個性:ブロリーmad   作:伝説の超ブロリスト(自称)

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暗殺教室の映画良かったです。


大阪に出かける必要ねぇぞ。伝説のUSJは雄英にあるんだ

「オールマイトの授業はどんな感じですか?」

 

透と話しながら登校しているといきなりマイクを向けられた。

 

「(………………そういや俺、入学初日にいきなり顔出し配信して雄英生になった事を明かしてネット上ではそこそこ盛り上がったけど、メディアから取材の申し込みは想定より少なかったんだが……………なるほどな)」

 

どうやらマスコミ共の注目はオールマイトか。チッ、面白くない。マスコミ共も血祭りにあげてやりたいところだが、そんな事をしては評判が落ちかねん。ここは笑顔で。

 

「昨日、初回でしたがちゃんと先生やってましたよ。今後も期待したいですね~」

 

「そうなんですね、ありがとうございます!あ、すみませんそこの方もよろしいですか!」

 

満足したのか別の生徒に向かっていくインタビューアー。やれやれだ。

 

「あれ、そういや透には話かけられなかったな」

 

「あー、フー君がブロリーmadの事を聞かれなくて暴れると思って『トランクスルー』使ってたから」

 

「草」

 

暴れる俺を知り合いだと思われたくなくてトランクスルーしてたようで。透は俺を何だと思ってるんだ()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「学級委員長を決めて貰う」

 

「「「「学校っぽいのキター!!」」」」

 

皆よく手あげるな。Mかよ(偏見)

 

興味ないのでネットサーフィンしていると、飯田の提案で指名制で決めることになった。ここは空気を読んでベジータに入れとく(意味不明)

 

「僕3票!?」

 

「なんでデクに………!!誰が入れやがった………!!」

 

「てか誰かベジータにいれてる奴いるぞ!」

 

「これ絶対竜崎だろ!」

 

さぁ、誰だろうね(すっとぼけ)

 

「フッ、俺はサイヤ人の王子だからな。この場の誰よりも学級委員長にふさわしいのは当然だな」

 

「ベジータ、よく見ろぉ。無効票扱いでございます」

 

「ダニィ!?」

 

「おい竜崎、ふざけてないでちゃんと投票しろ」

 

「んじゃ、緑谷で」

 

「僕4票!?」

 

と言う訳で緑谷が学級委員長、八百万が副委員長になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼休み

 

「うまい!うまい!うまい!うまい!」

 

煉獄さんのようにドカ食いする俺が霞むが如く、隣にはサイヤ人共が食べた食器が山のように積み上げられていた。この食器の8割はクズロットによって発生したものだ。これを後で始末する職員さんも可哀想に(他人事)

 

ちなみにベジータは無効票にされた事に拗ねて帰った。ガキか。

 

「おーい、ランチラッシュ!!おかわり頼む!オラ腹減っちまって!」

 

「よーし任せておきな!」

 

「勘弁してくれ~!」

 

「あ、悪魔がいるぞ……」

 

サイヤ人なんて宇宙の悪魔だからね、しょうがないね。

 

「……………ねぇ、これ竜崎君がお金出してるんだよね……………?」

 

「何言ってんだ麗日。オラは楓丸の個性なんだからあたりめぇじゃねぇか。人の金で美味い物を食い美味い酒に酔う。こんな楽しい生活は無いぜ」

 

「悟空君!人のお金でこんな豪遊するのは良くないぞ!」

 

「うっせぶっ殺すぞ!」

 

「君も口が悪いな!?」

 

「良いんだよ飯田、いつもの事だ」

 

今の収益では痛くも痒くもないし、ここは安くて美味いので実家にいた時よりも安上がりで助かる。

 

「にしても飯田君は残念だったね。委員長やりたかっただろうに」

 

「やりたいと相応しいか否かは別の話さ。緑谷君に投票した僕の判断は正しいと思っている」

 

透の言葉にそうかっこよく返す飯田。人間の鑑がこの野郎……………。

 

「僕…………ちょっと思ってたんだけど飯田君って坊ちゃん?」

 

「……………そう言われるのが嫌で一人称を変えてたんだが………」

 

飯田の家は代々ヒーローの一家で『インゲニウム』がお兄さんらしい。お兄さんの影響でヒーローを志したそう。

 

「はえー、すっごい立派…………」

 

「いつかは兄のようなヒーローなりたいと、星を眺めていたな。いつかはなれると良いなぁ」

 

「ははははははーっ!いいぞぉ!兄のような立派なヒーローになってしまえー!」ピロロロロロロロ

 

「ああ、そうなれるように頑張るつもりだ!」

 

「星ってどゆこと……?」

 

「お茶子ちゃん、あんま細かい事は気にしなくて大丈夫」

 

そうそう、透の言う通り。麗日はスマホも持ってないみたいでブロリーmadについてもあまり知らないようだが、すぐに慣れるだろう。

 

『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください』

 

「んん?」

 

「なんなんだぁ今のはぁ………?」

 

「食いもんくれるんか?」

 

サイレンとアナウンスが流れてもサイヤ人3人が危機感皆無なので代わりに飯田が周りの人に尋ねると案の定ヤベー事を示すアナウンスらしい。

 

そう認識した所で人の波が押し寄せてくるので透と飯田を抱えて舞空術で浮く。麗日と緑谷はブロリーが抱えている。悟空?察しろ。

 

「ありがとうフー君、助かったよ………」

 

「感謝する竜崎君!それにしても一体何が侵入したんだ………!?」

 

「なら見てみっか」

 

そのまま窓際に移動して見てみると、どうやらマスコミが侵入したみたいだった。やれやれ、こういう奴等がいるからマスゴミとか呼ばれるのだがね。

 

「くっ、皆パニックになっている。どうにかして落ち着かせなければ…………そうだ!竜崎君、僕をあの出口の所まで連れて行ってくれ!」

 

あっ、ふーん(察し)

 

「ブロリー、透を頼むわ」

 

「はい………」

 

「………あ、まさか」

 

ブロリーmad古参ファンである透だけが俺がやろうとしてる事を本能的にキャッチ出来たようだなぁ。さぁ、行くぞ!

 

「イェイ☆」

 

「ヌォォォォォォ!!?」

 

キ───ン……………ドカーン!!

 

飯田を天井からヌッと出てきた岩盤(中サイズ)に叩きつける。これだけ見たら俺は宇宙の悪魔だろうが、ご安心ください。俺レベルになればダメージが一切無いように岩盤出来るのだよ。俺すげゑゑゑゑゑゑ!

 

「大丈ー夫!ただのマスコミです!パニックになることはありません!雄英の人間に相応しい行動を取りましょう!」

 

岩盤に叩きつけられながらそう叫ぶ飯田。いきなりの岩盤に周囲が静まり返った事もあってその声は響き渡り、一気に皆我に返って落ち着きを取り戻したみたいだった。あ、ブロリー達も来た。

 

「飯田君、大丈夫!?」

 

「心配ないさ麗日君。身体が全然痛くないから竜崎君が上手く調整してダメージが無いようにしてくれたんだろう」

 

「よ、良かったぁ…………」

 

ブロリーに抱えられたままホットする緑谷。いやー、これでめでたしめでたし。

 

「ランチラッシュ、おかわりくれー!!」

 

どこぞの馬鹿の大声にその場の全員でため息を付いたのは言うまでもない。……………あれ、そう言えばあと1人どこに行った?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そこの美しい大人のお姉さん。オールマイトのインタビューよりも俺の息子♂とホテルでインタビューはいかがかな。勿論、カメラ撮影付きでなぁ。腐☆腐」

 

「ギャッあっち行け!」

 

「何だこのおっさん!?(驚愕)」

 

「変態だ!変態がいるぞ!」

 

この後、警察に捕まりかけたとか。馬鹿じゃねぇの(嘲笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この前の1件で非常口飯田feat岩盤が委員長になって数日後。

 

「今日のヒーロー基礎学はレスキュー訓練。USJで俺とオールマイトともう1人の3人で見ることになった」

 

「イイナァ!」

 

「オラわくわくすっぞ!」

 

USJと聞いて途端にワクワクしだすベジータと悟空。こいつらが想像しているのは大阪のやつだろうが………………まぁ、面白そうだから黙っておこう。今回もコスチュームの着用はおkみたいなので着用してバスでレッツラゴー。サイヤ人共は定員オーバーという事でバスの上に乗っている。

 

スマホでをブロリーmadのエゴサをしていると緑谷と蛙雨の会話が聞こえてくる。

 

「私、思ったこと何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」

 

「あ、はい!?蛙吹さん!!」

 

「梅雨ちゃんと呼んで。…………あなたの個性、オールマイトに似てる」 

 

「そそそそそうかな!?いや、でも」

 

「ダニィ!?」

 

窓からベジータの声が聞こえてくる。続いてパラガスの声も。

 

「まさか……………緑谷はオールマイトの息子♂だと言うのか?もしそうだとしたら私のこれまでの苦労が(?)」

 

「まっ、そんな事はどうでも良いさ。それよりオラにUSJの飯をくれー!」

 

「パラガスにも面白いジョークが言えるようだな。冷静に考えればあんなモジャモジャが筋肉ダルマの息子な訳がない」

 

「はいはい、静かに」

 

バスの上のサイヤ人共にそう言うと緑谷の方を見る。

 

「…………………で、息子なん?」

 

「違うよ!?」

 

…………………ふーん、息子ではないと(・・・・・・・)

 

「そうだぜ、オールマイトはケガしねぇぞ。似て非なるアレだぜ。しかし増強型のシンプルな個性はいいな!派手で出来る事も多い!人気も出そうで羨ましいぜ」

 

切島は自身の両腕を硬化させて続ける。

 

「俺の硬化は対人じゃ強いけどいかんせん地味なんだよなー」

 

「そうか?派手さは無くてもその個性があればハンマー使わず釘も打てるし最高やん(?)」

 

「誉めてるのかそれ…………?まぁ、派手で強えっつったら轟と爆豪、それに何と言っても竜崎だな!竜崎なんて既に人気だから将来は一体どうなっちまうんだろうな!」

 

「まぁ、取り敢えず爆豪よりは人気も強さもDON☆DON上を行く感じだな」

 

「んだとコラ、実力も人気もテメェより上に行くわ!」

 

「爆豪ちゃんはキレてばっかりだから人気でなさそう」

 

俺もそう思います。

 

「実際の所、轟、爆豪、竜崎の3人の中だと誰が1番強いんだろうな。この前の訓練でも竜崎は戦ってはないからなー」

 

「取り敢えず爆豪は候補から外していいだろ、上鳴。何せ戦闘終了後にポッドで岩盤に釘付けにされるこの始末☆」

 

「爆豪、岩盤に釘付けにされるお前の姿はお笑いだったぜ」

 

「所詮は下級戦士、無様なもんだ」

 

「黙ってろクソサイヤ人共!!いいか、次はテメェを完膚無きまでにぶっ倒して1番になってやる!!逃げんじゃねェぞ!!」

 

倒す?ムリですよ。……………とか言うとまたブチギレるので無言でトランクスルーしとこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着きましたUSJ。おー、結構広い演習所やね。ところでクズロットとヘタレ王子がマ〇オとル〇ージの帽子被ってるんだがまだ気づいてないのか。やっぱり馬鹿だ。

 

「ようこそ皆さん。ここはあらゆる事故や災害を想定して僕が作った演習場、その名も嘘の(U)災害(S)事故(J)ルーム!」

 

ほうほう。と言うか、それよりも気になることがある。

 

「屋内であんな宇宙服を着て一体どうしたと言うんだ…………まさか、とてつもなく寒がりなのか?てかそもそも誰だ?」

 

「スペースヒーロー13号だよ!災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

 

現行のヒーローについてはオールマイトくらいしか知らないゴミ知識の俺に麗日が教えてくれた。そしてポカーンとした表情を浮かべる悟空とベジータ。こいつらやっと気付いたか。

 

「ここってあのUSJじゃないんか?!オラ、てっきり雄英が誘致して2号店が出来たんかと思ってたぞ!」

 

「相澤、騙したな」

 

「お前らが勝手に勘違いしただけだろ」

 

相澤先生が正論でそう切り捨てる。素晴らしい、馬鹿の世界チャンピオンだよお前ら。

 

「てことは、今日はUSJで遊ぶんじゃないんか?」

 

「そんな事は一言も言ってない」

 

「へへっ…………楓真。わりぃけど急ぎの用事が出来ちまったんで」

 

「俺はもう戦わん…………」

 

落胆が激しいベジータは力なくカカロットの肩に手を置くと揃って瞬間移動で消える。クズがぁ…………そして視線が俺に集まってるのを感じる。

 

「……………気を追えねぇ。あの馬鹿ども、日本から出やがったな」

 

俺の瞬間移動は悟空の廉価版みたいなもので移動範囲は今のとこ日本国内に限られている。海外やトトカマ星等に逃げられたら追うことはできない。なのでトトカマ星や新惑星ベジータに行く時はいつも悟空に頼んで一緒に瞬間移動したり、最近はあんまりしないが例のロケット(ステルス仕様)で移動しているのだ。

 

「(連れ戻すのも面倒いし、まぁいなくても良いか………)あー、先生方。あの虫けら共は放っておいて続けてください。暫くしたら何事も無かったかのように戻ってくるでしょうし、そん時気でも血祭りにあげておくんで」

 

「何というか…………色々と大変ですね……」

 

13号先生からも同情されるこの始末☆ 相澤先生からも若干同情めいた視線を感じる。

 

「んん?オールマイトがいないようだな」

 

「13号、オールマイトは?」

 

「通勤時に制限ギリギリまで活動してしみったみたいで今は仮眠室で休んでます」

 

パラガスに続いて相澤先生も気づいて13号先生に尋ねると返答が帰って来る。通勤前に働きすぎたんか?ま、平和の象徴も人間だしな。

 

「えー、始める前にお小言を1つ2つ………3つ……………」

 

DON☆DON増える……………けど、話してくれた内容はとても大切な事。個性を人命の為にどのように使うべきか、そして我々が持つ力は人を傷つけるのではなく救けるためにあるのだと。

 

「以上、ご清聴ありがとうございました!」

 

拍手喝采である。飯田なんか『ブラボー!』と叫んでる。どっかのサッカー選手かな。

 

「そんじゃ先ずは─────」

 

相澤先生が説明しようとしていると、ブロリーが広場の方を見ているのに気づく。尋ねるよりも前にブロリーが口を開く。

 

「……………イレイザーヘッド。向こうからクズの気配を感じる」

 

「なに?………………っ!」

 

ブロリーの言葉通り、黒いモヤが現れたと思えば手を模したマスクをつけた奴とかその他諸々がぞろぞろと出てくる。中には化け物のような奴もいた。

 

「ひとかたまりになって動くな!13号、生徒を守れ!あれはヴィランだ!」

 

「13号にイレイザーヘッド……………先日いただいたカリキュラムにはオールマイトがいる筈ですが……………」

 

「どこだよ…………せっかくこんなに大衆引き連れてきたのに平和の象徴がいないなんて……………子供を殺せば来るのかな?」

 

先日いただいた?……………なるほど、この前のマスゴミ騒動はこいつらが手引きしたのか。騒ぎに乗じてカリキュラムを手に入れたと言う訳か。にしても、校舎と離れた所に少人数だけの時間帯の襲来。それに13号先生と八百万との会話で分かったがある筈のセンサーも反応しないと……………………これは何かの目的があって計画的犯行だな。

 

「13号避難開始、学校に連絡しろ!センターの対策してるなら電波系の個性が妨害している可能性もある。上鳴、お前も試せ」

 

「っス!」

 

「先生、戦う気でしょ。それなら」

 

「ダメだ、お前も避難しろ」

 

……………やっぱそう言われるか。まぁ、万が一人質になったら足を引っ張ってしまう。ならせめて。

 

「パラガス」

 

「腐☆腐 お任せください。どこでもdoor!」

 

パラガスの股間からどっかで見た事しかないピンク色のドアが出てくる。ドアが開くとそこからトトカマ星に常駐させているならず者達が出てきて戦闘態勢を取る。

 

「イレイザーヘッド。銀河の至る所から集めたならず者たちがあなたを援護します。指示にも従いますのでなんなりとお使いください」

 

「これくらいなら良いでしょ?やられてもこいつら時間が経てばリスボーンするんでご安心を」

 

「………なら利用させてもらうぞ。13号、避難は任せる。行くぞ、制圧開始!」

 

「「「「おー!」」」」 

 

相澤先生─────いや、イレイザーヘッド。そしてならず者達が迎撃に出る。体力テストで緑谷や爆豪に使っていた捕縛布も駆使して格闘術で倒していく。ならず者達も負けていない。

 

「ぐあっ!」

 

「何だこいつら、強いぞ!?」

 

「反抗する気かっ!」

 

強い?そりゃそうだろ。

 

「ならず者達にも色々と訓練させているからな。サイヤ人レベルのヴィラン相手じゃなきゃそこそこやれるだろう」

 

「ほら、フー君も見てないで避難するよ!」

 

透に背中を押されて俺もパラガスやブロリーと一緒に出口へ向かう。

 

「させませんよ」

 

するとさっきの黒い霧のヴィランが立ちはだかった。

 

「初めまして、我々はヴィラン連合。僭越ながら雄英高校に入らせていただいたのは、平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思っての事でして。本来ならばここにオールマイトがいる筈ですが…………まぁ良いでしょう、私の役割は」

 

ペラペラと話している間に13号先生が攻撃態勢を取る。だが、それに気づいてないのか爆豪と切島が攻撃を仕掛けた。

 

「その前に俺達にやられる事は考えなかったか!?」

 

「危ない危ない………生徒と言えど優秀な金の卵」

 

「ダメだ、どきなさい2人とも!」 

 

「チッ!」

 

プロの邪魔しやがって、思わず舌打ちしてしまった。……………だが、今ので1つ分かった事がある。13号先生は2人が邪魔で攻撃できない。ならばと気弾を飛ばそうとしたその時だった。

 

「─────散らしてなぶり殺す」

 

「ヘアッ!?」

 

「シュワット!?」

 

黒い霧が広がって俺達を呑み込む。

 

「フー君!」

 

「透、手を!」

 

逃げるよりも先に透の手を咄嗟に掴もうとするが僅かに間に合わず透が黒い霧に飲まれて消える。

 

「(………散らしてなぶり殺す、か。こいつはワープ系の個性、てことは分断して各個撃破する気か。なら、まだ間に合う!)」

 

大丈夫、透の気は消えてない。このUSJの中にある。あのコンビニの時のように怖い思いをさせてたまるか。

 

「行くぞブロリー、パラガス」

 

「はい………」

 

「どうぞ」

 

瞬間移動出来ないブロリーとパラガスは俺の肩に手を置く。黒い霧に飲まれる寸前で俺は透の気を辿って瞬間移動した───────。

 

続く




にしても、もう10年か。時が経つのは早いのう。
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