個性:ブロリーmad   作:伝説の超ブロリスト(自称)

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オールマイトを殺すなどと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ

「フハハハハハハッ!!」

 

ブロリーが地面を抉りながら脳無に襲い掛かる。脳無の腕を引きちぎり、顔面を掴んでそのまま壁に思いっきり叩きつけて一旦距離を取る。

 

「んん?ブロリー、よく見ろぉ。脳無が再生しているぞぉ!」

 

「親父ィ、見れば分るよッ☆ それに俺の攻撃もあまり効いてないようだな」

 

「ショック吸収と超再生だ。脳無にお前ごときが勝てる訳がないんだよ!」

 

死柄木が勝ち誇ったかのように宣言する。

 

「そうだ、相澤先生が個性を消せば!」

 

「ここからだとブロリーが邪魔で視れん…………!」

 

「大丈夫。援護は必要ない」

 

イレイザーも援護したいところだが筋肉モリモリの大男であるブロリーが肉壁になってで脳無を上手く視る事が出来ていない。だが、楓丸は問題ないと断言した。その言葉を裏付けるが如くブロリーは高笑いする。

 

「ハハハハハハハッ!!その程度の個性でこの俺を倒せると思っていたのか?」

 

再生が終わって飛び掛かる脳無。ブロリーに蹴りを喰らわせるが逆に強烈なパンチと回し蹴りを喰らい地に伏せダウンする。ダウンした脳無を虫ケラサッカーで蹴り上げ、気弾の追撃で脳無は空の彼方まで吹き飛ばされて消えた。戦闘開始から僅か1分の出来事である。

 

「よくも俺の脳無を……………クソがぁ…………!何なんだお前は!?」

 

「ブロリー、です……………次はお前だぁ。今楽にしてやる」

 

ギュピギュピ足音を鳴らしながらダッシュで死柄木に襲い掛かる。

 

「させませんよ!」

 

「ヘアッ!?」

 

黒い霧であるワープゲートがブロリーを覆いつくす。黒霧による不意討ちの攻撃だった。

 

「活動中の火山の火口へ繋げました。これで奴はもう死んだ『と思っていたのか?』なっ!?」

 

僅かに慢心した黒霧は地面を抉って出現したブロリーに実体部分を掴まれた。

 

「ブロリー………一体どうしたと言うんだ…………まさか、ワープゲートに飲まれる寸前で地面に潜って回避したと言うのか?くそぉ、ブロリーの偉大な戦闘センスがここで絡み合ったか。このままでは、またブロリーの人気が高まってしまう………」

 

「気にするとこが相変わらずだな……………俺も気づいてたけど、どうやらブロリーも実体部分がある事を察してたな。流石は伝説の超サイヤ人と褒めてやりたいところだぁ」

 

パラガスと楓丸がそんな会話をしている間にブロリーはラリアットで黒霧を地面に叩きつけた。そのまま最後の標的に向かう。

 

「黒霧!クソッ、役立たずが…………!!」

 

「チャオ☆」

 

「う、うあっ……!?」

 

一瞬で距離を詰めるブロリー。漸く強大さと極悪さをキャッチし死の恐怖を感じていた死柄木は咄嗟にブロリーに触れようとするが全てが遅すぎた。

 

キ───ン……………ドカーン!!

 

死柄木はブロリーのラリアットを喰らい、そのまま地面から生えてきた岩盤に叩きつけられる。

 

「毛布はいかが?」

 

「がっ……あ……あぁっ……」

 

「終わったな。所詮クズはクズなのだ……(俳句)」

 

鷲掴みにしていた手を離すと死柄木はそのまま落下。気絶したのかピクリとも動かない。

 

「か、勝ったぁ!!ブロリーが勝ったぁ!!」

 

「凄まじいパワーね。まるで」

 

「オールマイトと同じ………いや、それ以上…………!」

 

「当然だよ、フー君の個性は凄いんだからね!」

 

「…………あれが竜崎の個性」

 

峰田、蛙吹、緑谷、そして葉隠と轟がそれぞれの言葉で喜びや驚嘆を表す中、イレイザーと楓丸は気を抜かない。

 

「気を抜くな、今のうちに拘束するぞ。先ずは厄介なワープ持ちからだ」

 

「ですね」

 

その時、ガラスの割れる音が上からする。イレイザーが上を見上げるとさっき吹き飛ばされた脳無が勢いよく落ちてくるところだった。その巨体の落下地点には丁度緑谷達がいた。

 

「先生!」

 

「ああ!」

 

楓丸は透と轟を担いで退避し、イレイザーは捕縛布を使って3人を引き寄せギリギリで潰されるのを回避した。脳無は気絶しているようだった。

 

「くっ……………劣勢で終わるのが残念ですがここまでです。続きはまたいずれ…………」

 

「おっ、待てい!(江戸っ子)」

 

「死に損ないめぇ!」

 

ボロボロの黒霧が死柄木を回収。逃げる動きに気付いたブロリーと楓丸がそれぞれ上空と地上から気弾を飛ばすが一瞬間に合わず逃げられるのだった─────。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜崎side

 

「………すみません、先生。逃げられました」

 

「みすみすヴィランを逃がしてしまったブロリー、です」

 

「いや、退けられただけで上出来だ。竜崎、それに皆も良くやった」

 

そこへ再び報告係のならず者がやって来る。

 

「2つ申し上げます!USJ内のヴィランは全て無力化されましたぁ!生徒は無事です!」

 

「ああ、そうか。それでもう1つは?」

 

「13号が重傷を負いましたぁ!」

 

「ダニィ!?さっそく13号先生に仙豆をあげに行く。後に続け虫けら!」

 

と言う訳で全員で広場からUSJの入り口前へ。そこには麗日達と倒れ伏す13号の姿が。

 

「せ、先輩………ヴィランは…………?」

 

「全員無力化した、今は喋るな。竜崎、さっきの仙豆を13号に頼めるか」

 

「あれは1日3回までなんでモチの論。13号先生、開け方分からんので乱暴に失礼」

 

俺は13号を仰向けにさせてヘルメット部を無理やり剥ぎ取って虫けらから渡された仙豆を食べさせる。全員が見守る中、13号の顔色が段々と良くなっていき、ゆっくりと立ち上がる。

 

「13号、大丈夫か?」

 

「ええ、もう大丈夫です先輩」

 

「良かったぁ…………」

 

相澤の問い掛けにそう返す13号。透も含めて皆もホッとした様子。てか、13号先生って女性だったんですね。

 

「リカバリーガールの治癒のような体力消耗も無く…………これも楓丸君の個性ですか?」

 

「ええ。届け出上は『人を召喚する能力』となっていて、まぁ嘘ではないですが他にも出来る事が色々とあるもので」

 

まぁ、その色々がアホみたいに多すぎるのだが。

 

「なるほど…………ありがとう、楓丸君。お陰で助かりました」

 

「どういたしマシマシ」

 

「んんんん……!んんんんんん〜!」

 

突然、親父ィが謎のうめき声をあげる。

 

「親父ィ。どうしたんだぁ?」

 

「ふぉおお、おお………………オーイエース!美しい大人のお姉さんがいるぞぉ!」

 

パラガスは俺の目にも止まらぬ速さで13号先生の傍へ。

 

「腐☆腐 13号、このあと一緒に夕食でもいかがかな?夕食後は一緒に絡み合おうではありませんか!あなたの手でこの俺と共に子沢山の家庭を築き上げるのです!」

 

「「「「おー!」」」」

 

ならず者も脳死で賛同すな、『おー!』じゃないねん!

 

「え、いや…………」

 

「心配する事はない。俺の息子♂の潜在パワーは年老いてもゑゑ!?遠に不滅なのだからなぁ。ふぁ〜wwwふぁはは」

 

「轟、1発頼むわ」

 

「……ああ」

 

「シュワット!?」

 

轟は個性を使ってパラガスを氷漬けにする。これで身動きは取れないだろう。

 

「ぶ、ブロリー!お助けください!」

 

「知るか。クズは暫くそこで頭だけじゃなく全身冷やしてろ」

 

「この後検証もあるだろうから現場を荒らすポッドをしないだけありがたく思え。……………すいませんね、13号先生。この変態親父ィが…………いくらやられても懲りないと言うか馬鹿と言うか……………………」

 

「楓丸君、ほんとに大変ですね……………」

 

13号先生に肩に手をポンと置かれて同情されていると、いきなり扉がぶち破られる。

 

「もう大丈夫!私が来た!………………あれ?」

 

今更オールマイトが現着。残念、もう終わったんですよね。

 

「えーっと……………相澤君、これもう終わった感じ?」

 

「ええ、少し前に」

 

「所詮、のろまはのろまなのだぁ…………」

 

「くっ、こればかりは何も言い返せない……………!」

 

ブロリーに言われて悔しそうに凹むオールマイトであった。……………オールマイトか。

 

「(今日の突然の欠席といい、バスでの緑谷の反応と言い………………緑谷とオールマイト、もしくはオールマイト自身に何かあるような気がするんだよな……………トランクスに探らせてみるか)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、教室に戻った後は塚内さんと言う警察の人から事情聴取があったので見た事や質問に対して回答して今日は下校となった。

 

翌日は臨時休校になったので逃げやがったクズロットとヘタレ王子を撮影も兼ねてボコボコにして清々しい気持ちで迎えた次の日。

 

「にしても凄かったな竜崎!」

 

「んあ?」

 

舞空術で浮きながらジャンプを読んでいると切島に話しかける。

 

「何、昨日の投稿した動画がか?」

 

「それも面白かったけどUSJの事だよ!俺と爆豪が来た時はブロリーが圧倒しててさ!援護に入る隙もなかったけど、オールマイトみたいでカッコよかったぜ!」

 

「褒めて褒めて☆」

 

ブロリーも上機嫌。良かったな。

 

「カッコよかったのはブロリー1人だけじゃない…………ここにも伝説の超イケメン天才もの凄いサイヤ人がいたと言う事だ……………!」

 

でしゃばるトランクスが言うには上鳴がヴィランに人質に取られた際に助けたとの事。ホントかどうか確かめる為に我々はアマゾンではなく本人達の元へ向かった──────。

 

「え、そうなのか?あの時はいきなりヴィランが気絶しただけかと思ってたぜ」

 

「全く気づきませんでしたわ」

 

「私も」

 

「嘘っ!?」

 

上鳴、八百万、耳郎は知らないようなので真相は闇の中と言う訳だぁ!

 

…………………まぁ、たぶん助けたんだと思うが。

 

「ケッ。結局逃がした癖に喜んでんじゃねェよ」

 

「援護も出来ず棒立ちだった奴に言われてもねぇ………」

 

「筋肉ダルマの立ち回り方が悪すぎんだよ!!頭まで筋肉になっ」

 

「血祭りー、です」

 

爆豪がブロリーに岩盤に押し付けられるのを連写しながら切島と話を続ける。

 

「決めたぜ竜崎、俺もブロリーのような強ぇ漢になる!一緒に頑張ろうぜ!」

 

「うん、目標のハードルがバカ高いけど…………………まぁ頑張るのは同意だな」

 

「おはよう、席につけ。そこ、いつまでも岩盤するな」

 

相澤先生登場。偉大な仙豆のパワーでピンピンしてる。

 

「さて、この前は色々とあったがまだ戦いは終わってねぇ」

 

「またヴィランがわざわざ俺に殺されに来たか」

 

「この前はオラ戦えなかったかんなー。戦いがあるならオラワクワクすっぞ!」

 

この時期にある戦い……………ああ、そういやパンフに載ってたな。

 

「雄英体育祭りが迫っている!」

 

「「「クソ学校っぽいの来たあああ!!」」」

 

皆さん盛り上がって。だが、ベジータが鼻で笑い飛ばす。

 

「フン、ぬけぬけとヴィランに侵入されるようなザル警備なのに開催するとは面白いジョークだな」

 

「警備は例年の5倍にする。逆に開催する事で危機管理体制が盤石だと示すって考えらしい」

 

ふーん、なら頼むぜ?(上から目線)

 

「ウチの体育祭は日本のビックイベントの1つ。今の日本でかつてスポーツの祭典として全国が熱狂したオリンピックに代わるのが雄英体育祭だ」

 

そういやこの世界オリンピックあんま盛り上がらないんだよな。まぁ、俺は前世も込みでハナから興味ないので悪いがどうでも良いけど。

 

「雄英体育祭はトップヒーローもスカウト目的で観るのだからなぁ。MT.レディ、ミッドナイト等の美しい大人のお姉さんヒーローにこのパラガスの偉大な活躍を見てもらえば…………腐☆腐」

 

「はー……………」

 

またこいつは懲りずに企んでやがる。ブロリーもめんどくさいのかため息をつくだけで何も言わない。

 

「プロに見込まれればその場で将来が拓ける。年に1回、計3回だけのチャンス。ヒーローを志すなら外せないイベントだ。諸君らの活躍を期待する、以上」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

 

昼休みを案件動画の打ち合わせで犠牲にしたので放課後は帰ってさっさとグダグダしながら暗殺教室でも見ようかと思ったら扉の前に何か生徒が沢山いた。

 

「出れねーじゃん!何しに来たんだよ」

 

「敵情視察だろザコ」

 

だ、ダメだこいつ……………爆豪の口の悪さは早く何とかしないと……………。

 

「ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中を体育祭の前に見ときてぇんだろ。意味ねェからどけモブ共」

 

「知らない人の事をモブって言うのやめなよ!!」

 

「僕もそう思います」

 

すると奥の方から紫髪の男子生徒が出てくる。

 

「どんなもんかと見に来たがずいぶんと偉そうだなぁ。ヒーロー科に在籍するやつは皆こうなのかい?」

 

「ああ!?」

 

このままではA組の評判がアレになってしまう。何とかしなきゃと言う使命感と共に爆豪を吹き飛ばして俺も前に出る。

 

「滅相もございません。そのような事があろうはずがございません、ヒーロー科の人たちが爆豪のように最低な虫けらのようなどとは」

 

「ぶっ殺すぞテメェ!!」

 

爆豪は華麗にトランクスルー。にしても、この紫髪の生徒は誰だ。B組の生徒か?B組の生徒とはまだ話した事は無いけど、彼は見た事無いな………………普通科か?

 

「あんたが噂のブロリストか。知ってるか?普通科とか他の科ってヒーロー科落ちたから入ったって奴結構いるんだぜ」

 

「勿論知ってるぜ。んでもって、体育祭のリザルト次第でヒーロー科編入も検討してくれると」

 

「なら、逆も然りってのは知ってたか?」

 

「へぇ…………そいつは初耳だ」

 

紫髪の言葉にA組の空気がに緊張が走る。普通科→ヒーロー科は学校のパンフに書いてあったから知ってたけど、逆もあるんだ。

 

「さっき敵情視察とか言ってたけど……………………少なくとも俺は調子乗ってっと足元ゴッソリ掬っちゃうぞって宣戦布告しに来たつもり。あんたも気を付けた方が良いぜ?伝説の超ブロリストさんよ」

 

ほほう。中々大胆不敵な事を言うじゃないか…………………だが、こう言う奴は嫌いじゃない。

 

「……………そう来なくちゃ面白くない」

 

俺はニヤリと笑って舞空術で浮くと廊下の皆々様に響くように声を大にする。

 

「上等だ、ヒーロー科だろうが普通科だろうがサポート科だろうが全力で掛かって来い。誰であろうと俺は向かって来る者を拒まない。ただ全力で血祭りにあげてやるだけだぁ!」

 

紫髪の奴もそれを聞いてニヤリと笑う。良いねぇ、これ青春って感じがするよ。どうやら楽しくなりそうだなと思う俺氏なのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところで、多くの方が色紙持ってますが、くぉれは……………?」

 

「「「「サインください!!」」」」

 

「…………色々と言ったけど俺もいいか?」

 

「(………………やれやれ。早く帰りたかったがしょうがないな)さっそく教室でサイン会を行う。整列を手伝え、爆豪」

 

「するわけねェだろクソが!!」

 

この後、紫髪の生徒─────心操も含めて1時間位A組の教室でサイン会したよッ☆

 

続く




死柄木は暫く包帯グルグルです。かわいそ(棒読み)
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