ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか   作:寝心地

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第45話

作戦決行当日

 

ベルは【ディオニュソス・ファミリア】との混合部隊に配置されガレスと共にディオニュソスとロキの護衛を任された。

 

「儂は主に前に出て奴らの進行を阻止する。お前さんは儂が足止めした奴らを掃討してもらいたいが頼めるか?」

 

()が前に出ても良いぜ?」

 

「ハッハッハッハ、それも良いがそれだと儂の出番が無くなってしまうからな、それにお前さんまた何時暴走するかも分からんし奴らに最高戦力は見せたくないとフィンも言っておったじゃろう。そういう意味でもお前さんの戦闘は最低限じゃ、良いな?」

 

「分かってる」

 

その後、通信機からフィンの突入の合図を受けベル達は内部に侵入する。無数のモンスターや罠、闇派閥の生き残りの自爆等あらゆる妨害工作が行われるが強固な盾と巨大な斧を持ったガレスとベルが【強奪】を使い的確に魔石や心臓を抜き取る早業で速攻で地図を作成していく。

 

「接近した途端自爆…………徹底しとるなぁ」

 

「此方に重要拠点等の情報を渡したくないんだろう。しかし」ディオニュソスはガレスの後ろでクレシューズを巧みに操りモンスターや闇派閥を攻撃するベルに目を向ける。

 

「彼が【猛者】に次いで現れたLv7か」

 

「そや、これであの色ボケにデカい顔させへんで!!」

 

ワハハハと笑うロキは隣で怪しい顔を浮かべるディオニュソスに気付かなかった。

 

「ベル、ここまでの動きどう見る?」

 

一息ついたガレスが後ろでクレシューズを首に掛けるベルに声を掛ける。

 

「俺に分かるわけ無いだろう?そういうのはフィンとかリヴェリアの領分だろ…………けどまあ上手くいってる方なんじゃないか?上手く行き過ぎてる位には」

 

「やはりお主もそう思うか?」

 

「だがまぁ、他よりはマシなんじゃねぇか?フィンの予想ではリヴェリアとアイズの方は例の怪人ってのが現れるらしいしベートの所はベートが突っ走って周りを引き摺り回してるだろうし、そう考えりゃ此方は魔道士も多いし天国みたいなもんだろ」

 

「ふむ、確かにな、今の所問題はなし、か」

 

「……………………いや、1つそうでもない事がある」

 

「何?どんな問題じゃ?」

 

かなり重々しい空気でベルが問題を挙げガレスはどんなものかと尋ねる。現状の最高戦力であるベルが問題にする事があるなら注意しておかなければならないとガレスは考えた。

 

「ここがどれくらいの深さがあるのかだ、フィンの話では千年近く作り続けられた物らしいが流石に50もは無いはずだ、これだけの鉱石を使っているからな、物資が尽きる前に攻略したい所だ」

 

「確かにな、ここは普通のダンジョンと違い18階層の様な【安息地】が無い、下層になればなる程儂らは消耗していく」

 

「ああ、それに隠し玉があるのは此方だけじゃないだろうしな」

 

ベルはそんな事を言いながら先に進んだ。

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