ベルが七つの大罪と戦っていたのは間違っているだろうか   作:寝心地

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第9話

レフィーヤ・ウィリディスは自室のベットに横になり天井を見上げていた。

 

「…………………………………………」

 

思い出すのは【怪物祭】で現れた新種のモンスター、モンスターに攻撃を受け戦線離脱した自分と攻撃を受ける事無く無に帰したベル。極めつけは

 

『その足手まといを連れて離れてろ』

 

足手まといと言われ返す言葉も無くアイズよって連れ出された。そんな自分が酷く惨めで悔しくてたまらない。

 

「レフィーヤ!!一緒にダンジョン行こう!!」

 

ぐるぐると考えているとティオナが扉開けそう言いながら現れる。

 

「ダンジョンですか?」

 

「うん!!私前回の遠征で大双刀溶かしちゃったからお金稼がないといけないんだ。アイズもダンジョンに行くらしいから皆誘って行こうと思って」

 

「………………………………行きます」

 

レフィーヤは1秒でも早く幹部に追い付くためにそう決意する。

 

「やった〜決まり!!後はフィンとリヴェリアとティオネ…………折角だしベルも誘っちゃおう!!」

 

「え?」

 

「じゃ、私声かけてくるから!!」

 

ティオナはそう言うとさっさと部屋を去り名前を挙げたメンバーに声をかけに行った。

 

そうしてメンバーを集めた一行は適当なクエストを受けダンジョンに潜る。

 

迫り来るモンスターをなぎ倒し突き殺し切り刻む。魔石を拾いドロップアイテムを奪い18階層まで降り【リヴィラの街】に辿り着いた所でフィンとリヴェリアが違和感を捉えた。

 

「街の様子が変だな」

 

「ああ、人通りが少ない」

 

『おい!!殺しがあったって本当か!?』

 

『ああ!!ヴィリーの宿だ!!行ってみよう』

 

そんな声が聞こえベル達も野次馬の後を追うと入り口で野次馬が固まっていた。

 

野次馬を押し退け中に入り現場を確認する。中には頭を潰され倒れる男性の遺体があった。

 

「こりゃ酷いな」

 

「そんな顔で言っても不謹慎なだけですよ」

 

そこに街を仕切るボールスが現れフィンと2〜3言葉を交わしヴィリーに経緯を尋ねる。

 

「被害者の男と一緒に入ってきた女か」

 

「そして体型はめっちゃ巨乳…………と」

 

「そこ大事?」

 

「大事大事、だってティオナと同じ体型は弾けるから」

 

「どういう意味!?ねぇベルどういう意味!?」

 

その後、ボールスの部下がステイタスシーフを持ってきた事で被害者が【ガネーシャ・ファミリア】のLv4ハシャーナ・ドルリアだと言うことが分かった。

 

「これと言って争った形跡もない。そんな状態でLv4を殺せる殺人鬼、間違いなくLv5以上だ。ボールス、街を封鎖してくれ、僕の勘だがまだ犯人は街にいる。目的の物を見つけて無いらしいからね」

 

フィンは遺体のそばに落ちている切り裂かれたバッグに目をやりながらそう言いボールスも即座に部下に指示を出し街にいた冒険者が1箇所に集められた。

 

「さてさてさ〜て、何かとんでもない事に巻き込まれたな。取り敢えず女を調べれば良いんですよね?」

 

「いや、念の為男も調べる。ここを見てくれ、グチャグチャになって分かりづらいが皮を剥いだ痕跡がある」

 

「了解、んじゃ手当たり次第に調べてみるか」

 

【ロキ・ファミリア】は殺人犯を捕まえる為動き出した。

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