Side錬冴
「今頃気付いたか…だが俺のこれからやる事に変わりは無い」
どうやら糞主人公が捕らえていた筈のガルーがいなくなった事に気が付いたようだ。
まあ又捕まえれば良いと考えているのか楽観的なようだが。
かくいう俺はユニバース戦士を探しながらもエルフ族の領土を訪れていた。
「ムッ!?」
道中で俺はエルフ族の兵士達が人族の冒険者PTを襲撃している所に遭遇した。
「ガルーさんの忠告もあまり意味を為さなかったか…仕方無いここは世直しといこうか」
俺は奴等の愚行を止める為に前に出た。
「ン?またニンゲンの的が増えたか!」
「あっちも玩具にしてやろう!」
俺の姿に気付いたエルフ兵達は嘲笑いながらその悪手を向けてきた。
「愚か者が…ならば!エンゲージ!」 『ClupyourHands!』
『ゴジュウウルフ!ウォウォウォー~』
「!?」
「こ、苔脅しだ!…脆弱なニンゲン如きなどに我々が負ける訳がない!」
ゴジュウウルフに変身した俺の姿を目にしたエルフ兵達は驚きつつも攻撃してくる。
「はあっ!」
「なっ!?はや!?…」
剣を構えて突撃を仕掛けてくるエルフ兵らをテガソードで峰打ちし気絶させる。
「ま、魔法で包囲しろ!」
「は、はっ!<炎よ>!」
剣では適わないとみたのか今度は魔法攻撃を仕掛けてくる。
「そんな見え透いた攻撃なんかに当たるものか!ユニバースエンゲージチェンジ!」
『センタイリング!カクレンジャー!』
ニンジャレッドにチェンジする。
「ああ!?」
「ふははは!やはりニンゲン!奇妙な力を使っていても我等には勝てんか!」
変わり身の術で脱ぎ捨てたニンジャレッドのスーツには気が付かず俺を焼き殺したと勘違いし油断している奴等の背後に土とんの術で地中に隠れ潜み回り込む。
「甘いな!」
「何ッ!?下からだと!?ぐわっ!?…」
「さ、さっきと姿が変わってい!?…ぎゃあ!?…」
地中から飛び出してカクレマルで斬りつける。
「まだ向かってくるというなら此処迄来てみやがれ!あほーらオ尻ぺーんぺん!」
「!~」
俺は大木に飛び移り残存兵達を挑発する。
まんまと挑発に乗った奴等は必至な形相になって追ってきた。
「人質から遠ざけられたな…今度はコレだ!」
『デンジマン!』
「なっ!?…」
追手の前にデンジレッドにチェンジしながら飛び降りる。
「コイツの連撃を受けてみな!デンジナックル!アタタタター!!」
「ごべっ!?…」
「ごがっ!?…」
デンジナックルで奴等を殴り倒しながら着地を決めた。
「く、糞っ!?ならば矢を構えー!」
「そうはいかんぞ!デンジジャンプ!」
「ば、馬鹿な!?飛翔魔法も無しにあんなにも高く!?…」
「これで決めさせてもらおうか!デンジブーメランシングルVer!」
「「し、しまった!?ぎゃああー!?…」」
デンジジャンプで奴等の弓矢攻撃を華麗に回避しデンジスティックで纏めて撃退した。
更なる追撃がこない事を確認しゴジュウウルフへと戻った俺は捕らえられていた人達を開放し国に送り届けた。