ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか   作:寝心地

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第28話

「……………………何だこりゃあ?」

 

雨が降りしきる最悪な天気、その中でベルは得体のしれない物を見ていた。

 

真っ黒な外套に身を包みアマゾネスを襲う暗殺者、ベルは直ぐに割って入り暗殺者を蹴り飛ばす。

 

「大丈夫か!?」

 

「あ、ああ。何なんだ一体…………」

 

会話する間にも暗殺者はワラワラと集まりアマゾネスと邪魔をするベルを襲う。

 

(アマゾネスを狙ってる…………【イシュタル・ファミリア】と何か関係があるのか?兎に角今はコイツらを追い返す)

 

「【霊槍 シャスティフォル 第5形態 増殖(インクリース)】!!」

 

無数の苦無が暗殺者を襲い斬り刻む。致命傷を与えていない暗殺者に所属を聞こうとするがそれより早く口の中に仕込んでいた毒を飲み自死されてしまう。

 

「【血よ踊れ】」

 

放たれる異常魔法(アンチ・ステイタス)を飛んで躱し神千切りを放つ。暫く魔神化し暗殺者を全て倒すとアイズと春姫が走ってくる。

 

「ベル!!」

 

「アイズ!!春姫!!」

 

「ベルも襲われたの?」

 

「いや、襲われているアマゾネスがいたから助けた」

 

「他の所でも皆さんが襲われてるみたいです。襲われているのは元【イシュタル・ファミリア】のアマゾネスだけ見たいですけど…………」

 

「……………………鍵の場所を喋られる位なら殺して手掛かりを消してしまおうって魂胆か」

 

「………………………………」

 

「どうした?」

 

「いえ、何でも無いです。あの、アイズ様、ベル様何だか雰囲気が…………

 

右目にあの紋様がある状態のベルは口調が乱暴になって強くなる、私はあんまり好きじゃないけど

 

「へぇ〜そうなのですね」

 

春姫とアイズはベルに背を向けコソコソと話す。話を終えると再びベルに向き直る。

 

「それで、これからどうしましょう?」

 

「……………………他に襲われた人は?」

 

「私達が知る限りベートさんと一緒にいたアマゾネス、今は治療院にいる」

 

「……………………なら1度治療院に行く。何か分かるかもしれないからな」

 

ベルはそう言うと翼を広げ治療院へと飛んだ。

 

治療院に着くとそこにはリヴェリアがおり治療師達が何やら慌ただしく動いていた。

 

「リヴェリア!!」

 

「ベルか」

 

「何があった?」

 

「負傷者が全員【呪詛】に掛かっている。ベートも治療もそこそこに飛び出してしまった。全く、恨むぞフィン」

 

「フィン?フィンが何かしたのか?」

 

「今回の件は全てベートに一任する…………と、どういう状態か分かった上でな」

 

「………………………………そっか」

 

ベルはそう言うと魔神化を解除する。

 

「団長がそう言うなら僕は団長を信じるよ」

 

「………………………………そうだな、私も幹部の席に身を置く身だ。ならば団長の事は信じなければな」

 

リヴェリアは純粋にフィンを信じると言い切ったベルに肩透かしを食らいそう言うと負傷者の手当てに身を回した。

 

「あ、そうそう。フレイヤからイシュタルが持ってたクノッソスの鍵を貰ったんだけどこれどうしたら良いかな?」

 

「それを先に出さんか!!たわけ!!」

 

その後、ベルが出してきたクノッソスの鍵にズッコける事になるのだがそれはまた別のお話。




明日と明後日は用事があるため投稿お休みします。
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