3機のギャルセゾンが、ガーゴが降りてくる予定ポイントへ到着した。
その他に、物資回収用のギャルセゾンがいる。
『来た!』
ギャルセゾンがカーゴを捉えたようだ。
だが、こちらが補足出来るということは向こうも出来るということだ。
『あちらさんも来たぞ!敵機を捉えた!3機!』
コックピットのモニターに敵機が映った。先頭の機体がカーゴへ攻撃しているのが見える。
「カーゴへの注意を剥がす、上昇だ!」
ギャルセゾンへ向けて通信し、機体が上昇していく。
「他は、 後方の機体を頼む!」
ギャルセゾンを蹴ってメッサーを更に上昇させる。その横をペーネロペーが通過していく。
機動性は向こうが上だけど、射撃を上手く使えばこっちに興味を持ってくれるはずだ。
上手くペーネロペーの進行方向へビームを置いて、注意をこちらを向けるように促す。
ペーネロペーがこちらへ向かってくる中、ビームライフルで応戦するが、近づかれビームサーベルでの鍔迫り合いまで持っていかれた。
お肌の触れ合い回線が通じているのか、向こうの会話が聞こえてくる。
『さがれ!相手はあのマフティーなんだぞ!』
「ガウマン!?盾にされているのか!」
『俺に構わずこんな奴やっちゃってください!』
『盾だと!ふざけるな!』
「その声、レーン・エイムか。卑怯なやつだな!」
そうすると、ペーネロペーが離れていく。
上に向かったペーネロペーからライトが降りてきた。
「ガウマンを放出したのか?」
慌てて機体を制御して、コックピットを開ける。
そうして、ガウマンが滑り込むように流れ込んできた。
こちらが交戦しているうちに、カーゴは無事着水出来たようだ。
カーゴの中の一つから、白い機体が飛び出して、ペーネロペーに肉薄していくのが見えた。
「Ξガンダムか!」
ペーネロペーの相手はΞガンダムに任せよう。
機体を振ると、2台のケッサリアが直線で重なるのが見えたので、無意識に引き金を引いていた。
ケッサリアは撃墜され、乗っていた グスタフ・カールも散っていく。
その後、水面上で展開しているギャルセゾンへ着地する。
と、上空ではΞガンダムがペーネロペーにファンネル・ミサイルを放っているところ。
バルカン等ではミサイルを防ぎ切れなかったのか、爆発を伴ってペーネロペーは海に沈んでいった。
「やったか?」
『ミサイルは当たったけど、撃墜は怪しいかも』
Ξガンダムのパイロットはそう答える。
「ここで損傷を与えただけでも良しとしよう。物資を回収して帰投するぞ!急げ!」
無線に向かってそう発破をかける。
カーゴの内、一つは無人のMSなのでそちらに移る。
「ガウマン、動けそうか?」
「ああ、なんとかな」
「ならこの機体は任せる。俺はあっちに乗る」
物資と機体を回収して、ロドセイヤに戻ると戦勝ムードだった。
まぁ、ほぼ完勝だったからな。
コックピットから降りると、先に着いていたΞガンダムのパイロットがこちらに駆け寄って抱きついてくる。
「ハサウェイ!」
「やぁ、クェス!ありがとう、助かったよ。」
「いいの、いいの!ガンダム乗るの楽しかったし!」
「おいおい、俺のことを忘れたのか?」
「忘れるわけ無いだろ、エミール。来てくれて嬉しいよ」
カーゴで運んできたもう一機のMSにはエミールが乗っていたのだ。
ニュータイプのクェス。
強化人間のエミール。
そして2機のサイコフレーム搭載型のサイコ・ドーガと
ミノフスキー・フライト搭載型のΞガンダム。
こうして、俺が望んだ戦力が揃った。
戦力を補充した俺達は、アデレードへと向けて南下をする準備を始めた。
クェスをガンダムに乗せたい人生だった。
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