石塀小路は、京都市東山区、高台寺から下河原通へ通じる約100mの趣ある裏路地。明治末期から大正期に形成され、京都市電の廃石を活用した石畳や、風情ある石塀・木造家屋が並び、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。料亭や旅館が点在し、落ち着いた隠れ名所である。
「おいっ、誰か倒れてるぞ。」
「えっ、本当かよ。」
早速、近づいて見るとそれは何と男性の死体だった。
暫くして、京都府警のパトカーが到着して捜査が行われた。
「係長、被害者は東京の人間のようですね。」
「ほう、それはほんまか。」
「ええ。被害者は東京在住の天野誠二さん37歳、死因は転落による出血死です。」
「ほう、なるほど。」
「という事は、犯人は誰かに突き落として殺害したんじゃないでしょうか?。」
と、京都府警・捜査一課の夏目刑事は係長の安浦警部に言った。
「ああ、その可能性が高いな。」
「早速、不審人物はなかったか聞き込みをしています。」
そして、京都で起きた事件は特捜班にも伝えられた。
「天野誠二、分かりました早速調査いたします。」
と、高杉は電話を切って南と高山に言って、メモを渡した。
「おい、京都府警から捜査協力の要請だ。」
「早速、当たってみます。」
そう言って、高山は捜査を開始した。
「えっ、ご主人は京都へ転勤。」
「ええ、仕事の関係で単身赴任になったんですよ。」
「なるほど。」
「実はですね、石塀小路で男性の死体が発見されたんです。」
「えっ、何だって。」
捜査の結果、天野は単身赴任で京都へ転勤していた事が判明、その夜に石塀小路で転落して殺害されたことが分かった。
「京都府警の話では、石塀小路で何者かに転落させて殺害したと考えられる。」
「つまり、他殺って事ですか?。」
と、岩泉は言った。
「犯行時刻は、夜の22時30分頃とみて間違いない。」
「犯人はもみ合った後に、階段に転落させて殺害した。」
「ほう、なるほどね。」
そして、1人の男が新幹線に乗って帰ってきた。
彼の名前は市原竜馬、一昨日に京都へ出張へ行って次の日に帰って来たと言う。
「ほう、なるほどあなたは朝の新幹線に乗って京都へ行って、午後に東京へ帰って来たんですね。」
「ええ、朝から急な仕事で京都へ行って次の日に昼か夜に帰って来たんです。」
「ほう、なるほどね。」
「それで、石塀小路はいきましたか。」
と、南は言った。
「いいや、言っていませんでしたよ。」
「そうですか?。」
「いいや、石塀小路に行きませんでしたがその代わり新潟へ行きましたよ。」
「ほう、新潟ですか?。」
「ええ。帰って来たのは19時頃でした。」
「ほう、新潟ですか。」
「はい、昨日から京都へ行き、次の日に京都から東京と新潟へは新幹線に乗り継いで行きましたから。」
「ほう、なるほど。」
その後の調べで市原は7時の新幹線のぞみに乗って京都へ向かい、次の日に京都-東京-新潟へと新幹線に乗り継いで新潟へ行っていた事が判明された。
「でも、何か引っかかるんだよな。」
「犯行時刻は、22時頃だろ。」
「ええ、その男は京都へ行って新潟へ行ったんだろ。」
「ええ。」
「わかったよ、犯人が使った列車トリックが。」
と、高山は言った。
「えっ、分かったの犯人が使った列車トリックが。」
早速、時刻表で調べてみんなに説明した。
東海道山陽新幹線「のぞみ5号」
東京発7時52分 乗車
京都着10時10分 下車
急行「きたぐに」
京都発0時001分 乗車
新潟着8時29分 下車
上越新幹線「あさひ404号」
新潟発17時34分 乗車
東京着19時56分 下車
「つまり、犯人はこれを利用して新潟へ行ったんです。」
「ほう、なるほどね。」
「犯人は分かったの?。」
「ああ、犯人は市原竜馬だ。」
「そうか、やはり犯人は市原か。」
「ええ、この方法で犯行が可能なのは市原しか考えられない。」
「なるほど。」
そして、次の日。
市原は彼女と一緒に鳥取へ向かったことが判明した。市原は三朝温泉に泊まった後に白土海岸へ向かったことが判明。我々も鳥取へ向かった。
白兎海岸
「市川、もう逃げられないぞ。」
「何、やはり事件の犯人は市原だったのか。」
「何で、私が犯人と決めつけるんだ。」
「あなたは、京都で殺人の後に夜行急行に乗って新潟へ行ったんですよ。」
「くそーっ、何で分かった私の計画が。」
と、市原は言った。
「市原、お前のアリバイは崩れたぜ。」
「さぁ、観念しろっ市原。」
「くっ。」
市原は、東京時代に2人が金銭トラブルによる犯行だった。
こうして、京都で起きた事件は解決した。
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劇中の列車時刻は98年のダイヤを使用しています