≠ハサウェイ   作:なべを

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5. ようやく興味を持たれた

「それ」は初めての感覚だった。

頭で考えた言葉が口に出たのではなく、口に出すべき言葉が脳に直接流れてくる感覚。

 

「「もっと右によって!」」

 

突然、声を荒らげたハサウェイとクェスに非難の視線が集まるがそれは、悲鳴に変わる。

スペース・シャトルの周りを隕石が降り注いでいるのだ。

 

室内が恐怖に襲われる中でも声を出す。

 

「もっと右によるんですよ!キャプテン!」

 

届かないかももしれないが、声を出さないと行けない衝動が声を出し続ける。

窓の外では、最大の隕石「フィフス・ルナ」が落ちていくのが見えた。

 

それでも、シャトルが高度を上げざるを得なく隕石の中を宇宙へと向かて駆け上がる。

荷物が撒き散らされた室内だがなんとか宇宙まで上がることは出来た。

 

『機体チェックのため、この宙域で一時待機します。』

 

とある中域で足止めを食らっている中、クェスが話しかけてきた。とある宙域?

 

「ねぇ、あなたも感じたの?あの嫌な感じ」

「うん。感じたというか咄嗟に口から出たという感じだけど」

「そうなんだ…、あたしクェス。あなたは?」

「俺はハサウェイ。宇宙に父さんがいるから会いに行くんだ。」

 

そのあとはクェスから質問攻めだった。ちなみに父親は完全無視である。

宇宙に行ったら何するのとか、そんな話。

 

そうしていると、何か嫌な感覚を感じた。

悪意よりは薄いが戦闘衝動みたいな攻撃的な感じ。

それを裏付けることは起きた。

 

外装のチェックをしていたオペレーターが、付近で戦闘の閃光を見たのだ。

 

「近隣地域で戦闘してんのかよ!モーター動かすように早く直せよ」

「やってるんだよ!」

 

コックピット内では怒号が絶え間なく響いている。

 

戦闘の閃光はこっちに近づいている中、

アデナウナーがコックピットに向かって必死に声を出している

「民間機の信号弾を上げるんだよ!民間機がいるって知らせるんだよ!」

 

それに気づいたパイロットが慌てて信号弾を上げる。

虹色の信号弾を確認した、軍隊が戦闘宙域から離れていく。

 

戦闘空域が落ち着いてから1機のジェガンがこちらに向かってくる。

『こちらロンド・ベル所属の機体です。これから貴艦をこちらへ誘導します。』

 

こうして無事に宇宙での危機が去った自分たちは次の「史実」に進んでいく

 

「ロンド・ベル隊ラー・カイラム」

 

「逆襲のシャア」において最も働く戦艦であり、あの「アムロ・レイ」がいる。

 

先程のこともあるから、アムロと会った際にも何か感じることはあるのだろうか。

そんな、期待を持ちながら僕達はラー・カイラムに乗り込む。

 

それにしても、宇宙空間って思った以上に動きにくいかと思ったけどそんなことはなかった。

なんというか、ちゃんと自分の位置を正しく理解している感じがする。

今まで眠っていた「ニュータイプ」の感性が宇宙に上がってようやく花開き始めたのだろうか。

 

今までアムロのそばにいなかったニュータイプが現れたのだ。

それも二人。

それが、何か影響を与えるかはまだ誰も知らない。




基本的には映像をベースに小説版で保管してく方針です
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