あと関係ないけど、忙しくてできてなかったリンネアの伝説任務と新エリアの探索をしてたのですが、なんか重要情報山ほど出てきててビビる。これ本当に世界任務ですか?一応、今作に影響は少なそうなのでまあよかったけど。いやまあフォンテーヌの世界任務がナド・クライで重要になってたりで納得はするのですが。リンネアは結局間に合いませんでした。光はしたのだけど七七で無念。
今回はヘウリアのオリチャ発動。楽しんでいただけたら幸いです。
蛍が栄誉騎士になった。そうか、このタイミングか。ここからは蛍……原神主人公である旅人は、この「栄誉騎士」の肩書が基本になる。たしかトワリンの涙の結晶云々もここだったかな、とか考えながら、蛍が出て行った後にジンに報告する。たしかこのあとウェンティに再会するんだっけ。
「その毒の魔神……ダスタリオといったか。確かに倒したんだな?」
「あれで死んでなかったら私驚くんですけど」
「ハクア。塩の魔神ヘウリアであるお前の頑強さを我々は知っている。だから、魔神がそう簡単に死ぬとは思えないのだ」
「話を聞いた感じ、ハクアさんは死んだのを確認したわけじゃないんでしょう?」
ジンとリサの言葉に、なんと返すべきか考える。いや、あの。あまりにも魔神を買いかぶりすぎですよ。私の死因知ってます?ナイフでぐさーですよ。それだけで死ぬんですよ?だいぶ脆いですよ?私が弱すぎるだけな気もするけど。
「確認はしてないですけど……私だったらあれぐらい攻撃すれば死にますよ?あ、旅人には私がヘウリアだって言わないでくださいね。知ってるのはファルカとジンとリサ……あと彼だけなんですから」
「それはわかっている。だがハクア。君は自分のことを客観視できてないから信用できない」
「ひどい。騎士団長のお墨付きですよ?遺憾ですが」
「ハクア基準の判断だと信用できないんだ」
「信用が無さすぎて泣けます……まあでも、生きていたとしても色まで変えれない擬態は御粗末なのでどうにでもなると思いますけど」
なりふり構わず偽トワリン形態でモンド城を強襲されたらさすがにきついけど。民間人守りながらあの巨体をどうにかするのはさすがに無理。
「でも、ドラゴンスパインを監視している人員から異変は報告されてないんでしょう?大丈夫ですよ。では私は失礼しますね」
そう言って執務室を出て、のびをする。さて、ウェンティと合流すると私がヘウリアだと旅人にバレちゃいそうだからやめとこ。だって私が魔神だと知られたら蛍に問い詰められて、彼女の兄について言っちゃわない自信がない。さてどうやって時間を潰そうかなあ。あの【淑女】と一緒にいた暫定シャボン玉の魔神について調べるか?うーん、そうするかあ?
「調べるならファデュイですよね。えっと、あれまだありましたっけ」
そう言えば、今の私は新調した白装束*1と真白空我真君の仮面を被った「仮面の汐風騎士ハクア」としてモンドでは通ってる。この格好だと騎士として活動しないといけないので、手荒なことがなかなかできない。ということで、いったん路地裏に隠れる。
「たしかここに……ああ、ありました」
これでも10年間なにもしてこなかったわけではない。少し機会があってスネージナヤに行ったことあるし。まさか星穹列車っぽいシベリア特急ぽいなにかが通っているとは思わなかったけど。私が転生した後にちゃんとスネージナヤ追加されたんだろうか。合間になんか別のマップが挟まっている気がしないでもない。
「花散里さん……お借りしますよ」
で、本題はというと。一年ぐらい前になるが、稲妻に行く機会があって。まあ結局国外追放されてしまったんだけど、その時浴衣と下駄と狐の面を手に入れたのだ。適当なインナーの上から浴衣を少々気崩して身に纏い、素足に下駄を履いて仮面を外した顔に改めて狐の面を被る。よし、これでどこからどう見ても白髪の稲妻人だ。この面は友人から預かった代物である。
「これなら私とバレませんね!」
そうふんぞり返り、路地裏からできるだけ自然に道に出て、旅行中の稲妻人を装う。とりあえず今からやることの責任は存在しない稲妻人に被ってもらおう。そう思いながら、誰も見てないことを確認してからゲーテホテルの窓から侵入する。少量の塩を隙間から中に入れれば中でミニヘウリアを作って鍵を外してもらえるのである。自我はないけどこれがなかなか便利。分身だからと馬鹿正直に毎回兵隊で出さなくてもいいんですよねえ。
「はあ……シニョーラ様も人使いが荒いなあ。ルネウ様の食事も用意しろって……最近いきなり入ってきたのになんであんな
ひっそりと様子を窺うと、雷蛍術師がそんな文句を言いながら料理をしているところのようで。戦闘員でもそんな係をしたりするんですね。お労しや。ふむ、トマトスープかな。どれどれ。
「ほむ。塩味が足りませんね……よければ塩、いります?」
「うわあ!?な、なによお前!?稲妻人!?どこから入ったの!?他のみんなは天空のライアーを盗むために出払ってるのに……」
「なるほど?いい話を聞けました。ああ、あとひとつ」
横から味見用のスプーンを手に取って味見。悪くはないのだけど、塩の魔神としては物足りないので物申すと、驚いているもののすぐさま戦闘態勢をとる雷蛍術師。おお、さすがは戦闘員。
「いけえ!」
「危ないですねえ」
室内にも関わらず、四方八方から襲い掛かる雷蛍を、スプーン一つではたき落としていく。フェイントもなく単に数で攻めるのは悪手ですよ。叩き落としても諦めずに襲い掛かってくる雷蛍が鬱陶しかったので、四匹全部スプーンで絡めとって、まとめて主人にシュートしてやる。
「よいしょっと」
「にゃああ!?」
顔面に直撃した雷蛍術師はひっくり返り、頭をぶつけて悶絶。そんな雷蛍術師の首根っこを持ち上げ、狐の面を被った顔を眼前に突きつける。
「危ないですね。質問に答えていただければなにもしなかったというのに」
「わ、私は誇り高きファデュイよ!脅しには屈しない!殺しなさい!」
「ひどいなあ。私に人殺しをさせようだなんて、人の心がないんです?何の得があるんですか?」
「貴方こそ人の心無いじゃない!!」
失礼な。これでも、原作を脅かす不確定要素を消すためにこうして働いてるのに。人の心はあるつもりなんですけどね。いやまあ神の心は物理的に持ってませんが。やまだくん、座布団一枚。
「私が聞きたいのは一つです。【淑女】と一緒にいるルネウ、彼女は何者ですか?」
「し、知らないわよ!?
「なら貴女に用はないです。じゃ」
「え」
本当に何も知らなそうなので、雷蛍術師をそのまま床に置いて、その場を立ち去る。とりあえず二階に上がり、窓を開けて塩人形で施錠しつつ屋根に上がる。ふむ、夕方か。ってことは、多分蛍はウェンティと合流して、今頃は天空のライアーを借りれなくて盗むしかないってなってるところかな。
「しかし、まあ主人公の定めとはいえ栄誉騎士が盗人とは……」
人目を隠れて大聖堂を目指しながら、原作での展開を考える。原神初期のストーリーだから粗が目立つのは仕方ないけど、どう考えてもジンに一言相談はした方がよかったと思うんだ。立案者がウェンティだからしょうがないけど。ウェンティと空だったか時だったかの執政が同じ声優だって話があったけど、実際どうなんじゃろね。モラクスも岩主天星って白馬の仙人に呼ばれてたし、古参組はなんかありそうなもんだけど。私は(比較的)新参者の魔神だからよくわかりません。
「おや?こんにちは、風神様」
すると、大聖堂の前の手すりにウェンティが座っているのが見えて。歩み寄ると、わかりやすく警戒して弓矢を向けてきた。おっと、忘れてた。今の私は狐の面の稲妻人だった。
「君、何者だい?どうして僕が風神だと?」
「ほう?ほうほうほう……」
私だと気付いていないウェンティの態度に、私はあることを確信した。この狐の面は、花散里さん……稲妻での友人のもらい物だ。なんでも、簡単な認識阻害の
「あー、私は通りすがりの稲妻人です。ウソジャナイヨ」
「通りすがりって言うのなら、名前と素顔を教えてくれるかな?」
「顔は晒せませんが、名前は……
咄嗟ではあるが「塩の長司」という江戸時代の奇談集『絵本百物語』に記載されてた怪談からとってみた。これが江戸川コナン*2の心境かあ……いや、切羽詰まってても日本人でコナンはないわ。慣れてしまってたけど。その点私はスマートですね。
「長司……?君はいったい何者で、この国でなにを………」
「ウェンティ!」
「気付かれた!走れ!」
ウェンティが私を問い質そうとしていると、ナイスタイミングと言うべきか。蛍とパイモンが慌てた様子で大聖堂から出てきた。どうやらファデュイが原作通り天空のライアーを盗んだらしい。ふむ、蛍たちを容疑者にするわけにはいかないか。いやまあどうせバレないんだろうけども。
「おや。それならこの場は私に任せて、貴方達はどうぞお逃げください」
「え、だれ……?」
「君……まあいいや!旅人、こっち!今は逃げるよ!」
「またお会いしましょう」
私に訝しむような視線を向けてから、風域を作って困惑している蛍を連れて風の翼で飛び去るウェンティ。手慣れてるなあ。あの方法でツケの支払いから逃げてたわけじゃあるまいな?そう見送っていると、背後からどたどたと足音が。
「天空のライアーを盗んだ犯人を追え!」
「確か金髪が見えたぞ!それとちっこいのと二人組だ!」
「あれ、その特徴ってたしか栄誉騎士……まさかな?」
「とにかく逃がすなあ!」
「おやおや。この私の髪が金髪に見えたんですか?とんだ節穴ですねえ」
大聖堂からやってきた騎士団の兵士たちに対し、不敵に佇んで挑発する。多分私の正体はバレないし、大胆不敵に行きましょう。
「私はしがない怪盗です。この度、天空のライアーはわたくしめが盗ませていただきました」
後ろ手に塩で作った偽物の天空のライアーを取り出し、掲げて見せるとわかりやすく警戒し、私を取り囲んでくる兵士たち。その奥から、1人の騎士がやってくる。エウルアだった。しかし気に入らないことがあった。隊長の一人であるはずの彼女に、わかりやすく悪感情を見せる兵士が数名いたのだ。ふーん?
「その装い、稲妻人かしら。盗まれたと聞いて私がすぐに駆け付けたのは誤算だったかしら?」
「ええ、ええ……お早い登場ですね。さすがは遊撃小隊の隊長【波花騎士】エウルア・ローレンス。感服いたしました。さすがは高名なお方です」
「……家名は関係ないわ。それに心にもないお世辞を言って……この恨みは高いわよ」
「貴女に取り返せますかねえ?」
天空のライアー(偽)を謎空間に投げ込み、代わりに金棒【理屈責め】を引き抜く。星3武器ではあるが、塩を使わないで戦うときに重宝しているものだ。狐面じゃなくて鬼の面だったら恰好ついたのにな。
「予告します、貴女の恨みを盗んでみせましょう」
「できるものなら……!」
片手で振るった理屈責めと、エウルアの両手剣【松韻の響く頃】が激突する。さあ見ていなさい、エウルアをその家名だけで見ている馬鹿共。その認識全部、私が盗んでやる。
一年ぐらい前に稲妻に行ってたヘウリア。友人「花散里」から手に入れた狐面で、新たな名前と姿「長司」獲得。淵上のせいで胡散臭い和服に違和感なくなってしまってるヘウリアである。
自分が盗んだことにして囮になるつもりが、エウルア関連で我慢できなくなったヘウリアさん。この女、また感情で考えなしに動いてます。
次回は今回の旅人視点をお送りする予定。次回も楽しみにしていただけると嬉しいです。よければ評価や感想、誤字報告などもいただけたら。感想をいただければいただけるほど執筆速度が上がります。
サブクエはどうする?ちなみに、少ししか考えてないので追加すると滅茶苦茶長くなります
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魔神任務だけでいい
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伝説任務もやろう
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関係者の伝説任務はやってほしい
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魔神任務でさらにアンケートとろう
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世界任務もやろう
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世界任務でさらにアンケートとろう
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別に(活報などで)アンケートして決めよう
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ネタになりそうな他のサブクエも