さんのコメントも待ってます。出来ればで良いのでコメントも送って下さい」
それでは皆さん!
流夜・雪音「「次回もよろしくお願いします!!」」
次回も早めに投稿します!!