≠ハサウェイ   作:なべを

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17.再現

アムロさんを追ってアクシズへと向かう。

前方で閃光がパッパッと見える、アムロさんが接敵したようだ。急がないと。

 

戦場へ追いつくと、アムロさんが黄色のヤクト・ドーガと大型MAと戦っていた。

ファンネルが飛び交っている戦場へと飛び込む。

 

「アムロさん!」

「ハサウェイ!」

「ここは俺が持ちます!先に行ってください!」

「しかし…!」

「敵MSを倒すよりアクシズを止めるほうが先でしょ!」

「…っ!理解った、任せた!」

 

νガンダムがアクシズに向かって加速していく。

それを黄色いヤクト・ドーガが追おうとするので、インコムで牽制する。

 

「いかせるかよ!」

 

黄色いヤクト・ドーガから苛立ちが感じ取れるが、そんなの気にしてられない。

2機のファンネルの矛先がこちらに向く。先程戦闘を経験したからか、落ち着いて対応出来るようになっていた。

ファンネルをライフルでいくつか落とすが、Iフィールドなんて無いんだから回避が精一杯でジリ貧だ。

 

同時に対応するのは難しいから、まずどっちかを落とさないと。

大型MAはファンネルや有線粒子砲でレンジが広いため、なかなか近づけない。

そうしていると、後続のジェガンが追いついたのか、大型MAを相手にしてくれている。こちらへの攻撃が手薄になった。

 

チャンスだ、先に落とすなら黄色いヤクト・ドーガからだ。集中する。

 

…「アレ」やってみるか。

難しいかもしれないが、せっかく用意したんだし、出し惜しみしてたら落とされるのはこっちだ。

教わったことを頭の中で明確なイメージ化してく。出来そうな気がしてきた。

 

回避行動をしながら、腰にマウントされているバズーカに遅延発射を入力していく。

向こうのビームをシールドで受け止めたと同時に、シールドとバズーカと一緒にパージする。

 

武装を投げ捨てたように見えたこちらに対して、好機と見たのかヤクト・ドーガがこちらへ加速してくる。

その時、遅延設定されたバズーカが発射され、向こうが慌てて回避しようとする。

が、その先にはライフルを構えている俺がいる。

 

冷静にライフルを発射した。

 

ヤクト・ドーガへ被弾したが、爆破までは行かない。

だが、あそこまで破損すれば戦闘行動は継続不可能だろう。

 

「もういい加減引っ込んでろよ!」

 

そう言い、鉄の塊を蹴り出し戦場の外に追い出す。

 

「自分なりに再現してみたが、上手くいったな」

 

次はパイロット不明の大型MA、α・アジールだ。

いままで感じたことがないプレッシャーだが、ここが最後の正念場だろう。

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