ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか   作:寝心地

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第2話

修練場に場所を移しベルは入団試験を受ける事になった。

 

「ここにあるのは刃を潰してある鈍らだから好きな物を使ってくれ」

 

フィンに説明を受け適当な片手剣を選ぶとベルは首を回し準備終える。ベルの前に立つのは両手斧を持つドワーフの老人ガレス。

 

「フィン、本当にガレスでいいのか?攻撃を受けるだけの鈍らとは言えガレスでは熱くなって叩き潰しかねんぞ」

 

2人の様子を見てそうボヤくリヴェリアにフィンは笑う。

 

「大丈夫だよリヴェリア、僕の勘がそう言ってる」

 

「ほんならルール説明するで、ベルたんは全力で攻撃を、ガレスは攻撃しない事、以上や」

 

「え?それだけですか?」

 

「あんまり拘束しても実戦で戦えるのかイマイチわからんやろ、実戦に出来るだけ近づけんとな。んじゃ用意は良いか?」ロキの言葉に反応し両者見応える。

 

「それじゃあ始め」

 

ロキの合図と共にベルが大きく踏み出し剣を振るう。その剣をガレスは両手斧で捌いていく。

 

「ほぉ、早いな。とても恩恵無しとは思えん」

 

最初は呑気にそんな事を思っていたリヴェリアもフィンも段々と激しさを増していくベルの動きに次第に真剣な表情に変わっていく。

 

「フィン、アレは私の見間違いか?」

 

「いや、僕にもはっきり見えるよ」

 

最終的にガレスは猛攻に負けられなくなったのか打ち合いに持って行く。互いに刃がない鈍らとは言え武器は武器、火花が散り試験から普通の戦いへと変わっていった。

 

「そこまで!!」

 

互いに興が乗ってきた所にロキが終わりの合図を出し2人の動きが同時に止まる。

 

「自分ゴッツいな!!フィン、もう結果決めとんのやろ?発表したり」

 

「ああ、ベル・クラネル、ようこそ【ロキ・ファミリア】へ、君を歓迎するよ」

 

フィンはそう言い手を差し出しベルはその手を握る。

 

「よっしゃ!!それなら早速恩恵刻もうか!!うちの部屋においで!!」

 

ロキはそう言うとさっさと自身の部屋に戻った。

 

「やれやれ、まだ何処かも伝えてないのに分かるわけ無いだろう。ロキが済まないな、代わりに私が案内しよう」

 

リヴェリアはそう言い先を歩きベルはその後について行った。

 

「……………………ここだ」

 

不意にリヴェリアが足を止め1つの扉の前に立つとそう言いベルはその扉を叩く。

 

「お〜入ってや〜」

 

気の抜けた声が聞こえベルは中に入るとそこにはロキがいた。

 

「お〜来たな。んじゃここに寝転がって背中向けてな」

 

ロキの言う通り背中を向け寝転ぶとロキの指が背中を走る。

 

「お、おお、おおおおおおお!?」

 

ロキの悲鳴に近い叫び声が響く。

 


ベル・クラネル Lv7

力:S999

耐久:S999

敏捷:S999

器用:S999

魔力:S999

 

スキル

七つの大罪

・種族変化(・魔神化・妖精王化・巨人化・人形化・人間化・不死化・魔術師化)

七つの大罪のメンバーの力を自在に操る事が出来る。

 

魔法

完璧な立方体(パーフェクト・キューブ)物体転送(アポート)魔法消去(マジックキャンセル)等など

 


 

「ベルたん、自分何者や?」

 

恩恵を刻み終え服を着るベルにロキは真剣な眼差しを送りながらもベルはそれに

 

「ただの人間ですよ」

 

と答えるだけで部屋を出ていった。

 

「神に嘘は通じひん、まぁ人間であるっちゅう所は本当みたいやな」

 

ロキは暫く考えた後めんどくさくなったのかそれらを放り出し再び酒を飲み始めた。

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