ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか 作:寝心地
何も無い海の洞窟、そこでティオナは師であり姉であるバーチェとの戦いを終え満身創痍で【カーリー・ファミリア】に囲まれていた。
「見事だティオナ、お主が『儀式』の勝者だ。敗者を殺し『儀式』を完遂させるが良い」
「やだ!!私はもう『戦士』じゃないから『儀式』はやらないよ。」
「変わったのぉティオナ、それならお主をテルスキュラに連れ帰るとしよう。今のお主ならここに居る者達でも十分じゃろう」
カーリーがそう言うと周りで見ていたアマゾネス達が戦闘態勢に入るがティオナは変わらず笑っている。
「私達はもう、2人ぼっちじゃない」
同時にティオナの背後の壁が崩れベルが飛び込んで来る。
「待たせたか?」
「ううん、来るって信じてた!!」
「【
カーリーがそう言うとベルはまるで何かを制する様に手を出しリッタを呼び戻す。
やがてカーリーの神威が解放され同時にベルから魔力が放たれる。
「なっ!?あ、こ、これは……………………」
魔力はカーリーの放つ神威すら飲み込み更に大きく膨張し太陽の様に光り輝く。
「選べ、僕に消し炭にされて死ぬかリッタの錆になるか」
「待てベルたん!!【神殺し】は禁忌や!!下手したらえらいことになるで!?」
その時、ロキが現れベルを説得に現れベルはロキを一瞥する。
「決めるのは僕だ」
ベルはそう言うと手のひらに極小の太陽の様な魔力を集める。
「あっかーん!!絶対あかん!!」
そこにロキが割り込みカーリーを踏みつけベルの前で両手を広げクロスし✕を作る。
「退きなさい、ロキ」
「あかんあかん!!そんな事させられん!!」
「貴女の意見は聞いていない」
「アイズたんに嫌われてもか!!」
その言葉にベルの動きが止まる。
「アイズたん悲しむやろな〜ベルたんがそんな野蛮な奴やったなんて知ったら。最初は無視から始まって軽蔑の眼差し、すれ違うだけで舌打ちされる様になって最後は触れる事すら嫌がられる。あ〜可哀想」
「少し位なら見逃してあげても良いでしょう。どうせこの僕に敵う存在など居ないのですから」
ベルはそう言うと手のひらの太陽を消し背を向け去っていく。
「何かベル、傲慢だったね」
「あれは
「寝言は寝て言えアホチビ。今回の件、洗いざらい吐いてもらうで」
ロキはそう言うとカーリーから情報を引き出し諸々の情報をギルドに送った。
その間ベルは何をしていたかと言うと。
「…………………………………………」
「…………………………………………」
「…………………………………………」
カーリーの監視を名目にカーリーが膝に乗っかったカーリーと不機嫌なアイズと食事を取っていた。
「なになに?喧嘩?」
「ベルの膝の上にいるアレが原因よ」
ティオネはベルの膝を指差しそう言う。ベルの膝の上を見るとそこにはスッポリと収まるカーリーがいた。
「貴女何でここに居るの?」
「何、最強の戦士を妾の物にする為に共に過ごそうと思ってな。ベル、そこの肉を取れ」
「はいはい」
子供の世話をする父親の様に甲斐甲斐しく世話をするベルにアイズは顔を膨らませ嫉妬していた。