ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか   作:寝心地

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第3話

ベルが【ロキ・ファミリア】に入り数日、入隊したその日に簡単な挨拶を済ませたベルはある日、フィンに呼び出され彼の部屋に来ていた。

 

「やぁ、わざわざ呼び出して済まないね」

 

「全然大丈夫ですよ。それで何の用です?」

 

「ああ、実は今度遠征に行く事になってるんだ」

 

「遠征…………って事はダンジョンに行くんですね」

 

「ああ、そこで君の力を借りたい」

 

「良いですよ」

 

フィンの言葉にベルはあっさりと了承する。

 

「何時行くんですか?」

 

「1週間後、此方でも準備を進めているが君も準備をしていてくれ」

 

「分かった…………」

 

ベルはそう言うとさっさと部屋を出ていくと訓練場で剣を振り始める。

 

どれ程の時間剣を振っていたか、ふと背後に人の気配を感じ振り返るとそこには金髪を腰まで伸ばした少女が立っていた。

 

「貴方…………ベル・クラネル?」

 

「そういう貴女はアイズ・ヴァレンシュタインさん」

 

2人は何も言わずジッと見つめ合う。10秒ほど見つめ合った所でベルが行動を起こす、ゆっくりと右手をアイズに向ける。アイズは握手かと思い自身も右手を差し出すがベルの右手はアイズの手の横を通り過ぎ

 

フニッフニッフニッ

 

「「…………………………………………」」

 

アイズの胸にある膨らみを包んだ。

 

「な、何してんですかアンタ〜!!!!」

 

4〜5回程堪能した所で突如エルフの少女が飛び出しベルに向けて拳を繰り出す。ベルが知る事ではないが2人の間には実に4のレベル差があったがベルの頭には立派なコブが出来ていた。

 

「貴女!!アイズさんに何してんですか!?アイズさん大丈夫ですか!?」

 

「レフィーヤ…………うん、大丈夫」

 

「すいません…………つい」

 

「何がついですか!!目茶苦茶流れる様に触ってたじゃないですか!!アイズさん!!私は確信しました!!コイツはロキと同じ変態です!!絶対近寄らない様にしましょう!!貴方も絶対近付かないで下さい!!」

 

「……………………分かりました」

 

レフィーヤにそう言われベルはそう言うとレフィーヤはアイズの手を引こうとするがアイズは動こうとしない。

 

「アイズさん?」

 

「貴方と戦ってみたい」

 

その言葉にレフィーヤは反対するがアイズは聞かずベルも了承し2人はある程度離れると剣を構える。

 

「それじゃあ、凄く嫌ですが、私が合図を出します。始め」

 

レフィーヤの嫌そうな開始の合図と共にアイズがベルに接近し剣を振るう、ベルはそれらをその場から動く事無く躱し剣を振る。

 

「クッ!!」(重い!!それに早い!!)

 

アイズもベルの剣を受け攻撃を受けるのではなく避ける方が良いと感じ回避しながら攻撃に回る。

 

「おっ」

 

何合か打ち合っていると不意にベルが体勢を崩し剣が頭上に打ち上がる。

 

(チャンス!!)

 

アイズはチャンスと見ると直ぐ様その懐に飛び込む。

 

(獲った!!)

 

しかし同時にベルは剣を手放しアイズの足を払うと同時にアイズから剣を奪い倒れるアイズに突き付ける。

 

「僕の勝ち…………で良いんですよね?」

 

「えっと…………多分?」(正直ほぼ見えなかった)

 

「アイズさんはどうですか?」

 

ベルがアイズに尋ねるがアイズは呆けており話を聞いていなかった。

 

「えっと、僕はそろそろ疲れたので部屋に戻りますね」

 

ベルは剣を元の位置に戻しそう言うと自室へ戻っていった。

 

「アイズさん、大丈夫ですか?」

 

ベルが居なくなった後、レフィーヤはアイズの様子を伺う。

 

アイズは漸く起き上がりベルが去った方を見て顔を赤くしておりレフィーヤは嫌な予感を覚えたと言うのはここだけの話だ。

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