ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか 作:寝心地
フィンの提案からウィーネの監視もとい世話を任されたベルとアイズ、ついでにリヴェリアとガレスはせっせとウィーネの世話を続け3日が経った。
ウィーネが一番懐いたのは以外にもガレスでガレスがやって来る度に祖父に甘える孫の様に甘えガレスも最初は戸惑っていたが3日も経てば孫の様に甘やかす様になった。
「フィンよ、外套と仮面を付ければちょっとくらいなら外に出しても良いんじゃないか?」
しまいにはこんな事を言う様になりフィンが頭を抱える事になったとか。
次いでウィーネと良好な関係を築いたのはやはりベル、ベルも相当ウィーネと好きな様に過ごし良好な関係を築いていた。
一方リヴェリアとアイズは両名が色んな意味で不器用な事から上手く交流出来ずにいた。それもリヴェリアはまだ良い方だがアイズに関しては会話すらままならない程酷い状態だった。
「まぁ、仕方無い。人には向き不向きがあるからね、逆にそう言った口下手な者にウィーネがどう対応するのかを知る良い機会だと思うことにしよう」
フィンはそう考え暫くウィーネとアイズの様子を見る事にした。
それからも他のクノッソスの鍵探しの継続やウィーネの存在について等ベル達は多忙を極めたがどちらも大した収穫は無く手詰まりの状態が続いた。
しかしそんな時、ある所から糸口が見付かる事になる。
それはベルがクノッソスの鍵を探している時、不意に自身を見る存在が近くに居る事に気付いたベルは一緒に探していた団員に出来るだけ不自然じゃない様に離れる。人影も殆ど無くなった路地で足を止めると
『ベル・クラネル』
何処からか名前を呼ばれ声のした方を見ると何時かアイズと共に依頼を受けた黒外套の人物がいた。
「何の用ですか?」
「君に
「
『受け取れ』
黒外套の人物はそう言うと1枚の丸まった羊皮紙を渡しその場から消えた。
ベルはその羊皮紙を持ち帰りフィンに報告すると羊皮紙を広げた
| 竜女のモンスターと共に20階層に向かえ |
|---|
ただそれだけ書かれた羊皮紙にフィンは黙り込み何かを考える。
「何か分かるかもしれないしここは従っておこう」
フィンは考えを纏めるとそう言う。
「メンバーはどうする?我々だけで動いては勘付く奴もいるかもしれんぞ?」
「ああ、だからこの任務はアイズとベルの2人で行ってもらう」
「何故その2人何じゃ?」
「僕らはクノッソスの鍵の捜索で忙しい、単純に人手を回せない。それに2人は何時も一緒に居るから2人でダンジョン探索に行っても違和感は無い」
「成る程のぉ…………」
「と言うわけでベル、アイズと共に20階層に行ってくれないか?」
「分かりました。早速ウィーネとアイズさんに話を通してきます」
ベルはそう言うとアイズとウィーネの元へ向かった。
ウィーネの部屋に入るとウィーネはベル達に貰った人形で遊んでいた。
「ウィーネ」
「ベル!!」
ウィーネはベルに抱き着きベルはそれを受け止める。
「ウィーネ、自分の事を知りたい?」
「???」
「………………………………ちょっとお出掛けしようか」
ベルはそう言うとウィーネに外套を着せ一緒にアイズの部屋に向かい3人でダンジョン20階層に向かった。