どんな女がタイプだ?   作:ブラザー

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いやー呪術廻戦は熱いですが、ヒロアカの最終回も熱かったですね!
最終決戦で変速が切れてピンチに陥る中、東堂くんが待たせたな!と登場して不義遊戯でデクと共に阿吽の呼吸で死柄木弔を追い詰めて最終的に劇場版作画で継承者パンチと黒閃で志村転孤を救い、デクがOFAを残したまま共にヒーロー活動を続けてるのは感動しましたね(存在しない記憶)




存在しない記憶

 

 

 

 

いつからだろう。

自分が他の人とは違うような気がしていたのは。

子供にしては発達しているからだろうか。言葉もその意味を理解してるからだろうか。

世界総人口の約8割が何らかの特異体質となった現代社会において、超能力ともいえる“個性”に芽生えるようになっていた。

3歳の俺はまだ発現しておらず、けれどいつか発現する。

だが誰かが俺に言ってきている気がする。

身体を鍛えろ、と。技を磨け、と。

勉強をした。肉体も小さな体で出来る限り鍛えてきた。

そのうち、身体の内側で何かが流れるのを感じていた。

子供にしては特に遊ぶこともなく鍛えてる俺はさぞ異質だっただろう。

だが俺は声に従い続けた。

いつかこれが役に立つはずだと、そう信じて――

 

 

 

 

 

 

 

年明けてもう冬。

皆が次々と個性に芽生え、幼稚園の中でも自慢するような人たちが増えていた。

俺は4歳となったが未だ芽生えず、無個性なのだろうかと思い始めてきた。

無個性とはその名の通り個性を持たない人間。ヒーローには決して成れない存在だ。いくら肉体を鍛えたところで個性所有者とは肉体の造りが前提として違うのか、無個性ヒーローという存在が居ないことからおおよそ予想出来る。

だが個性に芽生えるのは4〜5歳までだと言われている。遅い早いの差は激しいので、まだ焦る必要はない。

焦る必要はないが、酷く退屈だった。鍛えたり勉強ばかりしていたせいで友達と言える友達はおらず、遊び相手もいない。ヒーローにはなりたいとは思っている。いやならなくちゃいけないと思っている。

オールマイト、No.1ヒーロー。しかしオールマイトではなく、もっと別の誰かのように“最強”へと……。

だからいつもと変わらない日々を過ごしているうちに、ふと声が聴こえてきた。

先生が居ないからだろうか、個性に芽生えたばかりというのもあってやはりみんな使用しようとする。

本来個性を相手に向けてしまえばヴィランという扱いになるが、幼少の子供にそんな考えはなく、当然社会全体でも人殺しにならない限りは許されてる節はある。事件になれば何かあるかもしれないが、まだ頭も発達していない子供なので結局は事故として片付けられるのだろうか。

話が逸れた。

俺は声の方角へと歩いていく。

すると、1人の女の子が囲まれてるのが見えた。

一体何をしてるんだと思って、足を運ぶと――

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前の個性キノコかよ!」

「しってる! ひわいって言うんだってー」

「えっちなんだー!」

「やーいキノコ女ー!」

「な、なんで……どうしてそんなこと言うの……?」

 

――くだらん。

茶髪のおかっぱの女の子の指にはキノコが生えている。椎茸だろうか。

手元にある本から推察するにおおよそ個性が発現して間も無く、試しに発動して見られてしまった結果というべきか。

次々と悪口を言われ、唇が小刻みに震えている。服を摘んで、まるで堪えるように。

俯いていて見えないが、涙を堪えているのだろう。

1人相手に複数人、か。気に入らないな……。

 

「おい」

「ん? なんだ……」

「誰かと思えばむこせーじゃん!」

「むこせーが何の用だよ!」

 

女の子を後ろにするように手で下がらせると立ちはだかる。

そう、俺は未だに発現してないことは周知の事実。

 

「無個性でもお前たちより強い。大勢で他を罵り、弱者の心を踏み躙るような、群れないと何も出来んお前らとは違う」

「なんだと!」

「ちょーしのんなよ、むこせーが!」

「おれの方がつよいんだぞ!!」

「むこせーが敵うと思うなよ!」

「だ、ダメだよ、さすがに暴力は……先生がダメって」

「うるさい! こいつがわるいんだ!」

 

やる気満々らしく、明確な敵意を感じる。

元々こうなるとは思っていた。

ヘイトを俺に向けることが出来たのが幸いだろう。

まだ大した個性ではないとはいえ多人数となると無個性では厳しいのは事実。

だが、ここで引いては男が廃る。

戦闘態勢に移行すると、背中から引っ張られるような感覚があった。

思わず目を向けると、普段隠れている椎茸の花切りの様な形状をした瞳が見えた。その女の子が涙目になりながらも首を振っている。

聡いのか、これから訪れる結末を予想出来たのだろう。

自分のことは良いから、というように。

――つまらん。

 

「心配せず見ていろ、俺は無個性だが――無個性なりに鍛えてある」

「あ……」

 

頭に手を置いて、自ら歩みを進めると手が離された。

正確には強く握ってなかったから俺が歩いた時に外れた、という方が正しい。

1人前に出た俺に気づいたのだろう、リーダー格が前に出てきた。

 

「どっちが上かおしえてやる!」

「ならばかかってこい!」

 

拳に光を乗せて殴りかかってくる。

その後を追うように次々と襲いかかってきた。

個性を使って。

それに対して俺は両足を広げて腰を落とすと両腕を開き、相撲――不知火型の構えで迎え撃った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに無傷とは行かなかったが、ボコボコにした。

先生には怒られてしまった。

だが人を助けて何が悪いのか。人を助けてこそヒーローだろう。

そう口にして起きたことを含めて説明と共に論破したら何も返って来なかった。先生という立場が大変なのは理解しているが、先生という立場上監督不行届なのはそちらの方になる。

特にこんな個性が溢れる世界で目を離すのがどれだけ危険なのか。

俺は子供だが、ただの子供ではないぞ。未だに個性は芽生えないものの、昔から声のようなものは聴こえてくる。

いや、導きだろうか。

それがきっと、俺の個性……のはずだ。

それから小学生に上がった。

結局個性が芽生えないままだったので病院に行ったら個性因子は見つかったのだが、正確な個性は不明と来た。

そのため未だ無個性。

だが喧嘩はすれど負け知らず。無個性だと無礼てくるやつらを返り討ちにしているうちに、いつの間にか隣には彼女がいた。

 

「東堂くん、一緒に帰ろ?」

「ああ」

 

助けたあの時からチラチラと俺を見ては、たまに話しかけてくれた。

特にグループで何かやれ、となった時に周りに誰もいない俺は困っていたが、彼女だけは来てくれたのだ。

そして小学生になったら無駄な知識というものも身につけるもの。

彼女の個性はキノコで、チンコだのちんちんだのチンコ菌だとまあ、くそくだらないことを言ってるやつらを幼稚園の頃から一緒なのもあって放っておけず、彼女の代わりにぶん殴ってたら小学生になってから一緒に過ごすことが多くなった。

無論、そんなくだらない奴らを殴ったって面白くは無い。

退屈なやつをひねったって退屈に決まってるだろう。

しかしヒーローを目指す以上は見て見ぬふりは出来ない。

 

彼女――小森希乃子。

彼女はある意味幼馴染、と言えるだろう。家も隣だし、小学校まで一緒と来た。

知り合いである俺と連むのも当然と言える。

まぁ……唯一の友達だ。俺も彼女を大切にしたいと思っている。

少なくとも彼女と過ごすようになってから、退屈が裏返るような予感があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小学3年生になった、ある日。

俺にナマをこいた中学生と喧嘩をした。

年上だろうと生意気は生意気。

相手が俺をナメていて、俺がナメられてると感じた。

その瞬間にゴングは鳴っているものだ。

 

「がはっ……!」

 

しかしまあ、いくら俺が強くても不利な状況というものは訪れるものだ。

今までになかったピンチ。有り得なかったピンチ。

実力なら問題ない。中学生がなんだ、その程度に負けるほどやわではない。

中学生となると個性を人に向けてはならないと理解してるのも大きいだろう。

 

「どうした東堂さんよぉ! うちの弟を〆たってなあ? この程度で済むと思ってるんじゃねぇよな?」

「……つまらんやつだ」

「口の減らないガキだなぁ!」

 

腹に強い一撃。

羽交い締めされてる影響でモロに衝撃が腹部へ走り、唾液が吐き出される。

 

「東堂くん! 東堂くん……!!」

 

倒れることすら許してくれやしない。

そのうち口の中が切れたのか血まで出てきた。

マズったな。拘束を解くくらいなら問題ない。

問題は……。

 

「おいおい、動くなよ。動いたら彼女さんがどうなっても知らねーからな?」

「まだガキのくせにマセやがってよ」

 

――そう、小森が人質にされていることだ。

自分の置かれてる状況を、小森自身は理解してるのだろう。

自分が捕まってるから俺が抵抗出来ないと。

涙を浮かべてるのが見える。暴れたって、小学3年生の、女子の力。

鍛えてすらいない彼女では中学生に敵うはずもない。

 

「いや……もうやめて……東堂くん……私のことはいいから……っ!」

「……気にする、な。この程度、痛くもない……」

「はぁぁ……かっけーなっ!」

 

膝が深く突き刺さった。

一瞬、力が抜ける。

だが俺を捕まえてるやつが当然離さないため、地面に崩れることはなかった。

ある意味助かったな。

俺が倒れたら小森は解放されるだろう。

いくら河川敷の橋下とはいえ、連れ去ろうものならバレて終わりだ。小学生に欲情するようなロリコンでなかったことも救いか。

問題は俺が倒れても俺は解放されない。殺しはしないだろうが、命の灯火が危うくなるまでは殴られるだろう。すなわち死にかけるということ。

そうなれば小森を悲しませることになる。

 

――ダメだな。段々と思考能力が低下してきた。

殴られて蹴られて、意識が薄らいでいく。

全く、結局力はあっても無意味なのだ。

こうやって人質に取られれば出来ることなんてない。

無個性ではヒーローになれない。

その理由が明確に理解出来た気がする。人間である以上、無個性が超パワーを手に入れることなんて出来やしないのだから。オールマイトみたいなパワーもスピードもある存在なら人質が居ても問題なく対処出来たのだろうが。

ただそんなパワーを持つ人間が居れば、それはもう人外だろう。

友人を作ると人間強度が下がるとはよく言ったものだ。事実、俺はそのせいで小森を悲しませてしまった。

 

「やめて、やめてっ……これ以上はしんじゃう……いやぁ!!」

 

情けない話だ。

薄らぐ視界の中で、涙をただ流し続ける彼女が映った。

同時に、頭部に強い衝撃。

視界が赤く染まる。

おいおい、さすがに小学生の頭に金属バットはマズイだろう。

羽交い締めしてるやつもドン引きしてるじゃないか。

なんだろう、変に余裕が出来てきたな。

グラグラしてきた。

酔うってこんな感じだろうか。

目に映る情報が消えてきた。

すまんな、小森。出来るならこんな出来事も俺のことも忘れて、なりたい自分になって欲しいと願う。

すまない。

俺が弱くて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――手を叩け。兄弟(ブラザー)

 

昔からの声が聴こえた。

その瞬間、俺の意識が急上昇し、ほぼ反射的に動いていた。

鉄バットを振り上げたのが見え、羽交い締めしてる背後の人間に両手を回して頭を掴み、全力で下げた頭を背後へ倒す。

突然の痛みで男が怯み、拘束が緩まると全力で両腕を振り下ろして一気に外す。

振り下ろされた金属バットを避け、一気に蹴り飛ばした。

金属バットでガードしたようだが、距離が離れた。

 

「チッ……ゴリラかよ……! おいおい、人質がいるって忘れてないか!? 今すぐやれ!」

「悪いな、嬢ちゃん。恨むならそこのガキを恨めよ!」

「あぐ……っ」

 

金属バットを持っていたリーダーらしき男の指示で小森の首が締められるのが見えたが、小森は何処か安心したような目を俺に向けていた。

苦しそうにしながら、涙を流しながら。

まるで俺が助かる方がいい、というように。

相変わらず人の心配をする……優しいやつだ。

だがナメてもらっては困る。俺がお前を見捨てるわけないだろう? 今までそうしたことはないだろう?

声に疑う余地はない。

俺はただ全力で両手を叩く。

 

 

 

パァン!!

 

 

 

ヘルムホルツ共鳴。

空きビンの口に“フーッ”と息を吹きかけたら、“ボーッ”と音が鳴る現象のことだ。より正確に語ると長くなるが、知りたい奴がいたときにいずれ語るとしよう。

それより拍手の場合、手と手の間に閉じこめられた空気が振動することによってこの音が発生される。

そして拍手の後、小森の体は俺の近くに瞬間移動していた。

 

「え、あれ……?」

 

混乱しているようだが、近くにいる小森を抱き寄せ、一気に距離を離す。

小森を拘束していた男のところには俺を羽交い締めしていた男が首を絞められていて、首を絞めている男も困惑している。

 

――なるほどな、どうやらこれが俺の個性のようだ。

道理で気づかないわけだ。誰が拍手で位置を入れ替える力だと思うのか。自分で両手を叩くことこそあれど、今まで発動したことはない。

つまり自分自身が移動させるという意志を持って叩かないと発動しないのだろう。

認識すればあとは簡単だ。

 

「ぶん殴るだけでいい!!」

 

不思議と使い方が分かった。

体内に巡る“ナニカ”を纏い、加速した俺は俺を羽交い締めしていたやつの顔面に膝蹴りし、首の後ろ部分にかかと落としで沈める。

一人。

次に小森を拘束していた男の顔面を掴んで地面に倒すと、殴る。

鼻血が出る。

殴る。

また出る。

殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る――気絶したようだ。

鼻が折れてるかもしれないが、生きているし問題ないだろう。

ここまでやるつもりはなかったが、自分でも想像以上に怒っていたらしい。

だからだろうか。

“ナニカ”がブレた。

昔から、それも3歳くらいの頃からこの力に気づいていたからだろう。

コントロールの修行はしていたから問題ないと思ってたのに、冷静じゃなくなったのは今回が初めてだからかもな。

 

「な、なんだよお前……なんなんだよっ!!」

「さぁな、ただの小学生だ」

「クソ、クソッ! こんなガキに負ける訳にはいかねぇんだよ……ッ!!」

 

個性を使用してきた。

金属バットが硬質化している。

物体を硬くする力か。なるほど、だが。

手を叩く。

男の手が空振っていた。

握られていたのは石ころ。

当然リーチは短く、金属バットのつもりで振るったら当たるはずもない。

 

「は……っ?」

「悪いな、俺の方が強かったらしい」

 

握った拳を振り抜き、元金属バット男は川を飛び跳ねながら対岸先でぶっ倒れていた。

年上だろうとこの程度だ。

実力のあるヴィランならまだしも所詮チンピラよ。

 

「小森、大丈……」

「東堂くん……っ!?」

 

声を掛けようとした瞬間、体から一気に力が抜ける。

倒れそうになった俺を慌てて小森が抱き止めていたが、受け止めきれずにそのまま押し倒すように倒れた。

まずい、意識が完全に――

 

「しっかりして、ねえ! 血が……っ! ど、どうしたら……た、助け呼ばないと! すぐに病院連れていくから! だから死なないで、死なないで……ッ!」

 

その言葉を最後に、意識が途切れて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――突如脳内に溢れ出した、()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

『どんな女が好み(タイプ)だ?』

 

『因みに俺は身長(タッパ)(ケツ)がデカイ女がタイプです』

 

『性癖にはソイツの全てが反映される。女の趣味がつまらん奴はソイツ自身もつまらん。俺はつまらん男が大嫌いだ』

 

1人の大男が黒髪のツンツン頭の学生に向かってそう告げている光景。

 

『心配するな。”男の子はバカなくらいがちょうどいい”と、高田ちゃんが言っていた』

 

『どうやら俺たちは“親友”のようだな』

 

また別の場面ではピンクと黒のツートンカラーの男に向かって大男がそう告げ、相手の返答に感動したように涙を流していた。

 

『なんせ俺は、親友に手加減するような野暮な男じゃないからな!』

 

目的が違う仲間に親友との戦いに水を差されはしたものの、また一対一の戦いへと戻る。

 

『それで満足している限り、お前は俺に勝てん! そのレベルで満足していると、俺とお前は親友ではなくなってしまう。いいのか!?』

 

『弱いままでいいのか!?』

 

『そうだろう……マイ・ベストフレンド!』

 

その最中で弱いままで居たくないというツートンカラーの男。

それに応えるように大男が指南する。

 

『呪力を流す。多くの術師がこれを意識的に行っている』

『腹が立つ。腸が煮えくり返る。負の感情から捻出される呪力は、臍を起点に全身に流すのがセオリーだ。臍から胸を通り、肩、腕、そして拳へと呪力を流す。この体を部位で分ける意識が呪力の遅れを生む』

『呪力を流す。これ自体は間違いではない。しかしそれは初歩。その意識に囚われ過ぎてはいけない。一流の術師ほど呪力の流れが読みづらいものだ。俺達は腹でモノを考えるか? 頭で怒りを発露できるか?』

『俺達は、全身全霊で世界に存在している。当たり前すぎて、みんな忘れてしまったことだ!』

 

『もう……言葉はいらないな。手加減はしない。全力で、導く!』

 

数々の青春の記憶が駆け巡り、ツートンカラーの男は答えを得た様子だった。

 

『マイ・フレンド。”怒り”は術師にとって、重要なトリガーだ。相手を怒らせてしまったばかりに、格下に遅れをとることもある。逆もまた然り』

『”怒り”で呪力を乱し、実力を発揮できず、負けることも……な。友を傷つけられ、そして何より親友である俺との蜜月に水を差され、お前が怒髪衝天に陥ってしまうのはよ~く理解できる』

『だがその”怒り”、お前には余る。今は収めろ』

 

仲間らしき人が傷つけられ、怒りに呑まれたピンクと黒のツートンカラーの男を窘めている大男の姿。

 

『”黒閃”……打撃との誤差、0.000001秒以内に、呪力が衝突した際に生じる空間のゆがみ。威力は平均で、通常の2.5乗。”黒閃”を狙って出せる術師は存在しない。だがしかし、黒閃を経験した者とそうでない者とでは、呪力の核心との距離に天と地ほどの差がある』

『打撃との誤差、0.000001秒以内に呪力が衝突した瞬間、空間はゆがみ、呪力は黒く光る』

 

筋骨隆々な体格を持ち、頭部は鉄兜と頭蓋骨を合わせたような様相で、本来眼球があるべき穴からは角のように2本の枝が伸び、肉体に関しては白い肌に黒い紋様が枝葉のように走っていて左腕が布に覆われている異形に黒い光の拳が突き刺さる。

 

『成ったな』

 

『呪力の味を理解したんだ。お前は今まで、口に入れたことのない食材をなんとなく鍋に入れて煮込んでいるような状態だった。だが”黒閃”を経て、呪力という食材の味を理解した今、シェフとして3秒前の自分とは別次元に立っている。コングラチュレーション、ブラザー。お前は強くなれる』

 

変化に戸惑うピンクとツートンカラーの男に理解出来るように示す姿。

 

『1つ、故人をしのぶのは当人とゆかりのある者達の特権だ。俺達が立ち入る問題ではない』

『2つ、人死にが出たのならば、なおさら俺達に求められるのは強くなることだ。後天的強さとは、結果の積み重ね、敗北を噛みしめ勝利を味わう。そうやって俺達は成長する。結果は結果であることが1番重要なんだ!』

『3つ。学生時代の不完全燃焼感は死ぬまで尾を引くものだからな』

 

多くの者たちが集まる中で、大人顔負けのような発言をする姿。

 

『もげたリンゴが地に落ちるが如く、俺達は惹かれ合う。そう、まさに……運命(ディスティニー)!』

 

卓球のボールを力強く打つ姿。

 

『起きろ、ブラザー! 俺達の戦いはこれからだ!』

 

『ブラザー…お前ほどの(おとこ)が小さくまとまるなよ』

『俺達は呪術師だ。俺と、お前と! 釘崎! ミスター七海! あらゆる仲間、俺たち全員で呪術師なんだ』

『俺たちが生きている限り、死んで行った仲間達が真に敗北することはない!』

 

大切な目の前で“大人”であった先輩を喪い、さらに目の前で仲間を喪ったことで戦意を失ったツートンカラーの男に叱咤する姿。

 

『罪と罰の話ではないんだ。呪術師という道を選んだ時点で、俺達の人生がその因果のうちに収まりきることはない。散りばめられた死に意味や理由を見出すことは、時に死者への冒涜となる』

『それでも! お前は何を託された? 今すぐ答えを出す必要はない。だが答えが出るまで、決して足を止めるな。それが呪術師として生きる者達への、せめてもの罰だ』

 

ピンクと黒のツートンカラーの男が絶望に染まる中でそう助言し、激励の言葉を述べる姿。

 

『この呪霊もすでに黒閃をキメているという、今置いていかれてるのは、俺』

『強くなったな、ブラザー。お前はそれでいいのか東堂葵!! 再びブラザーを独りにする気か!? 東堂葵!!』

 

呪力が込められた瓦礫と入れ替わり、加速しながら黒い光を決める姿。

 

『腕なんて飾りさ。拍手とは、魂の、喝采!!』

 

無くなった腕と残っている手で拍手をするが、何も変化は起きず、しかし注意を惹いた姿。

 

『感じるんだ、不義遊戯の鼓動を……!!』

 

失った力を再び扱うべく自身の力に向き合う姿。

 

『裏の裏の裏さ』

 

最強とも呼べる相手を翻弄した姿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――目を覚ました俺はすぐに体を起こすと堪らずに叫んだ。

 

 

「ブラザァ“ァ”ァ“ァ”ァ“ァ”ァ“ァァ“ァ”ァ“ァ”ァ“ァ”!!!!」

 

 

 

「ひゃあっ!?」

 

居ない!!

ブラザーはどこに行った!?

違う、俺は……!!

俺は……“どっち”だ!?

何だこの記憶……!! 高田ちゃん……違う! 誰だ!?

ペンダントが落ちたあと、最高潮☆JUMPING! が流れる中で特級呪霊を相手に高田ちゃんと共に戦う姿が……いやこれも違う!

アイドル、背の高い女の子だった。

だが知らない、俺はそんな女性を知らないぞ……!?

それにブラザー……虎杖……誰だ……!?

探さねば……俺も……俺もブラザーを!!

 

「と、東堂くん大丈夫!? 何があったの!?」

「……ハッ!?」

 

まるで本能に突き動かされるように病室から出ようとした俺を小森が揺らしてくれたお陰で、俺はようやく冷静になれた。

ダメだ、あまりに濃密な記憶すぎて俺と混じっているのだろう。

だが……女の趣味はまだ分からないんだが……。小学生に人の趣味を押し付けようとしてないか、この記憶。

 

「助かった、小森」

「ううん……ごめんね……。私が居たからこんなになっちゃって……もう私は東堂くんの近くには居ない方が……」

「いいや、むしろ感謝している」

「え?」

「怖い思いをさせてしまったのは申し訳ないと思っているが、お前が居たお陰で俺は個性を掴めた。これで俺はヒーローを目指せそうだ」

 

そして必ずブラザーを見つける。

俺のIQ53万の脳内CPUによると、少なくとも俺の体内に流れるのは“呪力”。そして“個性”の2つが存在している。だが俺は個性を2つ持っているわけではない。

これは記憶の主とは少々異なるようだが、その人が元になっているからこそ、“呪力”が俺の中に存在していたのだろう。

もしくは元から持っていて、さらにプラスされたか。その辺は分からないが個性の一部でもあるはず。

つまり3歳の頃から俺は既に個性に芽生えていた。芽生えていたが、呪力は感じれても個性だけは気づけなかった。

人生で初めて追い詰められ、強い怒りがトリガーになったのだろうな。

 

「東堂くん……私、君の傍に居てもいいの……?」

「小森が居なくなれば俺は友達が0になるわけだが……お前は友達で居てくれるんじゃないのか」

「……!」

 

不安げに揺れる瞳を見て、むしろ俺は寂しそうな表情をしていることだろう。

無個性でなくなったからといって、だから友達ができるかと言われれば話は違う。

俺の印象は既に悪い。

俺は一切気にしないが、既に怖がられている。

いくら俺でも寂しいものだ。つまり俺にとって小森は唯一友達でいてくれる、特別な存在なのだ。

今までずっとそばに居てくれたのは彼女だけなのだから。

でなければ、守りたいなどわざわざ思わん。人質にされたところで気にせずに制圧していただろう。

俺が手を出せなかったのは小森だったからだ。別の人なら死なないと分かってるなら苦しい思いをすることに同情はするが、無視して殴り飛ばしている。

その方が俺にとっても捕まった子にとっても安全だ。

 

「私……決めた。私も強くなって、東堂くんと一緒にヒーローになる。今度はもう何も出来ないままでいたくないから。これからもずっと傍に居られるように。約束する!」

 

覚悟を決めたように顔を上げて、その瞳からは確かな熱が感じられた。

真っ直ぐな、目標を定めた瞳。

その意思がどれほど強いものなのか、俺の目から見ても分からなかった。

分かることは1つ。

彼女は人生をかけてこれからそのために努力するのだということ。

 

「そうか、ならば約束だ。俺もさらに強くなるとしよう。そして必ず最高のヒーローになると。今回のようなことは二度と起こらぬようにな」

「うん……一緒に頑張ろうね。これからもずっと!」

 

小指を絡めてひとつの約束を交わす。

この瞬間の約束は忘れることは無いだろう。

そうだ、俺も強くならねばならない。個性を掴んだならば、俺はまだ先へ行ける。

今回はチンピラだったから助かったが、似たような出来事がヴィラン相手に起きたとしたら命の危機だ。ヴィランによっては女だからといって性的なことをしでかすかもしれん。

そんな時、二度と彼女を傷つけないように守るには絶対的な強さが必要になる。

俺を一人にせず、傍に居ると言ってくれた彼女を傷つけないためにもさらに努力をしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして俺たちは、俺の怪我が完治したあとは共に切磋琢磨した。

俺は肉体と呪力と個性を。小森は個性を鍛えて、時間がある時に一緒に遊んだり出掛けたりすることがあったが、月日は過ぎていった。

人である限り、人はだんだんと成長していく。

それ故に、高学年になる頃には俺は小森に連れられて行った会場である存在に魅了された。

それは即ち、アイドル!

きらびやかな衣装に身を包み、歌とダンスで観客を魅了し、さらにバラエティで場を楽しませる、偶像のような存在。

 

 

そしてすっかりと年月が過ぎ去り、中学3年生となった。

俺には最推しのアイドルが出来ていた。

出来たのだが。

俺の記憶にある存在はタッパがデカイ人が好みだったらしい。

しかし俺は真逆になっていた。尻に関しては同感なので、身長だけ反転したのだろう。胸も大きい方が好きだしな。

恐らく俺が完全なる魂の同化を拒否しまくった影響か、それとも反転術式だけに反転したのか。

だが決してロリコンというわけではないッ!

俺が好きなのはいわゆる合法と呼べるものであり、年下には微笑ましい感情は浮かびこそすれど、それ以外何も感じない。花を愛でるような気持ちと同じといえば分かるだろう。というか、子供がはしゃいでる姿ほど平和で良いと思える光景はないし俺以外にも同じことを思う人の方が多いはずだ。

肝心の合法判定だが、俺的にはだいたい155cm以下ならそれくらいという判定になる。ただし年齢は上ならまだしも下の方に差がありすぎると流石にまずい。

同年代か近い方が個人的には嬉しいものだ。年下過ぎると父性しか感じられん。

小さくて包容力がある子は魅力的だろう。

むしろ男ならば包容力を欲する気がする。それも身長が低い女の子が見せる包容力が堪らないと思うのは俺だけか?

 

そして小森との関係だが、俺たちは変わらず二人で居た。

幼・小・中と全部同じクラスで、幼馴染であることを把握されてるのだろうか。それとも俺が問題児扱いされてる影響で小森が世話係として認識されてるのか。

それは定かではないが、ここまで一緒だともはや運命のようにも感じられる。

共にヒーローになるという約束を果たせ、と神が告げになってるのかもしれない。

 

俺の身長もかなり伸び、おおよそ190cm近く。鍛えていたお陰で今となっては筋肉質の巨体と言える体型に変化して記憶の人物と似た体型に変化していた。

呪力のコントロールもまずまず。

オールマイト――ではなく、五条悟という“最強”を目指して訓練してきたが、俺はまだ辿り着けそうにない。

無論、あっちは無下限という無限級数を操ったり六眼というチートを持っているが……追いつくことは出来るはずだ。

一方で小森も小森で成長していて、身長こそ150cm台だが女の子らしく凸凹も出てきている。目は相変わらず隠しているみたいだが、時折見える目がこう、グッとくるものがある。

ある意味、チラリズムに近い故にそれを引き出せるのがメカクレの良さ、というべきか……。

やるな、小森。それでこそ我が同志だ。

 

「君たちももう3年生ってことで進路先を決める必要があるけど……まぁだいたいヒーロー志望か! けど東堂と小森だけは雄英みたいだからな、頑張れよ?」

「東堂なら楽勝でしょ」

「むしろこのマッチョゴリラが落ちたら誰が突破出来るんだ……」

「ねー小森も行けると思うし心配する必要なさすぎでしょ」

「東堂くんって勉強出来るからねぇ……あの見た目で。しかも男子なのに毎日いい匂いするのがムカつく」

「ゴリラなのにね」

「そんな東堂くんがいるから座学で落ちないだろうし、実技もまあ個性の扱いが上手いしね」

「怒らせたらやばいし……」

「絶対小森さんは怒らせないようにしようと思ったしね……」

 

人がムキムキだからといってゴリラ呼ばわりするのは異形型のゴリラの個性を持つ方々に失礼だと思うが、まあいいだろう。

中学で既に有名人となってしまったため、今更俺の実力を疑うやつはいない。

小森に関してはよく分からないが、怒らせるようなことをしたのだろうか。

怒るところは全然見た事ないが……。

 

因みに雄英とはオールマイトやエンデヴァーといったトップヒーローを輩出してきた高校であり、入試倍率は300を超える超難関校。ヒーロー科の偏差値は79であり、俺と小森はA判定なので油断しない限りは落ちないだろう。

フッ、俺のIQ53万にかかれば幼馴染に勉強を教えることなど容易というわけだ。

いつでも推しと結婚出来るような相応しい男になることを目的としているからな……。

 

「葵! 一緒に帰るノコ!」

 

特にこれといったものは何も無く、小森が話しかけてきたので俺は席を立つ。

いつだったか、小森は俺のことを名前呼びしてくるようになった。

俺の名前は東堂葵。あの記憶の主と同じ名前であり、同じ個性。見た目が違うのはあくまで似てるだけで本人ではないからだろう。

だが同じ能力。それ故に“共鳴”が起きたのだと思われる。そうであろう、兄弟(ブラザー)

 

「早く行こっ!」

 

俺の方が遥かに身長差があるため、小森が腕に抱きついてくると柔らかい感触が感じられる。教室内ではあまりくっついて来ないで欲しいのだが、彼女は俺に密着した後に何故か周りを見渡すようにした後、微笑んでくる。

 

いい表情だとは思う。

しかし幼馴染というのもあって距離感が近く、俺は毎度の事ながら意識しないように戦っていた。

こう言ってはあれだが、小森の胸、つまりおっぱいは大きいのだ。服越しからでも感じられるほどに。巨乳と言えるだろう。

高学年になってから視覚的に感じられるようになってきていたが、中学生に入ってからますますと目に見えて分かるようになってきた。

尚且つ彼女自身の容姿も良いときた。

だが、何度もこんなことがあれば理性と戦う技術くらい身につく。幼馴染であるが友であり同志なのだ。

もしなんらかの手違いが起きたり、俺が彼女を襲うなんてことがあってはならない。

まず力づくで勝ててしまう。人としてもヒーローとしても失格だからな。

 

浮かび上がってくる邪な感情という名の性欲とボクシングして戦いながら教室を出て、外へ出て、帰り道を歩く。

家が隣同士だから自ずと向かう先も一緒だ。

 

「今日もダンスの練習をするのか?」

「うん、アイドルヒーローになるって決めてるから! 葵はちゃんと私の隣で見るんだよ?」

「おうとも。まだ見習いにすらなってないとはいえ、未来のアイドルを応援せずしてドルオタとは呼べないだろう」

「未来……えへへ、照れちゃうノコ」

 

ヒーローにはなるが、俺の目的はいずれアイドルとの結婚だ。

世間一般ではアイドルの恋愛は禁止だの言われてるようだが俺は反対だ。

アイドルだって女の子。女性。結婚を夢見て何が悪いのか。むしろアイドルを引退した後のことを考えると酷な話になるだろう。

真のファンであるならば結婚したアイドルも推せなくてファンと言えるのか?

……というのはあくまで建前。

本音は俺が結婚したいから許さんぞ。

因みに小森はアイドルになりたくて、ヒーローにもなりたいから両方を合わせた存在になるのが目標らしい。

いい話だ、歌って踊れて戦えるヒーローなどファンが間違いなくつく。会員番号の最初の桁は当然俺が頂くとしよう。その席は誰が譲るか。

 

個性に関しては小森はキノコを生やすことが出来る。特に湿った場所だと恐ろしく強いが、俺は“解釈の拡大”というのものを知っていた。

なぜなら記憶の方の東堂葵、彼らは個性ではなく“術式”というのもの使っているのだが、本来生まれ持って持つ生得術式の解釈を広げる拡張術式というものが存在する。

それを個性に応用出来るのでは、と小森に助言した結果、彼女はキノコのサイズを変化させたり、キノコが持つ菌糸の糸を操ったりと戦闘能力が大きく上昇した。しかも基本的には広範囲だったのだが、細かい調整も可能になっている。

俺は俺の方で呪力のコントロールを上手くしたり拡張したりとしたこともあり、個人的に実力はトップヒーローにも負けないと自負している。

最強(あっち側)はまだ遠いとは思うが、高校卒業までには超えたいところだな。

どちらにせよ、あと10か月もすれば2月になって一般入試だ。推薦入試もあるが、残念ながらコネもなければうちの中学は対象外なので、特にそういうことはない。

いつもと変わらず訓練を続けて強くなっていくとしよう。

未だにブラザーは見つかってないが――必ず見つけ出すぞ、心の友をッ!

 

 

 

 

 

 





ちなみに東堂と言えば呪術廻戦に合わせたら高3になるのでは、と言う質問が来る前に伝えると3年生の呪術廻戦とヒロアカのクロスオーバーが既に存在してるので引っ張られないように1年に。
中身は東堂に半分くらい汚染されてるけど、現地の一般人だし東堂本人ではないので1部の中身と個性と名前だけの人です。東堂くんはゴリラだけどちょんまげゴリラではないです。傷もないし。見た目同じにしたらそれはもう東堂なので。名前は考えるのが面倒だった、以上。
だって本人にして性格が違うとかそんなこと言わんだろとかそういう批判が1番怖いので嫌だし。メンタル弱い人なので勢いで小説消すわ。

これが生まれた原因は1番最初に言ったやつとモジュロにおいて東堂気持ち悪いから生きてるのとネットミームの特急過呪霊兄弟(ブラザー)東堂葵のせい。
特に1番最後。お陰で脳内に浮かんだだろ。Twitterに流した人代わりに書いて責任取れや(責任転嫁)

ちなみに幼馴染のキャラは言及されてないけど、ヒロアカのクソ民度的に個性のことでこんなこと言われてそうというのがあった。他の二次創作が少ないのもある。
何より好きなキャラというのもあるけど東堂=アイドル象が強い。希乃子ちゃんはアイドルヒーロー目指してる。ピッタリ。これだ!!

身長が真反対なのはまずこの世界でタッパがデカイ人間となるとマウントレディや異形型いる時点でタッパがデカイ人間って範囲デカすぎるということから東堂とは違って東堂くんは真反対に。あと申し訳程度の別人要素。
ということでこんな感じの設定です。誰か書く? ええで?

最後に――俺はメカクレが普段隠れてるが故に時折見せる綺麗な瞳。
ロリ巨乳の女の子からしから得られない包容力。
実はそうは見えないが愛が重たく湿度の高い女の子。
そして(ケツ)がデカイ女の子が好きだ!!!!(Y談ビーム)
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