救済の運命を歩む者。   作:HakuGozira

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 初めまして、最初はゼンゼロと呪術廻戦の作品を投稿しましたがなんか違うと感じ途中で左折し、あれやこれやと考え今に至ります。

 因みに主人公の名前は無名なので、あなたの名前を入れて物語を読むのもありなので、楽しんで読んでいただけると幸いです。

 因みに主人公は転生者や召喚者でも無いです。
 
 偶然に救済の運命に選ばれた青年という設定なので、ご了承ください。

 後は若干口調などが違ったりテンポが早かったり遅かったりするので、ご理解した上で読んで頂けると幸いです。

 では、本編どうぞ。


0話 上 天才達は仮面を付けない

 

 世界の破壊者と呼ばれ、世界から拒絶された1人の青年がいた。

 

 二十歳にも満たない彼は、その身の丈には余る程の力を手に入れ最初こそは歓喜したが、力を与えた者が見せた自身の未来をその目で見た青年は、自身の運命を変えるべく旅を始めた。

 

 手法が古い一つのカメラを首へと掛け、黒のロングコートに短めの黒髪と筋肉質なその身体の青年は長旅を終え、仲間が待つ世界へと戻ってきた。

 

 「…久々だな、この世界も。」

 

 そう言い、世界へと歩み始めるが青年は世界に起こっている異変に気付いていなかった。

 

 

 宇宙ステーションヘルタ。天才クラブ会員番号83番のマダム・ヘルタが作り出した自身の収集物や、奇抜などを補完する倉庫だと自身は自負している。

 

 だが、大抵の科学者や研究者達はこのステーションでの研究をゴールとする程、科学力や研究材料が揃っており奇抜などの研究はこの世界一番と言って良い程に発展している。

 

 「お土産ってこれでも良いのかな?とりあえずは、色々と買ってきたけど。」

 

 俺は別の世界から購入した様々な手土産を抱えて宇宙ステーションヘルタへと来た。

 

 基本的には関係者以外は立ち入り禁止だが、ヘルタの関係者という事もあり様々な手続きで入られる重要な場所もアポ無しで出入りできるのは、有難い。

 

 様々な甘菓子を手に抱え、ヘルタが待つヘルタの研究室へと向かう途中、凄まじい轟音と振動が鳴り響き俺は手土産を抱えた状態で音のする方へと向かうと壊滅の命令を受けた化け物、反物質レギオンが現れ人々を襲う。

 

 人々の悲鳴が鳴り響き、手土産をその場に置くと反物質レギオンの元へと駆け出すと、懐から一枚の紙切れを取り出すと自身の力で紙切れを別の物質へと構築し、ベルトを取り出すと腰に巻き付け、反物質レギオンの顔面を蹴り飛ばす。

 

 「…大丈夫かい?」

 

 「は、はい。あなたは?」

 

 「そうだね……愛と平和の為に戦う仮面の戦士だよ。さぁ、実験を始めようか。」

 

 そう言い、赤と青のボトルをポケットから取り出すと、ボトルを降り出す。

 

 ボトルを降り続けると俺の背後から無数の計算式が現れ、俺はボトルを振るのをやめ、ボトルの蓋を回しベルトへと装填する。

 

 『ラビット!タンク!ベストマッチ!』

 

 軽快な音声と共にベルトの横へと取り付けられているレバーを回し始める。

 

 瞬間背後からガラス管と実験台が現れ、ガラス管の中に赤と青の液体が流れると次第にそれがスーツの様な形を作り、レバーを回し終えると音声が鳴り響く。

 

 『Are you ready。』

 

 「変身。」

 

 『鋼のムーンサルト!ラビットタンク!Yeahhhh!』

 

 「仮面ライダービルド、作る創造するって意味のビルド。以後、お見知り置きを。」

 

 青と赤の装甲に挟まれると、赤い兎の耳と青い戦車の砲台をもした仮面を付けた仮面の戦士、ビルドがその地に降り立ち反物質レギオンへと攻撃を仕掛ける。

 

 まずは一匹のレギオンを左の青い腕で殴り飛ばすと、その場を高く跳躍し複数のレギオンが群れる場所へと地面を巻き込みながら着地し、地面が抉れ砂煙が舞いレギオンは困惑するが、砂煙の中きら一本の手が伸びレギオンの顔面を鷲掴みにする。

 

 レギオンの顔面を掴んだビルドは掴んだレギオンを、回し周りにいたレギオンを巻き込みながら攻撃し、最後に鷲掴みにしていたレギオンな顔面を握り潰すと、背後から衝撃が走り俺は後方へと吹き飛ばされる。

 

 「いって。……て、ストームか。」

 

 俺の前に現れたのは緑の皮膚と、光の弓を装備した人間の上半身に犬の様な四足歩行をするレギオン、スタームは吹き飛ばした俺を確認した瞬間、自身の弓を使い光の矢を放つ。

 

 瞬間、ラビットの力を使い横へと大きく飛びスタームの矢を回避するが数の多さに数発程くらい装甲に火花が散り、転がる様に倒れ込むがスタームは攻撃の隙を逃さず後ろ足を俺へと振り下ろすが、咄嗟に後ろへとバク転で回避する。

 

 「……ちょっと面倒くさいな。だったら、これでどうだ?」

 

 懐から炭酸缶を取り出すと、激しく降り缶の蓋を開ける。

 

 『ラビットタンクスパークリング!』

 

 「…ビルドアップ。」

 

 缶をベルドへと装填しレバーを回すと、再びガラス管が現れると赤の青の液体が流れるが、液体には所々泡が立ち装甲は青と赤の装甲に白を付け足した様な装甲が現れ、俺は発すると装甲の上に装甲を重ね姿を再び変える。

 

 ラビットタンクスパークリングへと姿を変えたビルドは、ドリルクラッシャーを虚空から取り出すと、武器を構えストームへと切り掛かるが、身の丈には合わない俊敏な動きで俺の攻撃を回避すると後ろ蹴りを放つが、武器で足を弾く。

 

 弾いた瞬間、ドリルクラッシャーを銃へと切り替えると、至近距離で銃を放つとスタームは吹き飛び、畳み掛ける様に更に発砲するとスタームは無防備な状態で弾を浴びる。

 

 「さてと、じゃあ終わらせますか。」

 

 俺はレバーを再び回しトドメを刺そうとするが、地面から数式が現れスタームを数式のかっこが拘束すると、俺は後ろを向き走り数式の最初へと移動すると俺は跳躍し数式へと乗り、滑る様に数式を滑りトドメを刺す。

 

 『スパークリングフィニッシュ!』

 

 ストームへとエネルギーを溜めた蹴りを放つと、ストームは爆散し俺は安堵の息を吐くが役目を終えたかの様にベルドが粒子となって消え、装甲が弾けて消え姿が戻る。

 

 「帰ってきて早々、酷い目に遭ったな。まぁ急いで向かうか。」

 

 再び手土産を抱えるとヘルタの研究室へと向かうが、さっきの戦闘を思い出し何故この場にレギオンが居たのか、疑問を浮かべる。

 

 前に遭遇したのは星穹列車の星という少女を巡っての戦いであり、偶然にも壊滅の命令を受けたレギオンが宇宙ステーションヘルタへと襲撃を行い、俺と星穹列車の面々で退けたが何故今になって現れたのか疑問に感じる。

 

 疑問を感じている内に既にヘルタの研究室の前へと辿り着いてた俺は、タッチパネルへと触れ、自身の名を告げると簡単に扉が開く。

 

 本来は厳重なセキュリティと人形に自身の魂を入れ行動しているヘルタの素顔を知る人間は少なくそもそも研究者でも無い俺が入れる事に、毎度疑問を感じるが、気にせずヘルタの研究室へと入る。

 

 「お、ヘルタ。」

 

 「久しぶりね無名。いや、おかえりなさいかしら?」

 

 「お久しぶりです無名さん。あなたの帰りをお待ちしておりました。」

 

 「……ヘルタだけって聞いたんだけど、スクリューガムさん?」

 

 「すみません。あなたの帰りを聞いたルアンさんがどうしてもと良い、逆らえず今に至ります。非常に申し訳ございません。」

 

 「いえ、スクリューガムさんも大変そうで。」

 

 手土産を近くの机へと降ろし、ヘルタ達が座るテーブルへと向かうと、何故かヘルタとルアンが椅子を移動させ俺を挟み込む様に座ると俺の両腕へと抱き付く。

 

 2人の美貌と柔らかさをその腕全体で感じ、頬を赤く染めるが何故腕に抱き付くのかその真意を2人に聞くと、2人は顔を見合わせため息を吐く。

 

 「…ここまで来ると、科学的根拠で説明出来ない程の鈍さね。」

 

 「これだけどアプローチの真意を理解でき無いとは、私達は自分でも言いますが、顔と体は素晴らしいと思うのですが。」

 

 「え?そりゃ、知ってるよ。2人程の美女は俺知らないよ?」

 

 「…否定、あなたは少し自身の発言と行動に責任を持つべきかと。後、この菓子達はとても素晴らしいですね。」

 

 「お、喜んでもらえて良かったです。一応、夢の国ピノコニーって所でホタルと選んだんです。」

 

 「…無名さん、もしかしてその方は女性では無いですよね?」

 

 「えぇ?凄いな、ルアン。よく分かったな!」

 

 「ルアン、無名に何を言ったって必ず旅する世界で1人の女性は落としてくるのよ。…あなた、よくもこれ以上罪を重ねるの?」

 

 「罪って、ただの仲の良い友達だよ。一緒に写真撮ったり、ピノコニーを探検したり。」

 

 「無名さん、それ以上の発言はあなたの身が危ないですが。」

 

 そう言い、スクリューガムは俺を挟む2人を指差し俺は2人に視線を向けると、2人の瞳から美しい宝石の輝きを放つ光が消え、瞳を埋めるのはそこが見えない2人の感情の渦を描いた様に黒く染まり、2人は突如椅子から立ち上がると俺の腕を引っ張り研究室の奥へと連れて行く。

 

 俺は冷や汗をかき、スクリューガムへと視線を向けるがスクリューガムは自身のカップへと入っていた紅茶を飲み干し、足早に扉から出て行くのを確認し、味方がいない事を察した俺は、されるがまま2人へと運ばれる。

 

 「……あの〜、すいません。この行動は何の意味が。」

 

 「うるさい、あなたは黙って私達の行動に従いなさい。」

 

 「…これも必要な事、あなたの薄情さは重々理解していましたが、流石に我慢の限界を迎えました。」

 

 奥へと連れて行かれ、豪華な椅子へと座らされると俺の上にルアンが跨りこちらを向き、首へと顔を埋めヘルタも俺を後ろから包み込む様にもたれ掛かり首に顔を埋める。

 

 ルアンには足を拘束され、ヘルタには腕を拘束された俺は、簡単に振り解ける筈の2人の拘束を抜けようとするが、溢れる力で俺は身動きが取れなくなり2人の行動を受け入れていると、突如首に激しい頭が走りるが痛みの他に水っぽい淫らな音が鳴り始める。

 

 「…いっ!?」

 

 「動かないで、今度は首じゃなくて鎖骨につけるわよ。」

 

 「…あなたの味はとても依存性の高いモノですね、私が虜になってしまうなんて。」

 

 「ちょっと待って!2人は何でこんな事してんの?」

 

 「…それを私達の口から言わせるの?あなた、鈍感を通り越して愚かよ。」

 

 「これで分からないのなら、分からないままで良いです。ですが、私達という証をその身に刻み付けます。」

 

 「…いや、話の意味が分からない!?」

 

 無駄口を塞ぐ様に今度は2人が俺の服から露出している鎖骨を噛み始める。

 

 鎖骨に当たる2人の可愛らしい噛み方とは裏腹に凄まじい噛む力で、痛みと謎の感覚に頭が支配され頭の中が不思議な感じとなり、とろけた顔となるが、その顔を覗き込む様に俺の頬へと手を添えるルアンは俺の前で目を閉じると、顔を近づける。

 

 水っぽい音と共にルアンの唇が俺の唇へと触れ、数十秒もその状態が続く、息が苦しくなり頭が真っ白になるがルアンが唇を離し、自身の唇を舐めると膝の上からルアンが避け今度はヘルタが俺の上へと乗る。

 

 「…あなた、この程度でへばるの?あの、天下の仮面の英雄がしがない美女のキスで堕落なんて、他の人が見たらどうなるのやら。」

 

 「一つ間違いがありますよ、ヘルタ。他の人に見せる必要は無いでしょう?」

 

 「…なら、そっちも一つ間違いがあるわ。あなたとは一時的な協定関係だけど、その気になったらいつでも無名を私のモノにするから。邪魔しないでね。」

 

 「その減らず口を言っている間に無名さんの心に寄り添うべきかと、常に罵倒ばかりから入るあなたの会話に無名さんはきっと、心を傷ませているでしょう。」

 

 「へぇ、あなた。いつからその口を吐ける様になったのかしら?」

 

 「少なくともあなたよりも無名さんを知ってるいるので。」

 

 俺を挟んで正に修羅場の様な会話を広げている2人を止めようと、震える手でヘルタの肩を軽く触ると、ヘルタは強引に俺の顎を掴みこちらへと引き寄せると乱暴に唇を奪う。

 

 ヘルタとは違う優しさの無い、自分の欲望のままに俺の唇を奪うヘルタは今度は無理矢理俺の口内へと下を入れると、縦横無尽に俺の口を犯し視界がぼやけ、足が震え始め近くにあったベットへと倒れる。

 

 すると2ベットが軋む音がし震える視界で上を向くと、ルアンとヘルタが目の中に淡いピンクのハートが現れ、俺は自然と体を震わすが2人が俺の腕を片腕ずつ固定すると耳元に顔を近づける。

 

 「誰のモノだと思って、尻尾巻いてメスに接してんの。臭い匂い私の鼻に残すからなら私の匂いを残して。」

 

 「あなたの記憶、体、魂…来世すら全て私のモノです。あなたは私という運命から逃れる事は出来ません。大人しく、私という堕落にその身を委ねてください。」

 

 2人の寵愛をその身に刻まれ、最後には全てを包む愛の囁きを耳に受け意識が朦朧とし始め、完全にその意識を闇へと落とそうとするが俺の胸板に2人が頭を乗せ俺はふ震える手で、2人の頭を撫でると完全に意識を深い闇へと落とした。

 

 

 

 

 

 

 




 
 なんか書いてて、違うかなって思いつつも今自分が出来る精一杯でやって見ました。

 一番主人公が謎の謎なんですが、とりあえずは救済の運命を歩む者っと言いますか、もう自分が星神見ないな感じだと思ってくれてOKです。
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