ベルは驚いていた。真ん前には人間の子供。しかし腰を抜かしていた。肩からブルブルと震え、全身からは汗が吹き出していて顔は真っ青であった。
「(俺を怖がっているのか?)」
ベルも最初は食おうとも思ったが、人間と言うものは団結力が凄まじくベルも戦っては負けると思っている。(作者:絶対負けません。)
その為ベルはどうしたら良いのかを考えている。しかしベルは名案を思い浮かべる。
「(そうだ。アレがあれば)」
ベルはそれを取りに行く為に羽根を出し飛びたって行った。
それを見かねた少女は、─「今だ!」─と言わんばかりに走り去ろうとしていた。
しかしベルはものの数秒の内に帰って来てしまい、少女はまた腰を抜かして座って震えていた。
ベルは少女に近づく、何も言わず手を後ろに回して。
─少女は悟った。私はここで死ぬのだと。そして目を瞑り、切り裂かれる事を待った。────?、痛みも来ず目を開けるとそこには…花があった。
「コレは…花?」
綺麗な花、引き込まれそうな紫色、少女はその花の名前をポツリと呟いた。
「……クロッカス。花言葉は…」
───私を信じて───
少女は驚いた後、数秒考え──この蟻を信じる事にし聞いてみる事にした。
「……本当に信じて良いの?」
ベルは無言で頷いた。ベルは内心不安になっていたが何とか信じて貰えたので良かったと思っている。
「(よし、何とか信じて貰えた)」
そんな事を考えていると、不意に少女が話しかけてきた。
「あの〜妖怪さんは喋れないのですか?」
ベルは頷いた。
「そうでしたか。あっ!私は綿月依姫って言います。よろしくお願いします!」
ベルは「よろしく!」と手を出そうとしたが自分の手は鋭利でなんでも切り裂いてしまう為、軽くお辞儀をする事にした。
「ふふ賢い妖怪さんね!」
依姫は、向日葵の様な可愛らしい笑顔で笑っていた。
「ねぇねぇ妖怪さんって名前はあるの?」
ベルはこくりと頷く。
「なんて名前?」
ベルは考え、とある物を見つける。廃墟となった家にある"
「"
ベルはまたこくりと頷く。また依姫に分かってもらえて嬉しいようだ。
「"ベル"かー!良い名前だね」
この日、少女と殺戮兵器が出会った瞬間である。
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依姫を安全な区域までに送った後、ベルが茂みの方に向かって睨むと背後から"何かが飛んできた"。その飛んで来た物体は"鋭利な刃物が着いた"尻尾"であった。細長くナノテクの様なメカメカしい見た目をした尻尾。
「(面白い!)」
ベルはその尻尾を切り落とし本体を八つ裂きにした。本体はと言うと、人型の用で両肩の肩甲骨の間の脊髄から生えていることが分かった。
ベルは解析を終えると、早速その"生き物?"を食べだした。
「(以外にも味は悪くないな)」
そういい立ち去ろうとするが──"ザッ"──っと音を立ててベルの周りに百をも超える程のさっき倒した"生物?"がいた。
「(ほう、その殺気を俺に向けるか。調子に乗るなよ)」
そういいベルは羽を展開させ、手を広げ、眼光が何よりも赤くなる。
「(来い!)」
構えを取るとさっきの生物達がベルに襲いかかるが、ベルが生物達を八つ裂きにしたり心臓を抜き取ったりして生物を蹂躙している。
「(こんなものか?)」
ベルは笑っていた。愉快に──しかし他人が見るとそれはおぞましいほどの顔であった。
そして──最後の生物の頭を捻り潰すと生物の群れがあった所は血の池となっていた。
「(やりすぎたか?まぁ食えば大丈夫だろ)」
ベルはまた生物を食いだした。内臓を食べ、脊髄を食べ、心臓を食べ、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べて、食べ尽くした。
ベルは食べ終わり、洞穴の方に行き眠る事にした。腹も満帆だった為、すぐに寝る事ができた。
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そして起きると何か背中に違和感があった。ベルは背中に手をやり─何だ?─と考えているとその正体が分かった気がした。
「(まさか、また進化した?)」
そう、ベルは昨日食べたあの生物の尻尾の様な物が生えていたのだ。
「(まぁ、強くなったには変わりない。多分だが大丈夫だ問題ない)」
「(しかし、どう使うんだこれ?)」
ベルは考えていると背中から伸びて行く感じがした。ベルは驚いたが己の直感に従い操ってみる事にした。すると、ベルが思い描く所に尻尾が行く事が分かった。そして、格納と思えば背中の中に尻尾が格納された。
「(使いがってが良いじゃないか)」
ベルはこの時とても嬉しそうな顔をしていた。
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「嘘でしょ。レーダーから"ガーディアン"の反応が消えた!?」
「八意様!!百体もののガーディアンが次々とレーダーから消えていっています!」
「悪魔よ。こんな事普通の妖怪が出来るはずがない、これは"大妖怪"クラスの妖怪だわ!」
「至急、このガーディアンを狩った生物がいる所に"一番隊"を派遣。調査もかねて私達も行くわよ」
「はい!」
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「ここか、永琳が言っていた所は」
そこには、ガーディアンの骨やら頭やらが散らばっていた。
「酷いな、これは」
周りにいる団員も口を抑えていた。
「大妖怪クラスで間違い無さそうだな」
すると隊長らしき男は何かを感じ取った。
「なんだこの馬鹿でかい"妖力"は!?」
「一番隊、戦闘態勢!!」
放っておけば街に被害が出る。殺るしかないな。
「(近づいてきた。く、来るぞ!)」
そこから姿を表したのは赤い目で大柄で黒い体格、鋭利な爪がついた腕。
"蟻の王"ベルの登場である。
はい、遅れてすみません。すごくダラダラしてたらこんなにも時間がたっていました。
それと、ベルのオリジナル武器はバ〇バトスのあの尻尾です。まじかっこいいよねアレ。
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