優しき死神と時間逆行者 リメイクver   作:雪風@イグニスター

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第三話 優しき日常

「貴方達…いったい何者なの?」

 

「…」

 

 

まさかそんな質問が来るとは…完全に予想外だった。ユキの方を見てみると…、

 

 

「…」

 

 

固まっていた。いや、凍りついたが正しいかもしれない。それほどまでにユキの状態は凄いことになっていた。

 

 

「それで、どうなの?」

 

 

不振に思ったのか、再び問いかけてきた。

 

 

「ゴメン、質問の意味がわからない」

 

 

無難な返しだと思う。暁美は少し不振そうにすると、

 

 

「いきなり変な質問してごめんなさい。同じクラスに転校生三人は少し変に思ったの」

 

 

と言ってきた。

 

先程までの空気が嘘のように和らいでいく。ユキも復活したみたいで、隣でワタワタやっている。

 

 

「それから今日は皆さんに転校生を紹介します」

 

 

と、教室の中から聞こえてきた。ようやく中に入れるようだ。

 

 

「いきましょう!兄さん!」

 

「ちょっ!?腕を引っ張るな!!」

 

俺はユキに引っ張られて教室に入っていった。暁美も俺達についてくるように入ってきた。

 

教室の中は、まぁ…普通の学校よりは人が多い。この数の前で自己紹介か…、…よし!

 

 

「ユキ、先に紹介していいぞ」

 

「ちょっと兄さん!?」

 

 

いい笑顔で言ったのに驚かれた。

 

 

「全く…兄さんは相変わらずヘタレですね…」

 

 

誰がヘタレだ。

 

 

「和泉雪音です。一緒に兄も転校してきたので、雪音かユキと呼んでください。よろしくお願いします」

 

 

ペコリと頭を下げるユキ。少しして頭をあげニコッと笑う。すると…、

 

 

『『『『『『うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!』』』』』』

 

 

大歓声が上がった。

 

 

『雪音ちゃん!!こっち向いてくれ~!!』

 

『俺を彼氏にしてください!いや、むしろ兄にしてください!』

 

『はぁ、はぁ、クンカクンカさせてください…』

 

『『『『『『今の誰だ!!!』』』』』』

 

 

魔境だ…魔境がここにある。因みに最後二つ言ったやつ後で屋上な。(ニッコリ)

 

 

「次は俺だな。和泉流夜だ。ユキの兄だ。まぁ…よろしく」

 

 

拍手が起こる。俺の時は割りと普通だな。…って、あそこにいるのは…。

 

 

「今朝のピンクの髪の女の子だ…」

 

どうやら声に出ていたのか、近くにいる青い髪の女の子がピンクの髪の女の子に声をかけた。

 

 

「何々~?まどか~、あんなイケメンと知り合いになってたの~?」

 

「う、うん。…ってさやかちゃん?何か顔が怖いよ?」

 

「え~、別に~、後で仁美と一緒に根掘り葉掘り聞こうとか考えてないよ~?」

 

 

あの言い方は考えてんだろうな。物凄くあのバカ(・・・・)に似ている。取り合えず後で話しかけてみるか。

 

 

「では最後に暁美さん。どうぞ」

 

 

先生がそう言うと、暁美は教卓の前にたち、自己紹介を始める。

 

 

「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

 

「暁美さんは心臓の病気でずっと入院していたんですが、最近になってようやく復帰できるようになりました。皆さん、仲良くしてあげてくださいね」

 

 

心臓の病気で入院してた?あれだけのプレッシャーを放てる奴がか?恐らく先生の言ってることに嘘は無いだろう。こんな特にもならない嘘を言ったってメリットがない。それどころかデメリットだらけだ。

 

考えていたら、隣にいた暁美はピンクの髪の女の子をじっと見ていた。その目は、先程見た目と…いや、それ以上の悲しみが見てとれる。彼女は暁美と知り合いなのか?

 

「それでは和泉君は鹿目さんの隣、和泉さんは…今は居ませんが、上条くんの席…あそこの空いている席の隣でお願いします。そして暁美さんは中沢君の隣です」

 

 

ユキと暁美は迷いなく席へ向かう。…鹿目って誰だ?

 

 

「お~い、こっちこっち!!」

 

 

声がした。そちらを向くと青い髪の女の子が俺を呼んでいた。一緒にいるピンクの髪の女の子が顔を少し赤く染めてこっちに手を振った。

 

 

「悪い。どっちが鹿目だ?」

 

「私だよ」

 

 

そう答えたのはピンクの髪の女の子。そうか。この子が鹿目か。

 

 

「自己紹介は次の休み時間しようぜ」

 

 

俺がそう言うと、二人は分かったと言って頷いた。それから授業が始まった。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

あの後俺達は自己紹介をした。ピンクの髪の女の子は鹿目まどか。青い髪の女の子が美樹さやかと言うらしい。昼休みに入って直ぐにもう一人、黄緑の髪の女の子も自己紹介してくれた。この子は志筑仁美と言うらしい。ユキはどうやら直ぐに仲良くなれたようだ。

 

そして今。俺達は今朝の出来事を説明していた。

 

 

「…って訳なんだ。わかったか?」

 

「成る程ね。つまり二人は食パンを加えて曲がり角でゴッツン状態になったって訳ね」

 

「合ってるようで合ってないわ!」

 

 

俺は美樹に軽くチョップする。

 

 

「痛ッ!」

 

「全くさやかさんは…。それよりももう一人の転校生も凄かったですわ」

 

「そうだね。どうしたらあんな風になれるのかな~」

 

 

鹿目と志筑の話す内容、それは暁美の事だ。彼女たちの言う通り、暁美は凄かった。いや、凄すぎた(・・・・)。授業で当てられた問題もスラスラ解いてしまったり、体育の授業で県内記録を更新したり…。とてもじゃないが心臓の病気で入院してた奴とは思えない。恐らく暁美には何かある。それが何なのかはわからないが、俺がこの世界に来ることになったのと関係している気がする。

 

考えていると、ふと暁美が視界に入る。暁美は片手で頭を抑え、少し辛そうにしながら何かを話している。と思ったら、今度はこっちに向かって歩いてきた。

 

 

「ちょっと、転校生がこっち来るよ?」

 

「わ、私は関係ありませんわ~」

 

 

仁美が避難するように逃げた。おいおい…。

 

暁美が鹿目の前まで行く。すると、

 

 

「鹿目まどかさん。貴女がこのクラスの保健委員ね?連れてって貰えるかしら、保健室」

 

 

と言った。おいおい鹿目の奴少しテンパってるぞ。と思ったら鹿目は暁美を連れて廊下に出ていった。

 

 

「何だったの?今の…」

 

「さぁ…」

 

 

暁美ほむら。少し警戒しておくか。

 

 




どうも皆さん。スノウバークライトことスノウです。


流夜「和泉流夜だ。よろしく」


それでは今回のゲストはこの方!!


まどか「皆さんこんにちは。鹿目まどかです。よろしくお願いします」

流夜「よろしくな。鹿目」

まどか「うん!」


それでは今回を振り替えってどうでした?


流夜「今回は見た感じだいぶ伏線を貼ってたな。回収しきれるのか?」


ダイジョブです!ストーリーは考えてありますから。


まどか「じゃあ大丈夫…なの?」

流夜「いやまどか、スノウだぞ?無理に決まってるだろ」


いや、今回は大真面目に大丈夫です。


流夜「だったらいいけどよ…」


まぁ任せて下さい。…それでは今回は少し次回予告みたいなのを書きます。


まどか「急ですね。どうかしたんですか?」


いや、何となくですよ。


流夜「おいコラ」


まぁそれでも受けがよかったらこれからも予告書きますよ。それではどうぞ!!








誰もが笑いあい歩いていく。俺達もそうだった。学校が終わり、帰りにCDショップによった俺達。音楽を聴いていると、突然鹿目は何かを喋って何処かへと向かった。俺も隠れて鹿目に着いていった。しかし俺達は忘れていた。優しい時間は、突然崩れてしまうことを…。

次回
優しき死神と時間逆行者

第四話【崩れ去る日常】

彼らの進む先にあるのは、
【希望】か、それとも【絶望】か…





こんな感じです。


流夜「これに関しては俺達の意見よりも読者である皆さんの意見の方が重要そうだな」

まどか「この次回予告みたいなものがどうだったか意見をくれると嬉しいです」


それ以外にも質問や普通の感想など、いろいろ待っています。

それではそろそろ。

流夜・まどか「「次回もよろしくお願いします!!」」
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