ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか 作:寝心地
「ベル大丈夫かな?」
「団長達の話ではアイツもLv7らしいし流石に死ぬ事は無いでしょ、それより目の前の事に集中しなさい」
ベルを心配するティオナにティオネはそう返し未知のモンスターと接触する。襲われかけていた子供を助ける為大きく開かれた口を上から蹴りつけ無理矢理閉じさせるとその隙にティオナが子供を回収し物陰に隠す。
「っ〜〜〜〜かった〜!!」
防御力の高さに思わず声が漏れるがティオナとティオネが子もモンスターの注意を引いている間にレフィーヤは詠唱を行う。モンスターの意識での詠唱だったにも関わらずまるで分かっていたかの様にモンスターはレフィーヤの方を向きレフィーヤの足元から鞭の様な物が飛び出しレフィーヤの脇腹を貫いた。
「あ、ああ、あああああああああああああああ!!」
鞭により吹き飛ばされたレフィーヤは痛みから叫び声を上げ更にモンスターの注意を引いてしまう。更に地面から新たに2体の同種のモンスターが現れティオネとティオナは足止めを食らう。
「レフィーヤ!!立って!!」
「邪魔すんなクソモンスター!!」
誰もレフィーヤを助けられずモンスターに食べられるのも時間の問題と思われたその時、突風と紫色の炎が上がりレフィーヤを食べようとしていたモンスターが絶命した。
「アイズ!!ベル!!」
ティオナが2人の名前を呼びアイズはレフィーヤの元へ走る。
「レフィーヤ、大丈夫?」
「あ、アイズ……さん……」
「
「ベル?」
アイズはベルの口から出たとは思えない攻撃的な言葉に動揺する。
「早くしろ、巻き込んじまう」
アイズは戸惑いながらもベルの指示に従いレフィーヤを連れその場を離れた。
場所は少し離れベルとオッタルが戦った場所。辺り一帯が血に塗れその中心にオッタルが腰を下ろしていた。
そのオッタルに近付く一人の人影が現れるとオッタルは立ち上がり膝をつく。
「随分と派手にやられたわね」
「申し訳御座いません。あの者の力が想像以上で抑えられませんでした」
「構わないわ、あの子の力を見たいと言ったのは私だもの。そういう意味では想像以上の物を見せてくれたわ」
「御心遣い感謝いたします」
2人はそんな会話を終えた後雑踏の中へ消えた。
ベルは3体のモンスターの前に立つとその手に持つ剣に黒紫の炎が纏い無数の斬撃が3体のモンスターを切り裂く。
「【
切り裂かれたモンスターは全ての肉片が黒紫の炎に包まれ灰すら残らず消滅した。
「…………………………ベル?」
その背中を不安そうに見つめるアイズと3人、ベルは剣を鞘に収め4人の方を見る。その顔に紋様は無く何時もの赤い瞳が顔を見せていた。
「さて、帰りましょうか。
普段通りのベルの反応に3人はホッと息を吐き事態は収拾された。
【ロキ・ファミリア】本拠 団長室
「さて、アイズ達から大体の話は聞いたけど、君にも詳しい話を聞きたくてね、君が未知のモンスターを倒した時の力、詳しく聞かせてもらって良いかな?」
ベルは三幹部とロキに囲まれ尋問を受けていた。
「あれは魔神族の力です」
「魔神族…………聞いた事無い種族だな」
「まぁ、この世界には存在しませんから」
ベルの言葉に4人は不思議そうな顔を浮かべる。
「僕は、5歳から7年間、別の世界で生きていました」
ベルの信じがたい言葉にフィンはロキを見るがロキは首を横に振る。
「僕はそこでとある国の騎士団に拾われました。大罪を犯した者達で構成された最強の騎士団【七つの大罪】に」
それからベルは自身が経験した全てを話した。
七つの大罪は冤罪によりバラバラになり再び集まった事。
魔神族の精鋭【十戒】と戦う事になった事。
魔神王と戦う事になった事。
兎に角ブリタニアで経験した全てを。
全てを話し終え、ベルは部屋を退室すると三幹部とロキが話を始める。
「にわかには信じ難い話だな」
「だが真実なのだろう?」
「ああ、ベルたんの言葉に嘘は無かった。あれ程正確な話が思い込みなんて事も無いやろうな」
「……………………兎も角、今後も彼の力は必要になる。この話を口外して他の神々に弄ばれてたたまらない。ここで聞いた話は全て箝口令を敷く。3人とも良いね?」
三幹部とロキはそれに同意しベルの話は4人の内に止められる事になった。
ベル君 魔神族モード(仮)
魔神の力を行使すると攻撃的な性格になる。
右目に紋様→額に紋様が広がる→
まぁ、ザックリ言ってメリオダスとほぼ同じ