個性:ブロリーmad   作:伝説の超ブロリスト(自称)

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赤評価付いてる…………やっぱりブロリーmadは凄いや!


ブロリストの強さを全宇宙に知らしめてやろうではありませんか!(前編)

竜崎side

 

月日はまたDON☆DON経って俺も小学5年生。透とはもはや親友レベルでいつの間にか家族同士も仲が良くなっていた。

 

そしてブロリーmadはと言うとイケブロの登場で社会現象を巻き起こした。グッズも出してみたらバカ売れし、案件もたくさん来て遂にテレビ出演(Vtuberの姿で)も果たすこの始末☆

 

当然規模がデカくなるにつれてアンチも湧いてきたが、収益も沢山湧いている。雑魚が幾ら妬んで来たところでこの俺の心を傷つける事は出来ぬぅ!

 

「フー君、ここ最近ずっとご機嫌だね?何か良い事あった?」

 

「んー?そりゃ大好きなブロリーmadが社会現象にもなったからな。見なよ、俺のブロリーmadを」

 

「もー、別にフー君が作った訳でもないのに。まぁ、私も同じ古参としては嬉しいけどね!」

 

まぁ、作ってるの俺なんだけどね。透を欺いてる点に関しては心苦しいが……………これも有名サイヤ人()の定めか。

 

「あ、見て!ここのコンビニでイケブロのグッズあるって!」

 

「早く買お!」

 

おうおう、JK共がイケブロに夢中になって。俺としては嬉しい限り。ちなみに、現時点で売り上げ最下位はパラガス。そしてトラ何とかは商品化からもスルーされた。

 

?『あーーーーーーん!(泣)』

 

「私も家に帰ったらお財布を持って近くのコンビニで買うつもり!イケブロのグッズが買えると良いなー」

 

「買えると良いな…………にしても、コンビニで商品販売を実施できるレベルにまで発展するとは。やっぱり投稿者の『伝説の超ブロリスト』は凄いや(自画自賛)」

 

「うん!それに、どんなに有名になっても昔からの企画もやってくれる所も動画投稿者の鑑だよね。この前も面白いドッキリ企画やってくれたし!」

 

「……………身近に楽しみにしてくれてる人がいるんでね」

 

「え?何か言った?」

 

「なーんも」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

葉隠side

 

フー君とは小学校に入学して同じクラスだった。それが最初の出会い。一目見た時、何か惹かれるものを感じて気にはなったけど、フー君は休み時間はいつもスマホを弄っていて他の人とあんまり積極的に関わる様子じゃなかったので話しかける切っ掛けを掴み損ねていた。

 

そんな切っ掛けを作ってくれたのが『ブロリーmad』!私は動画によっては何週もする位ハマっているレベルのファンで、何と彼も同じファンだったんだー!少し意外だったけど、お陰でフー君とお友達になれた。イェイ!

 

それともう1つ驚いたのが何とフー君には私の姿が見えている事。人と話す時、他の人と目がちゃんと合う事は少ない。まぁ私の個性が『透明化』だから当たり前なんだけどね。だけど、フー君と話す時はいつも目が合った。

 

ある時、その事を訊いてみると『え、人と目を見て話すのは当たり前じゃね?……………私は透明人間?……………ゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑゑ!?』っていう反応が返ってきた。どうやら私が透明人間だと思ってなかったみたいで、見える理由も分かってないみたい。

 

だとしても。些細なことかもしれないけど私にとっては嬉しい事だった。

 

「そう言えばフー君って将来の夢とかある?」

 

「んあ?どうした急に」

 

「ほら、学校の宿題で将来の夢について書く作文の宿題が出たでしょ?」

 

「あー、そんなのあったな。全部AIに書かせようと思ってたわ」

 

「思いっきりズルしようとしてる!」

 

前に先生にバレたのに懲りないね……………。

 

「将来ねぇ………(既に動画投稿者になってるし)特になりたい職業とかはないかな。透は何かあんの?」

 

「……………笑わない?」

 

「何で笑う必要何かあるんですか」

 

「………えっと……………プロヒーロー……………とか」

 

幼い頃、ヴィランが街で暴れているのを目と鼻の先で見たことがある。危うく私にも攻撃が当たろうとした時、助けてくれたのがオールマイトだった。オールマイトみたいに平和の象徴になれるとは思ってないけど、あの時の経験が少なからず影響したんだろうなぁ…………。

 

「へー、良いじゃん。応援すっぞ」

 

「!……………でも、私そこまで身体能力が突出してる訳でもないし。何か戦闘の才能がある訳でもないし……………本当にヒーローになれるかな、って」

 

するとフー君が頭を撫でてきた。少しびっくりした。頰が熱い気がした。

 

「…………『誰もが皆ヒーローになれるよ』。透は知らんかもだけど、古い特撮のOPのワンフレーズだ。無個性だろうと没個性だろうと、ほんの少しの勇気や愛があれば職業としての『ヒーロー』には成れなくても、誰でも『ヒーロー』になれるんだよ」

 

「……………!」

 

そう語ってくれたフー君の顔に思わず見惚れてしまった。どこか子供っぽい所もあるけど、たまに見せるこういう大人っぽい所が凄くカッコいいと思っていた。

 

「まっ、でも透に関しては職業としての『ヒーロー』になれる要素しかないけどな!そうだな……………透の個性的に偵察とか諜報の情報戦とかに向いてるだろうな。地味かもしれないけど情報の有無は大きく状況を左右する事もあるだろうし。戦闘能力を持つ個性だけで平和が成り立つ訳じゃない。今挙げたのも地味で目立たないかもだけど、重要な役割だ。そんな重要な役割に適した個性なんだ、ありがたく思え。腐☆腐」

 

「フー君……………うん!私頑張るね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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葉隠と別れて楓丸は1人で帰路を歩く。1人になって辺りに誰もいなくなった所でブロリーらが勝手に出てくる。

 

「おいおい、勝手に出てくるなよ」

 

「そう固い事言うなよ~。人が来たら瞬間移動で消えればでぇじょうぶだろ?」

 

「目撃者は全員俺が片付けてやる。感謝するんだな」

 

「心配する事は無い。私は科学者に人の記憶を消す装置を作らせた」

 

そう言うとパラガスはどこかで見たことがあるペン型の装置を見せつける。

 

「いや、メン・〇ン・ブラックのじゃねぇか!没収な」

 

「ゑゑ!?」

 

変態親父ィに持たせる訳がないと楓丸は呟きながら装置を奪って懐に入れる。あとでタコ科学者に変なものを渡さないように言っておくことも決意した。

 

「危ない危ない。こんなものを持たせてたら何しでかすかわからん」

 

「どうせ親父ィの事だからロクでもない事に使うのが目に見える」

 

「ブロリーまで!?滅相もございません。宇宙の中で1番美しいパラガスがそのような事は…………!」

 

慌てて弁明するパラガスだが他の面々からの疑惑の視線が晴れる訳もない。これも今までの行動の積み重ねである。

 

「しかしあの女、ヒーローを目指すとか言っていたな。お前も一緒に目指したらどうだ」

 

「…………前に虫けらにも同じこと言われたけど答えは変わらねーな。世界中にブロリーmadで笑いを届けるのが俺のやりたい事だからな。……………ああ、ヒーローになれば動画撮影の頻度が減って岩盤される回数が減ると思って勧めてきたのか?」

 

「…………チッ!」

 

楓丸に考えを見透かされてベジータは面白くなさそうに舌打ちする。

 

「お約束から逃れられるなどと、その気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ」

 

「ベジータ、岩盤されなきゃおめぇの存在価値はねぇぞ?」

 

「クズが…………お前だけは簡単にお約束から逃がさんぞ」

 

サイヤ人から次々に口撃を受けるベジータ。作画も崩壊し涙も流し始める。

 

「わけがわからないよっ………………!」

 

「父さん!」

 

そこにトラ何とかがやって来る。

 

「悟空さんにパラガス。そしてブロリー!何てことを言うんですか!父さんが許してもこの僕が許さんぞ!」

 

父親が泣く姿に怒ったトラ何とかは超サイヤ人になって背中の剣を振り抜き襲い掛かる。ただの良いシーンなのだが残念ながらタイミングが悪かった。

 

「目立つようなことしてんじゃねぇよ、このトラ何とか!!」

 

「アアアアアアアアア───!!」

 

楓丸に顔面パンチを喰らい、トドメの気弾で悲鳴を上げながら吹き飛ばされて行った。これもトラ何とかの運命である。

 

「なんて酷い事をするんだ!」

 

そこへ悟空の息子の孫悟飯も現れる。吹き飛ばした行為を非難する───────と思いきや。

 

「あんな奴、もっと苦しめてやるんだ!」

 

「なにぃ!?な、なんて奴だ………………!」

 

「人の心とか無いんか?(ドブカス)」

 

驚くブロリーと楓丸。楓丸にはブーメランが刺さっているのだが誰もツッコまない。これが俗に言うツッコミ役不在の恐怖というやつである。

 

そんな訳で色々ありつつ楓丸らは帰宅する。

 

「うぃーっす、ブロリストの帰宅だぜ~」

 

「楓丸!あんた連絡したのに出ないから心配したわよ!」

 

「はえ?……………ああ、電池が切れてたわ」

 

家に帰宅すると母親が血相を変えた表情で姿を見せるが、何ともない息子の姿を見てホッとする。

 

「良かったわ…………近くにあるコンビニでヴィランが人質を取って立てこもっているらしいのよ。それに巻き込まれてしまったのかと思って連絡したのよ!」

 

「ごめんちゃい♡ でも母さんも知ってるやろ?俺の個性は下手すりゃ宇宙を破壊☆し尽してしまう力があるんやから」

 

「心配する事は無い。ブロリーmadの偉大な潜在パワーはゑゑゑ!?んに不滅と言う訳だぁ!」

 

「こいつに襲い掛かるヴィランは見つけ次第俺がぶっ殺してやる!心配し過ぎるんじゃないぞ」

 

「でぇじょうぶだ。死んでもドラゴンボールで生きけぇれるさ!」

 

「不謹慎な発言は辞めロットォォォォォォッ!!」

 

悲鳴をあげる暇もなくブロリーによって粛清されるクズロット。擁護のしようがないので全員で放置プレー。そのまま楓丸は自室に戻って椅子に腰かけてスマホを充電器に繋いでSNSを確認すると、確かに立てこもり事件の呟きがあった。

 

「にしても、何でよりによってあのコンビニを襲うかねぇ。あそこのコンビニはブロリーmadのグッズを売ってるってのに………………………ん?」

 

楓丸は思い出す。先ほど別れた葉隠も帰ってコンビニに行くと行っていた事。しかも、立てこもりが発生しているコンビニは楓丸や透にとっての最寄りの場所──────嫌な予感がした。

 

「まさか……………カカロット、透の気を探れるか!?」

 

「……………楓丸、おめぇの勘が当たっちまったみてぇだ。そのコンビニの中に葉隠の気とクズの気をすげぇ感じっぞ」

 

「ダニィ!?」

 

「ヘアッ!?」

 

「ゑゑゑ!?」

 

三者三様の驚きの反応を見せる男達。個性であるサイヤ人達も密かに葉隠と楓丸が仲良くしている事を見守っていたので、葉隠にもそれなりに情がある。

 

「近くにヒーローの気を感じねぇ。別件で手が離せねぇみてぇでヒーローは到着してねぇみてぇだな……………どうすっか?」

 

「……………そんなの決まっているだろ」

 

そう言うと楓丸はスマホを置いて立ち上がる。その表情は怒りに染まっていた。

 

「クズがぁ……………血祭りにあげてやる」

 




次回、『ヴィラン死す』。デュエルスタンバイ!
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