今回は先生視点で、次回からは三人称視点へ切り替わります。
異物混入
「…私のミスでした。」
…気づけば、いつの間にか電車の中にいた。
目の前には誰かが座っている。高校生くらいの女の子…だろうか?
また、その子の胸元からは血が出ている。
出血量がかなり多い…普通ならすぐ病院へ行かなければ死んでいるのではないかというレベルの出血
私は直ぐにその子に駆け寄ろうとした…けど、身体が動かない。声も出せない。
どうして?
「結局、この結果にたどり着いて初めて、あなたの方が正しかった事を悟るだなんて…。」
「…今更図々しいですが、お願いします。◯◯先生」
私は自分の耳を疑った。目の前の子の口から出た名前は、間違いなく私の名前。
別に私は有名人でもないし、知り合いや後輩、親戚にこんな子がいた記憶もない。
ならどうして、この子は私の名前を知っているの?
「きっと私の話は忘れてしまうでしょうが、それでも構いません。何も思い出せなくても、おそらくあなたは同じ状況で、同じ選択をされるでしょうから…。
ですから…大事なのは経験ではなく、選択。あなた方にしかできない選択の数々。」
「責任を負う者について、話したことがありましたね。
あの時の私には分かりませんでしたが…今なら理解できます。」
そんな事を話したという記憶はない、無いはずなのに、私は何故か話したことがあるとしか思えなかった
「ですから、先生。私が信じられる大人である、あなた方になら、この捻じれて歪んだ先の終着点とは、また別の結果を…。そこへ繋がる選択肢は…きっと見つかるはずです。だから先生、どうか…」
…私はこの子のことについて何も知らない。名前も、年齢も、特技も、性格も。
ただ、ただ一つ分かるのは
この子は間違いなく私の「生徒」だと言うことだ。
まだ教育実習生の私なんかでいいなら、任せて
口に出せない、けれど、心の中でそう思った。
その直後に、
『繰り返す日常に 折 れ な い よ う に』
何かしらの歌が聞こえたと思ったその瞬間
『勝ち取りたい ものもない
無欲なバカにはなれない
それで君はいいんだよ
ヒリヒリと 生き様を
その為に死ねるなにかを
この時代に
叩 き つ け て や れ 』
「!?」
歌を流しながら謎の半透明の紫色の球体のような何かが電車の窓を破壊して侵入してきた。
目の前の得体の知れない存在に私は少なからず恐怖を抱く。
一体、何をするつもり…?
『やぁやぁ先生!お話は聞かせてもらったよ!
というわけで俺も連れていきなさい
ちなみに拒否権は無いzoy!』
思っていた数十倍はフレンドリーだった。
…けれど、只者じゃない。それだけは私でも分かる。
…あれ?視界が…黒く…?
『…』
「…い」
"ふにゃあ〜…あと10分…だけ…"
「先生!」
"うひゃあっ!?また寝ぼ…え?"
私は自分の部屋で寝たはず、それなのに、全く見知らぬ場所で起きた
そして目の前には、よくマンガやアニメで見るエルフ耳をした女性がいた。
今回は短めです。
本作オリ主の本格的な出番は次回からです。
次回予告
学園都市キヴォトスに赴任した先生
初日からドタバタに巻き込まれる最中、謎の存在と出会う。果たしてその目的は?
次回、unknown
アンノウンのスタンス
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前線で暴れる
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後方でサポートに徹する
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その他