ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか 作:寝心地
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発される魔法はあらゆる物を滅ぼす魔法の光、その直撃を受けて尚ニーズホッグはケロッとしていた。
「硬いな、強力な魔力・物理耐性と巨大による攻撃が武器か…………なら」
ベルはシェイプロティエンをロストヴェインに変え7人の分身を対面に立たせる。
(ずっと考えていた、僕は1人だから【七つの大罪】のあの技の再現は出来ないと、だけど違った。神器と能力は相性が良いだけで必ずしもその神器じゃないといけない訳じゃない。だから)
分身体のベルはそれぞれ違う技を使う。
(キングさんはシャスティフォルが無いからロストヴェインで代用して)
「【魔剣ロストヴェイン 裁きの剣】!!」
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「【キリング・ストーム】!!」
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「【トリリオン・ダーク】」
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飛来する5つの攻撃が1つに合わさりその攻撃はベルの本体へと向けられる。
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その攻撃をベルは跳ね返しニーズホッグに向けられるとニーズホッグの体の一部が抉られる。
魔法自体はそのままニーズホッグを通過し壁に衝突すると思われたがベルの分身体が新たに現れる。
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更に倍の威力となり跳ね返された攻撃はニーズホッグの胴体を貫き魔石を砕く。
「七つの大罪合技【不倶戴天】」
静かな声で技名を明かしベルは不倶戴天を落とし辺り一体諸共ニーズホッグを消滅させた。
「ふぅ、フィンさん、此方は終わりましたよ」
しかし、フィンからの返答はなく更に移動しようと足を踏み出した瞬間体の力が抜けその場にへたり込む。
「やっぱり【不倶戴天】は無理があったかな?魔力使い過ぎちゃった。皆大丈夫かな?」
ベルは倒したニーズホッグがいた穴を見ながらそう呟いた。
「ここに居たのですね」
その時、ラウル達が消えた通路の奥から声が聞こえ振り返ると異端児の1人レイが現れた。
「レイさん」
「フィンさんから貴方が動けない時の為に貴方の元へ向かって欲しいと連絡を受けまして」
「そうだったんですか、流石団長、丁度今魔力の使い過ぎで動けなくて困ってたんですよ。運んでもらって良いですか?」
「勿論です。我々【異端児】は貴方方にこれでもかと借りがありますから、この程度はやらせて下さい」
レイはそう言うとベルの両肩にその足を起きベルを運び飛んだ。
「それで次は何処に行った方が良いですか?」
「ベート、と言う方の元へ行くよう言伝を預かっています。何でもそこに強力な敵が出現したそうで皆さん苦戦しているとか」
「分かりました」
ベルは移動をレイに任せ自身は魔力の回復に努め次の戦闘に備えた。