竜崎side
「やーっと来たにゃん。取り合えずお昼は抜くまでもなかったねぇ」
「遅かったのー」
時刻は17:20。ボロボロでヘロヘロの皆が漸く合宿所にやって来た。
「何が3時間ですか…………」
「悪いね、それは私達ならって意味」
「なんだ、貴様らでもその程度か。俺達なら30分も掛かるまい。所詮は30代のBBAか」
「よさないかベジータ。俺達と違ってプッシ―キャッツは飛べないのだからなぁ。ここは謙虚にして、いつかじっくり絡みあーう☆為に好感度を上げておくフェーズでございます」
「な、なるほど」
なるほど、じゃねーんだよM字ハゲ。パラガスも馬鹿な事を言いやがる。ブロリーにぼこぼこにされて全身包帯まみれなのにまだ足りないらしい。
「ねこねこねこ!でも正直もっとかかると思ってた。特にそこの4人!躊躇の無さは経験値によるものかしらん?」
緑谷と爆豪、それに焦凍、飯田か。まぁ、この4人はクラスの中でも出来る方だしね。それに保須やUSJでの経験も活きてるのかもしれん。知らんけど。
「3年後が楽しみ!ツバつけとこー!」
「いいぞぉ!俺にもあなた様のつばを掛けてくれていいぞぉ!」
喜んで自ら混ざろうとする変態親父ィ。まためんどくさい事になりそうなので足を引っかけて地面に釘付けにしておく。
「ケロ。竜崎ちゃん、その手に持っているのは何かしら?」
「あー、これはパンフ。バランス調整による免除で俺だけ暇だったからな。ミヤマクワガタ捕まえた後に『ち〇かわ』の映画見てきてな。中々に面白かったぜ。なー、洸太君」
「…………まぁ、お金出して見る価値はあった」
「「「「何かめっちゃエンジョイしてる!!」」」」
俺達私達苦労してる間にこいつ…………みたいな視線を多々感じるが無視☆ だって俺だけ免除だったんだから。文句言うなら相澤先生にどうぞ(なすりつけ)
「あの、少し気になってたんですけどその子はどなたかのお子さんですか?」
「ああ、この子は私の従甥だよ。ほら洸太、1週間一緒に過ごすんだから挨拶しな」
「…………………」
「待て待て待て!」
洸太君が何か言おうとするとまたパラガスが遮って来る。今日はよくでしゃばるな。
「緑谷のムスコ♂を殴るならこの俺のムスコ♂にどうぞ?」
「パラガス、貴様正気か!?何故自らお〇ーん〇んを攻撃されに行くんだぁ…………!?」
「はっ、ベジータ王子でも分からないようだなぁ。このクソガキのパンチにびくともしない俺のムスコ♂の偉大な潜在パワーを見せつける事で女性陣を魅了するのが俺の本来の計画なのだよ」
「パラガスの奴、まーた気持ち悪ぃこと考えてんなー」
今回ばかりはクズロットに全面同意しかない。
「……………フン。ヒーローになりたい連中とつるむ気はねぇ」
そう言うと洸太君は去って行く。手を出さなかっただけ偉いと思う。まぁパラガスがきもいから殴る気が失せただけかもしれんが。
「あのクソガキ、一体どうしたと言うんだ……………まさか!?『ち〇かわ』の映画を見て心が浄化されたというのか?もしそうだとしたら、プッシーキャッツを魅了し調教♂する俺の計画も何もかもおしまいだぁ」
「浄化される映画な訳がねぇだろ!(キレ気味)何だあの終わった後の通夜みたいや雰囲気は!泣いてる子供いたしよ、洸太君含めて。『な、泣いてねぇよ!』あと調教しようとすんな」
真っ先に言うのそこちゃうやろ、みたいな視線が突き刺さる。ブロリーの陰に隠れて盾にしよ(ガードベント)
「心配する事はない。彼女たちは食わず嫌いなのだからなぁ。一度俺のウインナー(意味深)を味わえば病みつきになる事間違いなしでございます。腐☆腐」
「何かうまいこと言ったみたいな雰囲気出してんじゃねぇ!あの世に逝けぇ!(ハイキック)」
「あーーーーーーーーーーーーーーう☆(エコー)」
星になるパラガス。暫く帰ってくんな、散々でしゃばりやがって。
「……………竜崎君、たぶん君相当苦労してるよね?」
「マンダレイさん、分かってくれます?一体俺があの変態親父ィの起こすトラブルの後始末にどれだけ胃を痛めているか……………」
同情してくれるマンダレイの言葉に涙がで、出ますよ(迫真)
「茶番はもういい。バスから荷物を降ろせ。本格的なスタートは明日からだ。部屋に荷物を置いたら夕食、入浴、就寝だ」
テンションおかしい皆と飯食ったのでもうすぐ風呂の時間でございます。爆豪に嫌がらゲフンゲフン……………遊ぼうと思って本物の銃にしか見えない水鉄砲持ってきたよっ☆
「あ、丁度いい所にフー君いたー!」
「どうした透」
「実はさー」
聞くとこによると女性陣は峰田が風呂を覗いてきそうなので対策の話をしてたとの事。たしかに奴ならやりかねん。
「それで、俺に峰田を56せと。任務了解」
「そこまでは言ってませんわよ!?」
「あかん、竜崎君の持ってる水鉄砲が本物の銃に見えて来た……………」
「ふむ……………あ、じゃあ俺が持っている銭湯に行く?今全国展開を目論んでて私有地でデモ中なんだけど意見も欲しいしな。今日使えるかモアにメッセージで聞いてみるか」
「ちょ、ちょい待ち!え、今自分の銭湯を持ってるって言った……………?」
そうとしか言っていない、と返すと耳郎が宇宙猫になる。そんな驚く事か?(感覚麻痺)
「その名も『伝説のスーパー銭湯』。お食事処やサウナ、そして例の岩盤浴等々欲しいものは大体全部完備。銭湯と言いながら美肌効果のある温泉を使ってるのが特徴やんね」
「「「「「美肌…………!」」」」」
わぉ、めっちゃ食いつくね。そりゃそうか、女性だもんね。ちなみに、源泉はトトカマ星にある。
「お、返信来た。『はい、今日でしたら一生懸命に…………』そうか明日からは大規模清掃だったな。今日逃すと暫く無理かもなー」
「だったらなおさらそこ行きたーい!」
「ケロッ。竜崎ちゃん、ご迷惑じゃなければ私も行ってみたいわ」
芦戸に梅雨ちゃんも賛同したことで他の皆も同意。やはり美肌……………美肌は全ての女性を魅了する。
「そうだ、折角だからB組女子も誘ったら?」
「良いですわね!私、拳藤さんの所に行ってきますわ」
おう、行ってこい行ってこい。何なら4人組の猫ヒーローさんも誘ってしまえー!ピロロロロロロロ
「んじゃ、俺も色々と準備しますか」
「ん?準備って?」
「決まってんだろ。明日からはここの温泉なんだからやっぱ峰田対策は必要だろ?ここは1つ、暫く覗きもしたくなくなる程のとびっきりのものがいるな(ゲス顔)」
「竜崎君、何かめっちゃ活き活きしとる……………」
「たぶん『恐怖は長ーく味合わせるのが俺の流儀』とか考えてるんだよ」
※正解
お風呂タイム中
「まぁ求められてるのって、メシとかじゃないんすよ。分かってるんすよオイラ、求められてるのはこの壁の向こう側なんすよ」
我らが岩盤常習犯の峰田が壁の向こうの女子風呂の方を見て喋ってやがる。
『気持ちいいねぇ』
『美肌効果最高ー!』
「そう、もうこれは事故なんすよ。男女の入浴時間をずらさないなんて……………」
「峰田君やめたまえ!!君のしようとしている事は己も女性陣も貶める恥ずべき行為だ!!」
「ダメです、そんな事をしては!」
飯田ついでにトランクスの言う通り、てか犯罪だしな。相澤先生はコイツを体力テストで除籍にしなかったのが最大のミスかもしれん。
「峰田、クラスメイトの最低限のよしみで言ってやるがやめといたほうがいい。さもないと後悔することになるぞ」
「やかましいんすよ、頭ブロリスト野郎」
は?(死刑確定演出)
「壁とは超えるためにある!!! Plus Ultra!!」
「速ッ!?」
「校訓を穢すんじゃないよ!」
はえー、もぎもぎ使って壁を登ったりできるんか。便利だとは思うが、残念なのはそれが今犯罪に使われてる事。
「そうだ、竜崎君飛べるよね!峰田君を止めてあげ」
「やです(即答)てか、俺はもう止めたし。心配する事はない緑谷。峰田も後数分の命なのだからなぁ」
「え」
そうこうしている内に峰田が1番上まで到達。見えないけど気持ち悪ィ顔してんだろうな。
「はぁ、はぁ…………オイラの気が高まる、溢れる……………ん?」
この目で見たいので俺も舞空術で浮かび上がると、丁度峰田が気づいたようだ。女子風呂にいるのは1人だけ。湯けむりでよく見えないが何かいかつい見た目をしているしおかっぱである。
「おかしいな、オイラの記憶だとA組にもB組にもだとあんな大きな女子はいなかったような……………?」
「じゃあ確かめて来い」
「うおぉぉっ!?」
俺は峰田を掴むとそのまま女子風呂に投げ込む。水柱が立って数秒で峰田が温泉から浮上する。
「ぷはぁ!…………ちょっと飲んじまったけど、美女の入ってる温泉ならいくらでも飲めるってもんよぉ……………!(変態)」
「そんなに俺の入った温泉が美味いですかぁ?」
「そりゃ勿論、極上の味……………が……………………?」
峰田の表情が一瞬で固まる。そのまま錆びたロボットの如く『ギギギッ』という効果音を立てながら後ろを向く。
「お、おま、お前は…………………!?」
「\カワイイ!/乙女のブロリー、です」
温泉に入っていたのはブロリー。俺の世界にあった某1人用のポッドからシュワッと親父ィが登場してすぐ退場する音madの女装をご丁寧にしている。
「じ、じゃあオイラが飲んだのはむさくるしいおっさんの入った温泉……………ふ、ふざけんなァ!!オイラをはめたな……………竜崎ィィィィィィ!!」
「やっと能天気なお前でも吞み込めたようだなぁ。全てはお前の言う通りだ。ふっ、女性陣から相談を受けたからこそこの計画を思いついたのだよ。ちなみに、さっきの音声は俺が適当に作ったやつな。峰田、女性陣の裸を覗けるなどとその気になっていたお前の姿はお笑いだったぜ」
「クズがぁ…………お前には男の夢が……………男のロマンというものがねぇのかよォ!!」
「それが覗きをして良い理由にはならないだろ(正論)」
「…………。………クソが!」
血の涙を流しながら叫ぶ峰田に正論を返すと反論できず暴言を吐き捨てるこの始末☆
「さて、無様な姿を拝めたし…………もう良いか」
「!?」
指を鳴らすと温泉の中から飛び出して来た1人用のポッドが峰田を飲み込む。まるで鯨の捕食シーンみたい。
「とうとう親父ィ以外に1人用のポッドをぺちゃんこに潰す時が来たようだな」
『ーーーーーーーーー!ーーーーーーーーーー!!』
「わりぃ、サイレントマナーにしてるからお前の声は一切聞こえん。心配する事はない、明日に支障がないように手加減はしてやる。じゃあブロリー、やれ」
「はい…………ウォォォォォオオオアアアッ!!」
峰田が入ったポッドは軽く潰され─────空に向かってゴミのように捨てられた。おー、さっぱりした。
「終わったな。所詮、クズはクズなのだぁ…………」
「な、なぁ竜崎。峰田は一応大丈夫なんだよな……………?」
「なーに言ってんだ尾白。言ったろ、手加減はするって。死にはしねーよ。暫くしたら戻って来る。まぁ、死ぬ程怖い思いはするだろうが。あ、ちなみに相澤先生からは許可済み」
『明日からの訓練に支障が出ない程度なら好きにしろ』と言ってくれた。優しんだか鬼畜なんだか、これもう分かんねぇな()
「楓丸。聞きてぇんだが、1人用のポッドのお約束って不可避なのか?」
「良い質問ですねぇ焦凍。回避方法は1人用のポッドが閉まる前に脱出する、閉まってもブロリーが潰す前に内側からぶち破って脱出するとかだな。まぁ、1人用のポッドは固いから後者はむずいけど。俺なら瞬間移動で脱出する」
「なるほど…………爆豪、お前もいつかくらいそうだし聞いておいた方が良いぞ」
「あ"あ"!?」
「僕もそう思います」
AM5:30
「おはよう諸君。本日から本格的に強化合宿を始める」
皆さん眠そう。俺も眠いし、サイヤ人共は半分寝ながら立っている。しかし、女性陣は何か肌がいつもよりツルツルで幸せそう。伝説の超銭湯のお湯がそんなに良かったのだろうか。すげぇな、トトカマ星の源泉。これはビジネス展開しても勝ち確演出やね。
「…………………………」
対称的に峰田は目が死んでいる。俺はどうでも良いが、緑谷が聞いても何があったかは教えてくれなかったらしい。かわいそ(棒読み)
「この合宿は全員の強化及び仮免の取得。具体的になりつつある敵意に立ち向かうための準備だ。という訳で爆豪、こいつを投げてみろ」
そう言って相澤先生が渡したのは体力テストで使ったボール投げの球だ。
「前回の記録は705.2m。どれだけ伸びてるかな」
俺は無限出したから指名されなかったのだろうな。まぁ、またやっても
「んじゃよっこら……………くたばれ!!」
おー、飛んだ飛んだ……………でも何だろう。目算だと前回とそこまで変わってないような希ガス……………。
「709.6m」
「お?ベジータ、全然伸びてねぇぞ?あのボールが壊れてるんか?」
「黙れカカロット。今に相澤から説明がある筈だ」
……………なるほど、この合宿で何がしたいのか見えて来た。
「約3か月間、様々な経験を経て君らは成長している。だが、それは精神面や技術面、後は多少の体力的な成長がメインで個性はそこまで成長していない」
「なるほど。だから個性を伸ばすと?」
「そういう事だ。死ぬ程キツイがくれぐれも死なないように」
「安心しろ、死んだらこの森のど真ん中にオラが墓立ててやっぞ!」
「「「(どう安心しろと…………)」」」
はてさて、この先どうなります事やら。
続く…………
《伝説の超銭湯》
楓丸がビジネス展開しようとしている銭湯。1番の目玉は当然ながら岩盤浴。これで皆もヘタレ王子になりきろう!
投降頻度ですが
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毎週1話確実に投稿でいいぞぉ!
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完成次第投稿しロットォォォォ!!