管理人、ショタになる   作:ゆうぐれ

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Log-02 大気圏突入

漆黒の宇宙にぽつんと浮かぶ1つの惑星、表面を覆い尽くしている青い(まだら)模様が特徴の巨大なガス惑星『タロス』。

 

『タロⅡ』はその周りを公転している衛星群のひとつだ。

 

星の環境はテラと似ており、恵まれた資源と豊かな動植物に溢れている。

 

そんな美しい星からおよそ4万6千キロ離れた虚空の中。

 

タロⅡの静止軌道に沿って進むいくつかの細長い影があった。

 

それは複数の小型艇と1隻の大型航宙船からなる船団、タロⅡでの勢力の一翼を担う『エンドフィールド工業』の動く本拠地だ。

 

船団の指揮船である『O.M.V.帝江(ディージャン)号』は細長い巨大な源石(オリジニウム)を船体の中央に抱え込んでおり、周囲を居住区画のリングがクルクルと回っている。

 

その一角、一部がガラス張りとなった展望スペースにペリカと管理人の姿はあった。

 

「わぁ……!」

 

手すりにもたれかかり、窓越しに宇宙(そら)を見上げる管理人。

 

頭上には帝江(ディージャン)号の船体越しに青いタロⅡの姿が見える。

 

彼の目元には今、体調を整える『リミッター』と呼ばれる黒い仮面が付けられていた。

 

おかげで表情は見えなかったが、身体の挙動からワクワク感が滲み出ていた。

 

まるで遠足で山や海を見た時の子供のような初々しさ。

 

ちなみに管理人は新しい服を調達していたが、白いセーターだけはお気に入りだったようで、オーバーサイズのそれを無理やり着ている。

 

よって見た目は完全にペンギンのヒナだった。

 

後ろでベンチに腰掛けていたペリカはその可愛らしさと微笑ましさに口元を緩ませる。

 

「ふふっ。」

 

今は管理人が目覚めて早3日が経過していた。

 

まず行われたのは念入りなメディカルチェックだ。

 

基本的な身体検査はもちろんのこと、疾病やアレルギー、鉱石病(オリパシー)の有無など、船内のあらゆる医療機器の全てを使って、管理人の健康を確認した。

 

そして結果はオールグリーン、まさに元気そのもの。

 

ただ『記憶喪失』と『幼体化』に関して進展は無かった。

 

唯一判明したことは、管理人の身体年齢が引き戻され、ついでに精神年齢も見た目相応になったということくらい。

 

医療スタッフが出した結論は要経過観察、つまり現状だけじゃよく分かんないとのこと。

 

おかげで病室から解放された管理人だったが、彼を待っていたのは10年間眠っていた分の管理人としての仕事……なんてわけがなく、代わりにペンとドリルが与えられた。

 

精神年齢も引き戻されれば、当然ながら知識もリセットされる。

 

いや、厳密には今も管理人の頭の中には部分的に『管理人』の専門知識が眠っている。

 

源石を操るアーツの適性も十分にあった。

 

また言葉の語彙に関しても他の子供より多く知っていた。

 

だが知っているだけで、または素質があるだけで、使い方は分からない。

 

車の詳細な設計図があっても、基礎的な工業技術が無ければネジ1本すら碌に作れないように、今の管理人は基礎がすっぽりと抜け落ちていた。

 

ゆくゆくはエンドフィールド工業を率いる管理人がそれではマズい。

 

というわけで、しばらく管理人は勉強をさせられることとなった。

 

それから管理人は他のスタッフに預けられ、社員の子供達と一緒にカリキュラムを……なんてこともまたまたなく、その提案はペリカによって一蹴された。

 

「ペリカ監察官、では管理人は初等部のコースに……。」

 

「すみません、待ってください。」

 

「ああ、何か問題でも?」

 

「管理人ですが……やはり私が育てます。」

 

「……はい?」

 

「そういうことですので。ほら管理人、行きますよ。」

 

ペリカは目が点になったスタッフを置いて、さっさと管理人を連れて行ってしまった。

 

全ての仕事を部下にほっぽり出し、少し広い部屋に引っ越しを済ませた彼女は、管理人にマンツーマンでの講習を始めることに。

 

そして今は気分転換として船内を散歩していたところだ。

 

「ねえペリカお姉ちゃん、あのキラキラしたのなあに?タロス?」

 

「いいえ、あの星は太陽よ。タロⅡは太陽の周りを回っているの。」

 

「太陽……かくゆーごー?だっけ?」

 

「そう、太陽は核融合で光っているのよ。よく知っていたわね。偉いわ。」

 

「えへ、本で読んだんだー。」

 

ペリカが頭を撫でると管理人は褒められたことに、にぱぁと、屈託の無い眩しい笑顔を浮かべる。

 

吊光弾並みの輝きを前に、ペリカも頬がユルユルだった。

 

するとそこへ1つの足音が近付いて来る。

 

顔を上げると、揶揄うような笑みがこちらを見下ろしていた。

 

「どう?子育ては順調?ペリカ()()?」

 

「その呼び方はやめてください……フローライト。」

 

「冗談だって、監察官。そんな怖い顔しないでよ。」

 

ふるふると緑色のヘビの尻尾が揺れる。

 

フィディア族の女性オペレーター、フローライトはお堅い監察官の意外な面を見れたことに満足気な様子だった。

 

「けど、船内でもっぱら噂になってるよ?ペリカ監察官が子供を連れてるって。それも子供の見た目が管理人にそっくりだから、実は管理人との隠し子を……。」

 

「特殊偵察要員フローライト、私に何か用ですか?」

 

「いいえ、何でもありませんよ。監察官。」

 

フローライトは瞬時に空気の変化を感じ取ると、口を閉じてピシリと手足を揃える。

 

ペリカ監察官は怒らせると怖い、帝江号の中での共通見解だ。

 

「それで?わざわざ揶揄いに来たわけではないのでしょう?」

 

「うん、現地調整課行動隊Z7、出立の準備が完了しましたって報告をね。」

 

「出立って……どこに?」

 

ペリカは首を傾げる。

 

一方、フローライトはやれやれと溜め息を吐いた。

 

「監察官、マジで仕事放り出してたんだね。『Baker』、早く見た方がいいんじゃない?」

 

「チャットはオフラインにしてたから……きゃっ!?」

 

ペリカが腕の端末を3日ぶりに起動すると、途端に膨大な通知がホロに映し出され、凄まじいスピードで上から下へと流れていく。

 

最初は業務関連の連絡だったが、後半になると個人的なメールと不在着信が大半を占めていた。

 

内容は管理人そっくりの子供に関して。

 

どうやら管理人が目覚めた話は尾ひれがついて船内に出回っているらしい。

 

「だから言ったじゃん。みんな噂にしてるって。ちなみに今一番有力なのは、管理人の不在に耐えかねた監察官が以前から秘密裏に保存していた管理人の精子を使って人工授精を……。」

 

「フローライト、私には給料明細をいじる権限があるんですからね?」

 

「発言を撤回します、マム。それよりさっきのことについては見つかった?」

 

「あったわ……これ、本気なのかしら?」

 

「さあ?でも()はそうも言ってられないんじゃない?」

 

フローライトは窓の下、シリンダーの回転によって眼下に移動したタロⅡを指さす。

 

ペリカに送られてきたメールの内容は、要約すると『管理人をタロⅡに下ろす』というもの。

 

しかしタロⅡは帝江号ほど安全とは言えない。

 

また管理人の状態も万全とは限らない。

 

よってペリカは非常に気乗りしなかった。

 

「管理人は記憶を失っているわ。例のプロジェクトに合流させても意味が無いと思うのだけど。」

 

「でも『鍵』にはなるじゃん。管理人にしか権限はないんだし。」

 

「まず危険です。あの子をタロⅡに下ろすのはリスクがあり過ぎる。」

 

「『初号指令』は継続してるんでしょ?管理人が出したそれを止めるのはマズくない?」

 

「うっ……。」

 

珍しく言葉の投げ合いでペリカが言い淀む。

 

結局、彼女が折れることとなった。

 

「……部隊は全員居るのかしら?」

 

「うん、A2装備で第八エアロックのあたりで待機してるよ。」

 

「C1装備に変更よ。あと降下ポッドを使う気?」

 

「そうじゃないの?」

 

「防護服を着ても子供が8Gに耐えられるわけないでしょう?単段式宇宙輸送機(SSTO)で行くわ。隊員を第三ハンガーに集めて。」

 

「はーい。やっぱ管理人相手だと豪勢だねぇ。」

 

「当たり前だわ。私や貴女と違って管理人は……あら?」

 

ペリカは周囲を見渡したが、管理人の姿はどこにも見当たらない。

 

「居ないね。どっか行っちゃった?」

 

「ま、まったくもう……目を少し離しただけで……。」

 

慌てて帝江号の警備システムにアクセスする監察官を前に、フローライトはニタニタと笑みを浮かべる。

 

するとその時、彼女のヘビの尻尾に小さな手が近付いていった。

 

「……うわっ!?」

 

ちょん、と、不意に何かが鱗に触れ、フローライトは飛び上がる。

 

変な声を出してしまったことに赤面しながら後ろを向くと、そこにはイタズラが成功したことに喜ぶ1匹のペンギンのヒナが。

 

触ってきた相手をぶん殴ってやろうかと考えていたフローライトだったが、犯人を見ると、そんな気持ちもすぐに萎んでいった。

 

「はぁ……監察官、次からは基本的な社会マナーも仕込んでよね。管理人が子供じゃなかったら1発叩き込んでたところだよ?」

 

「ええ、覚えておくわ。それにしても、貴女が背後を取られるなんて珍しいこともあるのね。」

 

「不覚だよ……もしかすると、この管理人、磨けば前の管理人より強くなるんじゃない?」

 

「分かっているわ。いずれは戦闘訓練もやらせるつもりよ。その時は射撃訓練を頼めるかしら?」

 

「……考えとく。」

 

2人は管理人を連れて、その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

⬛︎

 

ここ数日の間、管理人の思考は落ち着いてきていた。

 

いや、正確には知能が高い方の思考が消えつつあり、退化しているとも言えた。

 

考察を行なっても半ばで途切れ、何故途切れたのか、どこが分からないのか、その思考でさえ、水へインクを垂らした時のように霧散していく。

 

かろうじて知識だけは残っていたが、それを発掘し、理解する頭はもはや残っていなかった。

 

例えるなら子供に高度な情報端末を触らせるようなものだ。

 

今や覚醒時の違和感は無くなったとはいえ、思考は完全に幼い身体へ引っ張られており、それに伴って言動も変化していく。

 

大人びた発言は無くなり、すっかり同年代の子供達と同じになっていた。

 

「うぅ……これ動きにくいよ……。」

 

「もしもの時の安全装備だから、ちゃんと着なくちゃダメなの。」

 

管理人の姿は宇宙服の中にあった。

 

同じく宇宙服を見に纏ったペリカは宙に浮いていたヘルメットを手に取ると、管理人の頭に被せる。

 

プシュ、と空気の音と共に服とヘルメットが接続され、気密性が確保された。

 

「管理人、私の声が聞こえる?」

 

「うん、なんか横から聞こえる。」

 

「通信は良好ね。行きましょう。」

 

ペリカと管理人はロッカールームを出ると、円筒形のタラップを伝って、ハンガー内のSSTO(シャトル)へと乗り込む。

 

コンテナでいっぱいになった広い貨物スペースを抜けた先、狭い個室の中、申し訳程度に並んだ座席ではフローライトの部隊が既に準備を済ませていた。

 

「ん、お客さんのご到着だ。アンタル、キャッチャー、管理人が来たよー。」

 

コックピットの方から短く了解と返ってくる。

 

管理人は席につくと、対面に座っていた犬耳の女性オペレーター、ペッロー族のアケクリにシートベルトを閉めてもらった。

 

「管理人、どうですか?初めての無重力は?」

 

「変な気分……お風呂の中みたい……。」

 

「少しの辛抱です。すぐに本物の重力と再会出来ますよ。」

 

そこへ横合いからフローライトがヌッと顔を覗かせてくる。

 

「ねえ管理人、一応聞くけど、さっきまでに炭酸ジュースとか飲んでないよね?ゲップしたらヘルメットの中で溺れることになるよ。この前のアケクリみたいに。」

 

「もう!そのことは言わないでくださいよぉ!しかも管理人の前で!」

 

わちゃわちゃと騒ぐ2人に置いていかれる管理人だったが、隣のペリカが補足をしてくれる。

 

「無重力下でゲップをすると、一緒に胃の中身まで吐き出しちゃうんです。今の管理人には関係のない話なので気にしなくていいですよ。」

 

「ふーん?」

 

話をしている間にハンガーのエアロックが閉鎖され、伸縮式のタラップも機体から離れる。

 

赤色灯がピカピカと光り、外に繋がる鉄扉が開き始めた。

 

真っ暗な宇宙が口を開くと、アームに掴まれたシャトルがそこへ吸い込まれていく。

 

管理人が窓の外を見ると、文字通り無の世界が広がっていた。

 

[掴まってください。発進しますよ。]

 

コックピットに座った男性オペレーター、キャッチャーからのアナウンスが聞こえると、ガコンと、僅かな揺れと共にシャトルはアームから離れた。

 

そして姿勢制御用のスラスターを吹かしながら、ゆっくりとシャトルは方向転換を始める。

 

180°の回頭が終わり、管理人の目に帝江号が大きく映り込む。

 

[燃焼、開始します。]

 

アナウンスの直後、ゴッ!と、メインエンジンが点火され、シャトルは大きな炎の尾を引き始めた。

 

元々帝江号はタロⅡの軌道上を凄まじいスピードで動いている。

 

そこから逆噴進を行えば、当然ブレーキがかかる。

 

車で急ブレーキをかければ、身体が前へ引っ張られるように、管理人の場合は後ろ向きに強い力がかかった。

 

強力なGがつむじから足の指先まで全てを押さえ付け、視界の端を暗くさせていく。

 

「ぬぐぅ……!」

 

シャトルは減速し、タロⅡの重力に引っ張られて落ち始める。

 

逆噴射を終え、再度の反転を済ませる頃には帝江号の後方斜め下に占位していた。

 

しかし低い軌道へ移る度に速度が上がり、逆に帝江号を追い抜かしていく。

 

そして今度は大気圏に突入し、圧縮熱によってシャトルの底面が赤くなり始めた。

 

窓にシャッターが閉まり、暗くなった機内はガタガタと激しい揺れが続く。

 

「管理人……大丈夫、ですか……?」

 

「だ、だいじょぶ……!」

 

「もう少しだけ、我慢してください……!」

 

ペリカの手が管理人のそれをぎゅっと握り込む。

 

管理人は少しだけ恐怖が和らいだ気がした。

 

それからも尻の浮くような感覚が続いたが、数分ほどでそれは止まり、揺れも無くなる。

 

再びシャッターが開くと、ペリカはあるものに気付いた。

 

「管理人。」

 

「ん……なに?」

 

「窓の外、見てください。綺麗ですよ。」

 

「どれ?あっ……わあぁ……!!」

 

そこには絶景が広がっていた。

 

いつの間にかシャトルはタロⅡの夜の部分に入っていたようで、眼下には黒い大陸と海がどこまでも広がっていた。

 

本来なら見分けがつかないが、今は分かりやすい印があった。

 

海岸に沿ってキラキラと光る幾千万もの光。

 

人類の生活する町や村、海上の漁船から発せられている電気の光だ。

 

宝石のような輝きを放つそれを前に、管理人は興奮気味に窓へ張り付く。

 

そんな彼を見てペリカ達も微笑んだ。

 

「管理人、気に入ってくれたみたいですね。」

 

「良かった良かった。まあ、自分の功績って分かってないんだろうけど。」

 

「いつかはきっと思い出してくれます。私はそう信じていますよ。」

 

ペリカの発言を受けて、フローライトはニタリと笑う。

 

「流石はガチ勢だねぇ……ママは言うことが違うわ。」

 

「だからママじゃありません。」

 

「それなら、幼馴染のお姉ちゃんってトコ?」

 

「違います。」

 

「ふーん……じゃあ枠が空いてるなら私が……。」

 

「ダメです。空きはありません。」

 

「ちぇー、つまんないの。」

 

「はいっ!それなら私が近所のお姉さん役を……!」

 

「アケクリ、あいにくと採用予定は未来永劫無いわよ。」

 

「えー、ヒドいですよー!それって独占じゃないですかー!」

 

「ええ、管理人は最重要人物です。よって次席権限を持つ私が直に管理することは道理です。」

 

ぶーぶーと不満を漏らすオペレーター達をペリカは余裕の表情でいなす。

 

だが不意に視線を逸らした時、彼女は視界の端に何かをとらえた。

 

管理人の頭越しに見えた窓の外を、赤い物体が横切っていったのだ。

 

「ん?今のは……。」

 

「ねえ、ペリカお姉ちゃん。あれなあに?流れ星?」

 

管理人はペリカの方を振り向き、外を指さした。

 

ペリカは彼が指し示した方向を見つめる。

 

目に入って来たのは中央に赤い球体を携えた菱形の細長い物体。

 

それが前方へ飛び去っていく。

 

ピシリと、ペリカは途端に固まった。

 

「ペリカ監察官?どうかしましたか?」

 

アケクリがそう聞くと、ペリカは一転して緊迫した表情で口を開く。

 

「……全員、警戒態勢に入ってください。敵です。」

 

「えっ、どこに……?」

 

直後、アケクリの疑問はコックピットのキャッチャーからの通信で掻き消された。

 

[監察官!大変です!『アンカー』が大量に飛来しています!方角的に向かった先は……!]

 

「言わなくても分かるわ。私たちの目的地でしょう?」

 

[は、はい!]

 

「監察官権限でコードレッドを発動するわ。帝江号に後方支援隊と降下猟兵を待機させて。それと管理人保護の為に本機を最寄りの友好勢力圏へ……。」

 

淡々と命令を下していくペリカだったが、今度はシャトルを強い衝撃が襲った。

 

チカチカと照明が落ちかける中、金属の軋む音と共に機体が激しく揺れ、たちまちバランスを崩してしまう。

 

窓の外には骨組みが剥き出しになり、燃料ラインから引火した翼が見えた。

 

また翼に突き刺さったいくつもの破片、先程見た菱形の物体の一部も。

 

[っ……ひ、被弾しました!高度を維持できません!緊急着陸します!]

 

「管理人!」

 

「うわっ!?」

 

管理人はペリカによって頭を下げさせられた。

 

何も見えない状態のまま、ただ激しい揺れだけが続く。

 

そしてそれは急に止まった。

 

殴りつけるような一際強い衝撃と、意識の暗転と共に。

 





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