模造品の2P青ケルシー概念 作:匿名のカタリナ飛行艇
これであってるんだろうか?
謎の仮面集団は倒した。
別に私が腕力で倒した訳ではない。
誰も
アークナイツのゲームはやったことないが、二次創作は人並みに嗜んでいた。
ケルシー?なる人物がバトルに出てきたのも何となく覚えてる。
ケルシーは、白髪に緑がテーマカラーの猫耳の医者だった……筈だ。
ケルシー構文なるものが存在してるらしく、今の私の外向けの口使いもおそらくそれに準拠したものであろう。
私の前世の記憶が正しければ、ケルシーは確かどデカい何かを召喚して戦う系のキャラだった。
『やっちゃえバーサーカー』みたいな感じだった、多分。
なぜかカラーが緑ではなく青色なのが不安だが私とてケルシー()の筈。
何んか出せるはずだ。やってみせろよケルシー
で出たのが、先ほどの仮面集団を消し炭にしたコイツだ。
地面から少し浮いてクルクルと回転している、一辺およそ50cm程度の正八面体。
表面は青く透き通っていて、真ん中に赤いコアみたいなのが見えてる。
さっきは胴体が幾何学的に変形して、そのコアからレーザービームをぶっ放していた。
こいつエヴァのラミエルじゃないか。
え、ケルシーってこんなの召喚してたっけ?
もっと人の形してる化け物みたいなの出してた気がするんだけど?
いや、でも他の人の作品ではケルシーが黒緑の八面体と話してる回があった筈…
果たしてどっちが正しいのか
……
……
まぁ、出せちゃったもんは仕方ないか。
普通に強いしもうこれでいいか。
さて、私は目の前で仮面集団の死体を物色している、今しがた助けたヘイロー無しゲヘナ人を目を向ける。
「結局、君の事はなんて呼べばいいのだろうか?」
「アンタの好きにすればァ?」
「では以降もだぶちと呼ぶことにしよう」
「……やっぱり、その名前はなんか癪に障るわ」
やっぱり名前が違うらしい。
でも本人に名前を聞いても、さっきの言葉の一点張り。
さて、友人はこのキャラをなんて呼んでいただろうか?
やはり『だぶち』としか呼んでなかった気がする。
稀に『だぶち』の略称だろうか?『W』と略して呼んでいた。
いや、それ逆に発音数が増えてないか?私の記憶違いだろうか…
「では、
「不思議とバカにされてる気分になるわ」
「他の候補としては、
「アンタひょっとして、私に喧嘩売ってるわけ?」
瞳孔をカッ開いて威嚇してくる。
どういう原理だか、触覚(?)もピンッと上に立っていた。
…威嚇するカマキリかな?
幼さも相まって、若干微笑ましい。
「うわキモ。なんで微笑んでんのよ。もしかしてアンタ、小児性愛者な訳?」
「心外だ。人の好みや趣向はそれぞれであり、時として社会的に許容し難いものであることが稀に存在している事は確かだが、どのような判断基準であれ君のその考察は事実に則したものではない。私の社会的な体裁を憂慮すると共に、即時の撤回或いは訂正を求める」
断じて!!私は断じてロリコンではない!!
仮にロリコンだとしても、イエスロリータノータッチを徹底している紳士……
いや転生してTSしたから淑女である!!
「っ…ッ!……」
何か反論しようとしているらしいが、うまく言葉が出てこないらしい。
ムキになって難しい言い回しでも考えているのだろうか?
かわいいなおい。
だが忘れないでほしい、私はロリコンなどではなく——
**********
荒野の中で、私はキャンプをしていた。
粗末なテントの側に焚き火を起こし、その上にベコベコの鍋をかけている。
ちょうど良さそうな岩をその辺から転がしてきて、ものを食べるための椅子とした。
私は、前世でも見たカロリーバーのような保存食をパッケージから剥き出して口に———
頬張る同行人を見ていた。
「?何、見せ物じゃないんだけど?」
「なぜ君はここに居るのかね?」
焚き火の向かい側にもう一つの岩を持ってきて、当然のように座って飯を食っている。
昼間、ちょうど通りかかったついでに助けた、原作キャラと思しき人物だ。
名前は………仮称だぶちさん
よく分からんが、多分ツンデレキャラだろう。
きっと「ど、ドクターの為にやった訳じゃないんだからね!勘違いしないでよ!」とか作中で言ってるキャラだろう。知らんけど。
すでにその片鱗はある。
「私は君の行動に干渉するつもりもなければ、制限するつもりもない。先程君に手を貸したのは、あくまで社会的模範に則った行動であって、対価を求める為に行なった行動ではないという私の考えは、先程君とも共有した事柄のはずだが?」
「私は借りを作りたくないの」
「それについては先程、君の追い剥ぎした物の中から食料や寝具を譲ってもらうことで、互いに合意している。君がこれ以上何かに恩義を感じる必要はない」
「えっと………食料が無いのよ」
「何?」
「だ・か・ら!アンタに譲ったので、全部だったの」
ほーん…
最低じゃんソイツ。
じゃあこれ、側から見れば私は子供から食料を巻き上げたクソ野郎に見えるってことォ?
やってることまんまカイザーグループやんけ。
待てよ…
このままでは、ケルシー先生に風評被害がいくのでは?
私ケルシーに激似だし。
それで原作崩壊とか、笑えねぇ…
「……では、先程譲られた食料の中から君に」
「それじゃぁアンタに借りを作ったままになるじゃない。そんなのゴメンだわ」
こいつ面倒くせぇな
いや食料巻き上げた私が悪いんだけどね?
「だから、これからアンタに付いてってメシをせびる事にしたの」
「理解できぬ。それは借りを作り続ける事になるのでは?」
「アンタ、本ン当にいちいち細かいわねぇ…そんなんじゃ早々に禿げるんじゃないの?」
「はぁ………重ねて言うが、君の行動を制限する気はない」
「言質とったからね?」
まぁ原作キャラだし、友好を結んで悪い事にはならないだろう。
これで原作崩壊とかしたら目も当てられないが、そんなこと無いと祈るしかない。
というかこの程度で崩壊するチャートなら、そもそも私が存在する時点で狂ってるだろそのチャート。原作は愚か何にも干渉せずにいろ、など『ふむ……… わしにしね と いうんじゃな?』って言ってるようなもんだ。
やった事ないゲームの世界だし、全体的に鬱展開らしいが……
せっかくの転生なのだ、即死ではつまらないだろう。
目の前で、鍋で煮ていたジャガイモをもきゅもきゅと頬張るだぶち(仮称)を眺めながら、私は明日から何して生きていこうかと天を仰いだ。
そういえば、友人曰くこの世界の空は偽りの夜空で、宇宙には“クリステン”なる人物がいるらしい。いや誰。
とてもではないがこの世紀末ファンタジー世界に宇宙船があるとは思えないので、クリスティンなる人物はひょっとすると月の女神様なのかもしれない。
う~ん、コロンビーナの姉妹かな?
そう考えれば辻褄が合う。
アークナイツの世界には神様もいるらしいので、月神がいても何ら不思議では無い。
確か前に『これが豊農の神様だよ』と言いながら、駅のホーム床と思われるオレンジ色と青色のタイルの写真を見せてきた事があった。
付喪神信仰…何を暗示してるんだ?
「
「アンタ、ボケッとしてたらイモ無くなるわよ?」
「……あなや(悲)」
主人公が兼業していたもののリスト。
先生、指揮官、提督、司令、マスター、トレーナー、タイムキーパー、時計頭、独立傭兵、三本線、相棒、戦友、親友、社長、旅人、パエトーン、車掌、大統領etc…
→new. ケルシーの模造品
この小説の読むあなたは…
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口の中でカップ麺を作れる。
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生徒の足を舐めるハゲ。
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その両方。
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…素敵です!ご友人!スロースロークイック
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大声で言えないが実はプリースティス。