≠ハサウェイ   作:なべを

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18.共振

黃色のヤクト・ドーガをなんとか出来たので、

遠くに大きい花火が複数上がっているのを背に、α・アジールへと向き合う。

ジェガンを一掃したのか、α・アジールも目標をこちらに定めたようだ。

 

α・アジールからプレッシャーを感じる。

強いというか重い感じだ。嫌な感じは何故かしないが。

 

重いプレッシャーが弾けて、ファンネルが一斉にこちらへ向かってくる。

それを躱しながら近づこうとするが、有線粒子砲がそれを阻む。

これは一気に近づくのは無理だ。回避をしながらファンネルを一つ一つ潰していく。

最後のファンネルを潰したら、進路が開けた。

 

α・アジールへ向けて一直線に近づき、ビームサーベルを振り下ろす。

が、サブアームでビームサーベルで構えて応戦してきた。

接触したことで相手の声が聞こえてくる。

 

『お前は誰だ!』

「お前こそ誰なんだよ!」

『この場面で量産型νガンダムなんかが出てくるはず無いんだ!』

「…っ!お前もこちらに来た側なのか!?」

『そうだよ!だからお前が誰か聞いてるんだよ!』

「俺はハサウェイ・ノアだ!」

『お前がハサウェイ・ノアなのか!?』

「そうだよ!お前は!?」

『エミール・ラーン!お前と違ってふざけた強化人間だよ!』

 

向こう側から来た者同士。

強化人間とニュータイプ。

向こうの意思か、こちらの意思に感応してか、腰に付けたサイコフレームが共振して光り輝いていく。

 

『くそっ!なんなんだよこの戦争は!ふざけんな!』

 

混乱しているのか、あらん方向へサーベルを振り回し始める。

そのせいで逆に近づけなくなったので、インコムでサブアームを打ち抜く。

 

流石に、こちらへ来た人を殺してしまうのは躊躇われたため首元をサーベルで切りつけた後、コックピットがある頭部を蹴り上げる。

頭部が弾けて、コックピットが剥き出しになり機体から離れていく。

 

『クソッタレが…』

 

そう言い残して、α・アジールは沈黙した。

そうして、宙域の戦闘が終わったので戦況を確認する。

こちらの機体ダメージは、思ったより少ないようだ。なんとかなるもんだ。

 

アクシズの方を望遠で確認すると、

「ラー・カイラムが取り付いている?」

どうやら作戦は乗り込んで内部爆破に切り替わったようだ。

おそらく父さんたちが乗り込んでいるんだろう、

 

アムロさんがまだ戦っている気配を感じる。

そこまでシャアは粘り強いのか。

 

俺も応援のため、アクシズへと進路を向ける。

サイコフレームの輝きは強いままだ。

 

舞台はアクシズに移り、物語の終演は近い。

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